映画についてのひとりごと 29

昨日は『ココ・アヴァン・シャネル』を観ました。
『アヴァン』にこだわって、成功への道筋が不十分ですが
私は楽しめました。シャネルの人生自体全く知らなかったので。
しかし、あまり評価は高くない作品です。
『ココ・シャネル』と『シャネル&ストラヴィンスキー』の2作と
対比したかったのですが、『ココ・シャネル』は売り切れです。
残念です。

 

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大河ドラマ『花燃ゆ』やっと面白くなってきました。
一時期、初めて大河ドラマを見ないことになりそうだったんですが。
視聴率の悪かった『平清盛』も『八重の桜』もいつも楽しみに見てたんですが。
今回はキャラ設定があまりにも歴史と違いすぎて
リタイアする寸前でした。
このあたり思い入れが多いので。

 

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 『ココ・シャネル』は売り切れで観てないんですよ。
ココ・アヴァン・シャネル』でなく、そちらを観たいものです。
『ココ』って、歌っていた歌の題名なのですね。

私はブランドは全くわかりませんが
シャネルが革新をもたらせたことは映画で本当によくわかりました。

 

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天皇の料理番』いいですよね。
涙出まくりです。
あのお兄さん、迫真のい演技で圧倒されますね。
このドラマ、どの人も演技凄いですよ。
『威風堂々』聴くたびにこのドラマ思い出します。

 

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そうです。
この俳優さん、凄いですね。
本当に死ぬんじゃないかと心配して問い合わせがあったみたいですから(笑)
この演技、鬼気迫るものがありますよね。

 

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文藝春秋を買って
又吉直樹芥川賞受賞作『火花』読みました。
いい小説ですね。感動しました。
この人は、いつかテレビ『仕事の流儀』でローソンかどこかのコンビニで働くところを
放送されていましたが、そのときから才能ある人だなあと思っていました。
この筆力、大したものです。

 

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わかります。
私も、日常生活で予測して楽しむことはよくあります。
クルマを運転してるときに、どの車線が一番早いか、とか
スーパーでどのレジが一番早いか、とか。
どれも大したことない時間差なのですが
当たったときは嬉しいですね。
車線の場合は、白の軽、赤の軽、軽トラ、どれが早い?とか
車線ごとの車種を分析して早い遅いを予測したりします。
推理は楽しいものです。
一番楽しいのは財布に直結する株の推理でしょうか。

 

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私は、大河ドラマであえてへそまがりに言えば
視聴率最悪だった『平清盛』でしょうか。
和歌を中心にしたところは唸りました。

 

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羊たちの沈黙』、映画として本当に面白さが堪能できる作品でしたね。
続編はジョディ・フォスターでないので質的には下がってしまいました。
ジョディ・フォスターに対するレクターの好意など見どころ満載です。

『シャイニング』はぜひテレビドラマ版『シャイニング』を観てください。
こちらのほうはスティーブン・キングお墨付きです。
見終わったときに『キューブリック、やっちまったな』という言葉が口から出るはずです。
スティーブン・キングが激怒したのもよくわかります。
しかし、さすが天才キューブリック、原作の意図を遥かに超えて(笑)
名作中の名作にしてしまいましたね。

 

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あれ、実話です。
この映画は結構事実に基いています。
将棋をしていたのも、戦艦大和が大和ホテルと呼ばれていたほど料理がうまかったのも事実です。

事実と違うのは、天皇陛下から賜った時計を妻にあげるシーンがありますが
事実は愛人に贈っています(笑)

 

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注目していただきたいのは戦艦大和の位置です。

それではあとでコメントします。

 

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ブイキューブ、頑張ってほしいですね。
プラズマ、デ・ウエスタン、DI、EAJ、ウィルソンと
すべて買値の2倍以上は行きましたが
ブイキューブだけが1.5倍程度と2倍を切っています。
なんとか頑張ってほしいところです。

 

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再起さん、チャパチャパさん
山本五十六、観ていただいてありがとうございました。
ほぼどちらの方も解答に行き着かれてますが
私も補足含め書き込みます。
長くなりますから、分けるかもしれません。

まず、私も、ミッドウェーで空母が次々に撃沈されたとき
山本五十六は将棋していることに少し驚きました。
よほどの大人物なんだろうと思っていました。

さて、空母が襲われているときの映像には
戦艦ヤマトの姿はありません。
空母が4隻、先頭を切って進んでいます。
実は旗艦の戦艦大和はこのときはるか後方500kmのところにありました。

