映画についてのひとりごと 23

owlさん、こんばんは。

それは興味ありますね。
われわれ日本人が、西洋の文化と向かい合うときに最も欠けているのは、聖書への理解だと思います。映画も聖書を読んでないと理解が深まらないことがあります。
ショーシャンクの空に』でも、所長は聖書好きな人物で、アンディに聖書のどのフレーズが好きか聞く場面があります。
所長の好きなフレーズとアンディの好きなフレーズ。
ここにもとても風刺あるいはユーモアがきいていて、物語の核ともなります。

映画『パッション』が上映されたときに、若い女性が『世界中で気絶する人が出たということで恐怖映画と思って彼と観に行ったけど全くわからなかった。最後、あれ、生き返ったのかな?と』と言ってて、ずっこけそうになりました。
キリスト教徒でなくても、聖書は必ず読むべきですね(笑)

遠藤周作は、晩年、キリスト教からヒンドゥー教に改宗したんでしたっけ?

 

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確かにシェイクスピアも読むべきですね。
シェイクスピア作品も映画化されていますし
シェイクスピアその人をテーマにした映画も何本かありますね。

もうひとりのシェイクスピア』はとても面白かったです。
シェイクスピアは自筆の原稿が1枚も見つかってないそうですね。
そこでいろいろな説が生まれています。
この映画の監督はとても意外です。

 

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ピーター ジャクソン監督の『キング コング』、よかったですね。
確かに泣けます。

黒澤明監督は世界中の監督から尊敬されていますね。
スピルバーグもルーカスも、相当影響を受けていて、手法をそのまま真似したりしてます。
七人の侍』は名作中の名作ですが
最近、『影武者』をブルーレイで買って久しぶりに観ましたが
これは失敗作ですね。
勝新太郎がそのまま主役をつとめていれば、どんなに傑作になっただろうと思わずにはいられません。

 

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買っておいた『やさしい本泥棒』を観ました。
2014年アカデミー賞作曲賞ノミネート作品らしいです。
題材はとてもいいのですが、なぜか胸を打ちません。
この作品には、相当期待していたのですが。

 

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こんばんは。

遠藤周作はユーモア溢れる随筆と対照的に、本当に悩み苦しんだ精神の人でしたね。
日本人はどうしても宗教についてはおろそか、あるいはいい加減なので
映画の理解が深まらないところもありますね。
さっき観た『やさしい本泥棒』でも、白人の青年が
『今日は生まれて初めてクリスマスをした』と言う場面があります。
日本人にはピンときませんが、確かにユダヤ教徒ユダヤ人であれば
クリスマスを祝うことはないでしょう。
日本人はキリスト教関係なく全員でクリスマスを祝っていますが。

 

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日本人は本当に宗教については猥雑ですよね。
まあ、私もお経も祝詞も聖書もシャンカラも大好きで猥雑極まりないですが。
ちょっとキリスト教徒の厳格さに憧れます。

ダヴィンチ・コード』が上映されていた頃、道でモルモン教の外国人2人に『聖書読んだことありますか?』と話しかけられました。(モルモン教の伝道師は必ずやせて背の高い白人2人なのですぐわかります)
『聖書読みましたが、十字架の下にいたのは母親のマリアとマグダラのマリアだけだったんで不思議に思ってたんですが、ダヴィンチ・コード観たら、マグダラのマリアがキリストの奥さんだったんですね。それで納得できました。』と冗談を言ったら、『あれは映画でフィクションですから』と必死に否定してました。
映画としては面白かったと言ってましたが(笑)

『アンナ・ハーレント』という映画は知りませんでした。ご紹介ありがとうございます。