映画についてのひとりごと 73

ひぐらしさん
はじめまして。

ダスティン・ホフマンもいい俳優ですね。
私は『レインマン』の演技が一番記憶に残っています。
名作と言われている『クレイマー・クレイマー』はディスクも持っていますが
何度見てもあまりいい作品とは思えず、何故世間で高評価なのか不思議に思っています。
言われているのは『卒業』だと思います。

今日は、録画予約しておいた日本映画『白ゆき姫殺人事件』と『紙の月』を今まとめて観ました。
どちらも非常に面白かったです。
邦画は退屈なものが多く、特にラストがダラダラ続いて間延びするという先入観があるのですが
この2作品はそういうことはありません。
『紙の月』は、転落する女性が主人公であること、聖歌が重要なところで流れること、子供の時の映像が繰り返し出ることなどから『嫌われ松子の一生』を思い出させるものですが
『松子』が明るくコメディタッチでミュージカルの要素があることからは対照的な作品ではあります。
「見上げた月を指でこすったら消えてしまった。ああ、ニセモノなんだと。ニセモノだから、いつかは終わる。ニセモノなんだから、壊したっていい。怖くない。」
そう思った瞬間、自由を感じます。

ちょっと考えさせられるテーマです。

 

 

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ひぐらしさん
おはようございます。

そうです。私は映画の中で『ショーシャンクの空に』が断トツに好きで
もうディスクが擦り切れるくらい観ました。
この映画は他の映画と次元が違うというか、
私にとってはバイブルのような感じです。
今も気に入った場面を取り出しては観ることが多いです。

私は数多くの作品を観るというよりは、何度も繰り返し観ることのできる作品を
見つけては徐々に増やしていくというスタイルです。
何度も繰り返し観るに堪えない作品はいい作品とは思えません。
なかなか、繰り返し見るに耐える作品にはめぐり合えませんが。

 

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フミさん
おはようございます。

ドライブインシアターは一時期流行りましたね。
気兼ねをせずに食べたり飲んだりしながら観ることができるので楽しいですが
今は流行らなくなっているのでしょうか。
夏には合いそうな感じです。

 

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ぽうさん
こんばんは。

そうでしょう。
ショーシャンクの空に』は他の映画とは全く次元が違う映画です。
たぶん、この映画を超える作品はこれからも出てこないでしょう。
最低、5回は観てください。
人生、変わります。
私にとってアンディはマスターなのです。
彼は、絶望の極み、どん底の更に底、八方ふさがりの中で
自らの意識で環境を一変させます。
この映画は、表面だけ観て、面白いとかスカッとしたとかという次元ではないのです。
この映画に流れるスティーブン・キングのメッセージを汲み取るようにしてください。
それを嗅ぎ取ることができれば人生は一変します。

 

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ニュー・シネマ・パラダイス』ですね。
映画が好きな人なら必ずといっていいほど好きな作品ですね。
イタリア映画には、時々ものすごい名作があります。
心情の細やかさを描かせるとイタリア映画は最高です。

 

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最近は、もうアメリカ映画の独壇場で
いい作品を作っていた、イタリア、フランス、日本などはすっかりダメになりましたね。

グラン・ブルー』はシチリアが舞台だったと思いますがイタリア映画でないので
私が好きなイタリア映画ベスト3は
ライフ・イズ・ビューティフル
『イル・ポスティーノ』
ニュー・シネマ・パラダイス』の3作品です。

これからもイタリアにはこういう作品を作ってほしいですね。

 

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琉球ナイトさん
おはようございます。

大変なことでしたね。
お父様のご冥福を心よりお祈りいたします。

自分がもし癌になったら、と思うときがあります。
もちろん、その時にならないと自分がどう判断するかわからないことですが
今の時点では、放置しようかなと思っています。
おっしゃるように放射線治療抗がん剤もとてもつらいもののようですし
放置して何か月生きることができるかわかりませんが
その間をライフワークのためだけに使おうかと思っています。
しかし、実際には、死に直面してみないと自分がどう判断するかはわからないことですが。

精神的にも大変な中、書き込んでいただいてありがとうございます。

 

