映画についてのひとりごと 12

さきほど、映画が2001年を境に劣化していると書きましたが
当然、私のひとりよがりの仮説ではあるのです。
もちろん興行収入などは伸びていますし、映像技術の進化は素晴らしいものがあります。
またある程度いい映画もあるのは確かで、衰退しているとまでは言えないかもしれません。

 

しかし、題材や背景が似ている、
アカデミー賞作品賞を受賞した『それでも夜は明ける』と受賞していない『ショーシャンクの空に
あるいは、『戦場のピアニスト』と『ライフ イズ ビューティフル』を対比してみると
私はどうしても劣化していると思ってしまうのです。


2001年以降は、どちらかというと『リトル ミス サンシャイン』のような小品にいいものがあるような気がします。