映画についてのひとりごと 52

私は、大河ドラマはほぼ1回も欠かさず見ています。
今年の『花燃ゆ』も1回も欠かしていません。
最近の大河ドラマでは、低視聴率の『平清盛』が好きでした。
このドラマは実は非常にレベルの高いドラマでしたが
残念ながら歴代最低視聴率に終わりましたね。

坂の上の雲』は、もうこれほどのドラマは作れないだろうというほど
レベルの高いドラマでした。
私は3部の中で特に第1部が好きです。
すべてが少年のような希望に溢れていた時代、明治を楽天家の時代と捉えた視点は
やはり凄いものがありました。
坂の上の雲』は大河ドラマではありませんが、
今後大河ドラマでこれ以上の内容を作れるとは思えません。

ビートたけしの学問ノススメ』は昔のドラマですが、最近DVDBOXを買って見ました。
たけしのお笑いの原点がわかりますし、こういう役をするとはまりますね。
7つのうち1つは誰も知らない、誰もエントリーしない作品がいいかなと思いました(笑)

 

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私も河井継之助司馬遼太郎で初めて知りました。
当時最新鋭の機関銃を小藩ながら購入しました。
その威力を過大評価し過ぎた感じはありましたが
この人も胆のすわった人でしたね。

司馬遼太郎の影響は非常に強く、並みの歴史学者の比ではありません。
いまはもう、乃木希典無能論が通説のようになっていますね。
私も、乃木希典に関しては、武人としては無能ではなかったかと思います。
何の戦略もなしに部下の兵士にただただ突撃させて
おびただしい数の戦死者を出したのですから
どう考えても戦略家としては無能ですね。

しかし、ネットにこういう記述がありました。
『真夏の炎天下、この師団の工兵隊が橋を架ける訓練をしていた日のことです。
気づくと乃木が一人で対岸の河原に立ち、こちらを見つめています。
やがて正午になり、兵士達が弁当を食べると、乃木も握り飯を頬張り、兵士が河原に寝転んで休息をとれば、乃木もそうしました。
作業再開後、乃木は再び午前と同じ河原に立ち、夕方作業が終わるまでその場を立ち去りませんでした。
最初は監視されていると思って緊張していた兵士達も、乃木が自分達とあえて困苦をともにしようとしているのだと気づき、感激しない者はなかったといいます。』

また、次のようなエピソードもあります。
『乃木大将が「日露戦争の英雄」として、長野師範学校で講演を求められた時のことです。
乃木大将は演壇には登らず、その場に立ったまま、「私は諸君の兄弟を多く殺した乃木であります」と、ひとこと言ってから絶句し、止めどもなく流れる涙を、延々と流しました。
これを見た生徒と教師らも、ともに涙を流し、慟哭したといいます。』

これを見ると、乃木希典は無能ではあったけれど、人間としては尊敬できますね。

 

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こちらは雪は全く降ってないです。
スタッドレスタイヤに履き替えたので、雪を期待していたのですが。

生姜は身体には最高ですね。
漢方薬の多くに生姜が使われていると言われるくらい
効能が顕著なようです。
体温を上げると病気は治るらしいですから。

豚肉と生姜は合いますね。
豚の生姜焼きの変わった作り方があって、私は最近はそれをしてます。
豚肉に小麦粉をまぶして、油をひかないフライパンで両面焼きます。
めんつゆにすりおろした生姜を入れたものを
その上からじゅっとかけます。
つゆが蒸発して、豚肉にまんべんなくしみこんだら出来上がりです。

このやり方だと、サラダ油を使わずに済むので健康的です。

 

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スター・ウォーズ』は番号の付け方がややこしくていけませんね。
古い方が、エピソード4・5・6だと思います。
新しいほうがエピソード1・2・3なので
私の好きなのは4・5・6です。
特に5の帝国の逆襲が好きです。

私は、7は観に行く予定はないので
もし観られましたら感想を聞かせてくださいね。

 

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coohさん

そうでしたか。
単純に自分のベスト7を言っていく企画だと思ってましたが
その後があるのですね。

それでは、私は、『坂の上の雲』に5点、『王様のレストラン』に5点、『すいか』に5点の合計15点としてください。
やはり、この3作品は群を抜いてますので。

 