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kankichiさん
こんにちは。

『死活の書』を話題に出してましたね。
もうずいぶん昔のように思われます。

人間というのは、長い年月、自分が設定した習慣に沿って生きていますから
変わるのは至難の業です。
例えば、教室で、好きな椅子に座っていいと言われてアトランダムに座ったとして
次の時も、『好きなところに座りなさい』と言われても
前回に座った位置に座るのが人間です。
たった一回で習慣ができてしまうのですね。
それを打破するには、意識的に全く新しい習慣を身に着けてしまうのが手っ取り早いです。
想念の習慣など特にそうですね。

リラックスしてやっていきましょう。

 

 

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owlさん
おはようございます。

トランプのスピーチ、日本への言及はなく、中国と韓国を名指しですか。
ヒラリーもトランプも、どちらにしても日本にとって今までで最悪でしょうけど
それであればトランプのほうがましかもしれないですね。

ヒラリーの言動には注目しています。
南シナ海の問題だけでなく、どう中国を見ているか、
要注目ですね。
ヒラリーは、状況によって自分が有利な方にコロコロ考えを変える人です。
TPPにしてもオバマ政権での国務大臣として推進していたのに
大統領選に不利と考えて、TPP反対、見直しに政策を変えています。
人権派が売り物だったのに、中国の反体制人物拘束・チベット問題・南シナ海での横暴などには
全く言及しません。

『サラの鍵』、知りませんでしたが
いい映画のようなので今度観てみたいと思います。

 

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琉球ナイトさん
おはようございます。

そうですか。東京ではポケモンGO盛り上がっていますか。
しかし、アメリカですでにピークアウトを迎えたとのこと、
ちょっと早すぎですね。

暑いところ、出張も大変ですね。

 

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リッチポンタさん
こんにちは。

私も都知事選は小池さんと思っていますが、米大統領選のトランプは暴言王ですから最後までわからないところがあります。ヒラリーはとことん嫌われていますから、トランプの可能性のほうが大きいとは思いますが。
都知事選のいまの楽しみは、安倍首相が増田候補の応援演説をするかどうか、です。
ビデオメッセージではなく(笑)
もし、最後までしないとすれば、面白いですよね。
安倍首相と小池さんは既にコンタクト取ってると思いますが。
小池さんも内田、石原とは戦う姿勢があるにしても、安倍首相とはうまくやっていくような気がします。
そうあってほしいですね。

 

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kfmさん
おはようございます。

『少年時代』、夏、特に8月には必ず観たくなる作品ですね。
私も、ひょっとすると、邦画の中で一番好きな作品かもしれません。
井上陽水のあの歌と、トンネルの闇一面になるあのラストシーンは
何度観ても感動します。
私もまた観たくなりました。

 

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琉球ナイトさん
こんにちは。

気にしないでください。
このスレのタイトルは『映画についてのひとりごと』ですが、
それは映画以外の話題をしてはいけないということでは当然ありません。
掲示板のスレッドの題名など、それほど制限された堅苦しいものではなく
たとえば『ひとりごと』だからといって独り言以外は言ってはいけないわけはありません。
最低限のマナーや良識があれば、扱う話題は自由です。

映画の話題であれば、私は、ある映画についていろいろと語り合うというような
スタイルがいいですね。
自分が観た映画の題名だけを挙げて、『私は映画○○○○○を見ました』だけであれば
それを見ていない場合は『見たことないです。今度見てみます。』としかコメントできません。
その内容について、あるいは評価について語り合うことができません。
語り合うためには、どちらも観ていることが必要となります。
逆に私が『映画○○○○を観ました。』と言っても、観ている人がいない場合は
レスはありません。そういうものです。

前のお題のように、作品を決めて、観た人で語り合うスタイルはいいですね。
作品への理解が深まりますし、他の人の全く異なる視点は面白いものです。

 

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まりさん
おはようございます。

ダスティン・ホフマンの『卒業』、名作ですね。
やはり映画は音楽が命ですね。
名作はやはりいい音楽を使っています。
音楽はそれ自体で完結していますが、映画はやはり音楽がなければ成り立ちません。
そういう意味では、やはりすべての芸術は音楽に嫉妬する、ですね。
『卒業』もやはり『サウンド・オブ・サイレンス』がなければ名作ではなかったでしょうね。

 

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リッチポンタさん
こんにちは。

[一度、映画音楽人気投票をこの欄で開催して戴くのも楽しそうです]
それはいいアイデアですね。
是非、皆さんの好きな映画音楽をお聞きしたいですね。
映画でなく、映画音楽。
映画は大したことなくても使われていた音楽は印象に残ることもあります。
そのような切り口で考えたことがなかったので、私も考えてみます。