古今東西、負け戦の共通点は兵力の分散にあります。
兵力の集中こそが勝つために最も大事なキモなのです。
特に総合的な兵力に劣る日本には兵力の分散は許されないことでした。
しかも、戦艦の護衛もなく空母だけが先頭を進むなどというのは
丸裸で戦うようなものです。
空母の前後左右は戦艦によって守られていなければいけません。

特に戦艦大和は、その当時の最新鋭の機器を搭載し情報収集能力も抜群でした。
東郷平八郎であれば、戦艦大和に乗って先頭を切っていったでしょう。
その優秀なレーダーで敵機や敵空母は容易に発見できたはずです。
事実、このときも後方500kmにいながら敵の存在を感知しています。
しかし、空母にその情報を伝えませんでした。
司令長官がそこにいることが敵にばれることを恐れたのです。

なぜ兵力を分散させてしまったのか?
これを調べていくと、恐るべき結論に辿り着きました。
次に、負けた根本原因について書きます。

 

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戦争や株などに限らず、すべてにおいて
最も大事なのは『意志』です。
まず初めに『意志』がなければ何も成し遂げられないでしょう。

連合艦隊司令長官山本五十六には、驚くことに『勝つ意志』がなかったのです。
山本五十六はもともと日米戦争反対論者でした。
教養がありアメリカにも留学していた経歴からも日米の差がよく分かった人でした。
ですから戦争になったときには早期講和を目指します。
つまり最初から『負けること』を前提として作戦を立てます。
巨大なアメリカと戦って成果を挙げるのであれば
全兵力を集中してぶつかるしかありません。
しかし、山本五十六にはそのような気概は全くありませんでした。
将棋をするような感覚でしています。
真珠湾攻撃のときも瀬戸内海という全く安全なところで指揮しています。
ミッドウェーのときも絶対に敵に攻撃されない安全地帯に浮かんで将棋しています。
目の前で敵が砲弾をどんどん撃ってくる状況の中で自ら甲板に立って指揮した東郷平八郎とはその精神が全く違います。
山本五十六の優柔不断さのために真珠湾攻撃も戦略的には大失敗に終わりました。

戦争末期、あれほどの戦艦でありながら、戦艦大和は一度も活躍せずに沈んでしまいます。
もし、ミッドウェーで兵力を集中して、戦艦大和を先頭に大艦隊で臨んでいれば
戦局は全く違ったものになったでしょう。

常に逃げることを考えて行動するものは決して勝つことはないのです。
山本五十六を司令長官にしたことが最大の間違いだった、
私の『意志論』からすれば、そういう結論になります。

 

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私は、この映画がきっかけで少し山本五十六を調べてみましたが
とんでもない男ですね。
ミッドウェー海戦の前に、愛人あての手紙で
『今度の戦いは面白いことにはならないだろう。帰ったらすべてを捨てていっしょになろう。』などと書いています。

 

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私は映画は1990年代にピークを迎えたと考えています。
フォレストガンプ
ライフ・イズ・ビューティフル』いいですね。
私の大好きな映画です。

 

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映画は山本五十六が主人公ですから
先見性に優れた人物として描いています。
しかし、しょせんは才人ですね。
いつも及び腰でいます。

これで、漠然とした疑問だった、なぜ戦艦大和は一度も活躍せずに沈んだのか?という疑問も
図らずも答えが出ました。
すっきりしました。

 

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さっきの山本五十六の話にも出ましたが
私は大きく成功するには集中投資しかないと思っています。
いまは、分散投資や利確至上主義ばかりがはびこっていますが
一度、全財産集中投資を経験すると、痺れます(笑)
新しい地平線が開けてきます。
銘柄選びが真剣勝負になってきます。
将棋指しが将棋の一手に命を懸けるようなものです。

 

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そうなんですよね。
分散投資というと聞こえはいいのですが
実際は自らの確信のない駒を30も40も並べているだけのことが多いのです。
30銘柄も持てば、そのうちの1銘柄がたまたま2倍になっても
全体からすればたった3%の上げにしかすぎません。
自らの確信のない銘柄を30集めるのが分散投資であれば
そのどれもが弱い駒ですから、地合いが悪いときは全面安となり
何のリスク回避にもならないのが現実です。
分散に慣れると、一つの銘柄にかける情熱も分散します。
分散は負けの最大の原因と思っています。

 

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