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最近、音楽家の映画を観るのがマイブームです。
今日は『クララ・シューマン 愛の協奏曲』を観ました。
ブラームスの若いころをチャラい男に描いてます。
ブラームスのヴァイオリン協奏曲や交響曲第4番、ピアノ協奏曲第2番が大好きなファンとしては
なかなか受け入れがたい設定です。
あのいぶし銀のような曲を生み出したブラームスのイメージからは程遠いものです。
シューマン夫人と恋愛関係になるのですが
これはただの噂レベルで、歴史上そのような証拠はありません。
しかし、クララ・シューマンブラームスの間で、非常に強い精神的なつながりはあったような気はします。
ブラームスクララ・シューマンを、クララ・シューマンブラームス
尊敬し合ってたのはたぶん事実でしょう。

クララ・シューマンが、夫の代わりに、オーケストラの練習に、自分が指揮をするところは
かっこよかったです。

映画として成功しているかどうかは微妙ですが、私は結構楽しめました。

 

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例えばショパンなんかは、ポーランドからパリに出てきて、パリのサロンの流行歌の作曲家であったわけですから、やはりチャラい設定にしても違和感はないのですが
ブラームスは、ベートーヴェン交響曲を尊敬して、その後継となるべく長い歳月の末やっと交響曲第1番を作ったのですから、チャラさとは無縁な感じはしてましたし
ブラームスのどの曲も渋いものですから、どうもこの映画のイメージとはかけ離れてはいました。
クララ・シューマンは自ら作曲もしている才女ですから、ブラームスに大きな影響を与えたのは確かでしょう。

楽家の生涯はほとんど知ることがないので、映画で知ることができるのは面白いですね。
今日、時間があれば『ショパン 愛と哀しみの旋律』と『不滅の恋 ベートーヴェン』を観たいと思います。あとは、もともと持っているディスクですが『敬愛なるベートーヴェン』を久しぶりに観たいものです。
第九の初演シーンがあるので、もう一度確かめたいからです。

ドラマのエントリーの『ビートたけしの学問ノススメ』は奇をてらいすぎました(笑)
大河ドラマの1つか、今年放送の『天皇の料理番』にすべきでした。
天皇の料理番』は見逃している回が結構あるので、
BOXを買って全部を観たいと思います。
ただ『ビートたけしの学問ノススメ』は、ハチャメチャなギャグコメディなのですが
たけしが持っている哀愁、人間の弱さ哀しさが笑いのなかににじみ出ていて
意外と名作だとは思っています。
優秀な兄弟の中で一人だけ落ちこぼれているという設定もたけし本人とだぶります。

『心でしかしっかり見えないっていうことさ。ほんとに大切なことは、目には見えないんだよ』という言葉は本当に素晴らしいですね。
ありがとうございます。
心で見るようにしないと、と思いますね。

 

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私もアイスクリーム大好きです。
『華もち』はずっと品切れになっていた商品ですね。
食べたことあります。おいしいですよね。

お正月は、お酒の後にハーゲンダッツは欠かせないですね。
昼間からお酒飲むのは正月だけですし
昼のお酒はまわりますから、アイスはいっぱい買っておきたいですね。

 

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ブラームスのヴァイオリン協奏曲は本当に好きな曲です。
ベートーヴェンブラームスメンデルスゾーンが3大ヴァイオリン協奏曲とされていますね。
私は、メンデルスゾーンの代わりにチャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲が入って
ベスト3です。

昨日観る予定だった『ショパン 愛と哀しみの旋律』と『不滅の恋 ベートーヴェン』は
昼来客があったのと夜は『下町ロケット』を見てしまったので、観ることができませんでした。
今週末にでも観たいと思います。

 

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入試に親戚の人が付いて行って、昼は車座になって食べる、というのは
たしか本島ではない離島の人だったかもしれません。

私のところでは麺は讃岐うどんが人気あります。
ほとんどが讃岐風うどんですが。
西日本では、いい蕎麦屋がなかなかありません。
やはりうどん文化なのでしょう。
蕎麦のレベルは東日本には大きく負けていますね。

 

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映画では、シューマンは、クララ・シューマンブラームスの関係に嫉妬して
精神的にも不安定になっているような感じで描いていました。
シューマンブラームスの才能を高く評価していただけに
哀しいものがあります。
映画のせいで、ブラームス=いぶし銀、というイメージは崩壊しつつありますが(笑)