若いころの小池さんと直接会って話されたことがあるのですね。
私は、今回の都知事選の有力候補3人とも好きではありませんでしたが
小池さんだけには、退路を断った凄みがありました。
それに比べると後の2人はふにゃふにゃでしたね。
本当に退路を断った人に勝てる人はいません。
どんなに当初の条件が有利そうに見えても結果は見えていましたね。

真田丸』、もう馬鹿馬鹿しいにも程がある感じですね。
主人公の真田幸村は、上杉景勝のときの豊臣秀吉のときも側近のような親しい立場に描かれています。
秀吉などは最側近のような扱いです。
しかし、本当は、真田幸村は人質の立場ですから、上杉景勝にも豊臣秀吉にも
直接会ったことは一度もなかったでしょう。
リッチポンタさんが小池百合子さんと一度会って話した事実が
ドラマでは、親しい恋人として描かれているようなものです。
三谷幸喜の脚本なら、リッチポンタさんが小池さんに都知事選出馬を勧めて
それが理由で出馬した、というような展開になるでしょう。
幸村は景勝にも秀吉にも一度も会ったことがないのですからそれ以上の創作ですね。
ファンタジーですからそれも仕方ないかもしれませんが
それ以上に、人物描写が全く深まらないのはいただけないですね。
繰り返し見るために、大河ドラマは録画することが多いのですが
真田丸』は二度見ることはないと悟りましたので、録画はしなくなりました。
それでも毎週は見ますが。

 

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フミさん
こんにちは。

ドラマですから、当然ほとんどフィクションであることはわかっている人が多いと思います。
ただ、大河ドラマはどうしても史実と反することだけは描かないでほしい人もいるでしょうね。
例えば、本能寺の変千利休切腹などはなぜ起きたのか、謎の部分が多々あり
諸説あります。
ですから通説とは違う解釈も歓迎しますし、その方が斬新で面白いとも言えます。
しかし、例えば、田舎の弱小豪族の次男が人質として大阪に行ってるのに
天下人の秀吉の側近としていつも傍にいて意見を言って秀吉もその意見に従うというような筋になると、あまりにも史実からかけ離れてしまいますね。
真田幸村大坂冬の陣で歴史の表舞台に立ったのであり、それまでは全くの無名でした。
もちろん、秀吉の側近だったことなどありません。
父親の真田昌幸は徳川勢を蹴散らしたこともあってある程度有名でした。
ですから、昌幸は幸村に『大阪に入っても、わしであれば意見を聞いてくれようが、お前が何を言っても誰も聞いてくれないだろう。』と言いました。実績がなかったからです。
その通り、大坂冬の陣で幸村は野戦を主張しましたが誰も聞いてくれませんでした。

ただ、ドラマでは主人公が決められており、今回は幸村ですから、
ずっと歴史の表舞台にいるような脚色をされています。
歴史を少しでも知ってる人は、史実とあまりにも違うのでしらけるでしょうね。

石原慎太郎の発言は最悪でしたね。
『厚化粧』発言で、小池さんは『やった!』と思ったんじゃないかと
池上さんや宮根が質問してましたが、この人たちの質問も失礼ですね。
あの発言で増田候補から票が離れたことは確かですが、それは結果論であり
言われた時点で喜ぶわけはなく、むっと来たと思いますし
それでも大人の対応をしたから、小池さん支持が多くなったと思います。

確かに、それ以上に『ウソつき』呼ばわりはさらに最悪でしたね。
石原慎太郎は都合の悪いことは忘れているのでしょう。

 

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いま、もう一度全部見ようと思い立った『王様のレストラン』見終りました。
さんざん『真田丸』についてきついことを言ってきましたが
王様のレストラン』見ると、三谷幸喜の才能は素晴らしいですね。
どのセリフも完璧です。
王様のレストラン』と『真田丸』を比較すると
あまりの落差に愕然とします。なぜここまで才能が劣化したのでしょうか。

王様のレストラン』は笑うところはとことん笑えますし
毎回強く感動します。
真田丸』は全体のトーンをコメディに振っているものの
大して笑えませんし、感動は全くありません。

王様のレストラン』最終話の
『この店が一流ですって?』を聞いたときの、みんなの嬉しそうな表情、
しかも個性なりに各人各様で、このワンシーンだけでも
三谷幸喜の溢れる才能がわかります。
もう、このレベルのドラマを作ることは不可能なのでしょうか。

 

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