映画についてのひとりごと 97

そうですか。ちょっと残念ですね。
でも、近いうちに見てみます。

買っていた『エディット・ピアフ』を観ました。
素晴らしくいい映画でした。
人間の苦や哀しみが痛いほどわかる映画で、繊細なところはさすがフランスです。
フランス映画やイタリア映画は、人間の哀しみを描かせたら最高ですね。

 

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マグノリアさん
こんばんは。

確かに、ロドリゴ神父は棄教したのではないですね。
表面上は棄教していますが
ひょっとすると、殉教した神父たちより
キリストの愛の真髄に触れたのかもしれません。

>>クリスマス、ハロウィン、イースターも教会での結婚式も、ヴァレンタインも~
すべて現代の日本では商業主義のイベントになっています。
キリスト教に発していながら宗教とは何も関係ないお祭り騒ぎ。
みんなが楽しむお祭りに争い事は起こらない。>>
>>>抽象的な思考ができず即物的
それも悪くはないのでは?と思えます。>>

私もずっと、そう思ってきました。
一神教に縛られた国よりも、自由でいいとずっと思ってきました。
また経済的にもその繁栄が世界を席巻したときもありました。
経済が豊かであればお祭り騒ぎで享楽的に楽しく過ごせるのでいいかもしれません。
今までは世界でも3本の指に入る経済大国でしたからアラも出なかったですが
今後、イギリスくらいの経済規模に落ち着くようになると思います。
その場合、哲学や抽象的な深みのないこの国が、精神的な幸福感を持てる人が多い国になれるだろうか、と最近、考えてしまいます。
まあ、考えすぎでしょうけど。
いまの皇太子と雅子さんが天皇、皇后になられる年あたりから
国全体が下り坂になるような気がしてなりません。
いままでずっと、日本の将来は楽観的に思っていたので、こういう感じは初めてです。
杞憂であればいいと思いますが。

 

 

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eifuさん
おはようございます。

>>それにしても天皇家の行く末は心配ですね>>

そうですね。私の家は代々神道家なので、余計心配です。
今の天皇陛下は、天皇家の歴史上でも最も素晴らしい方ではないかと思っています。
本当に真摯にまさに命を懸けて日本の平和や発展のために祭祀をされていますね。

そのような覚悟が、皇太子や雅子さんにあるのか、どうか、ですね。

日本の将来に関しては、生まれて初めて、暗い見通しをするようになりました。

 

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owlさん
おはようございます。

エディット・ピアフは、『愛の讃歌』を歌った人という以外知らない人でしたが
フランスで最も愛され続けている歌手のようですね。
大道芸人の父が路上パフォーマンスをしているときに、
『何か芸をやれ』と言われてフランス国歌を歌うところや
テレーズによって目が見えるようになる場面など
印象的なシーンが数多くある作品ですね。
『Non, je ne regrette rien』を作曲者が持って来た時の彼女の反応は
この曲に心から共感したことがよくわかるシーンでした。

愛人の飛行機事故や彼女を見出した雇用主が殺されるなど
数々のエピソードがあまりにも映画っぽかったので調べてみたのですが
すべて事実で実話のようですね。

 

 

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鷹山さん
こんばんは。

西日本の人間にとっては、東京が大きすぎて
東京より向こう側の地域のイメージが湧いてこないことが多いでしょう。
ただ、私は、水戸は尊敬しています。
水戸は徳川御三家でありながら、尊王攘夷の発祥、維新の源ですから。
水戸光圀はやはり偉大でしたね。
生類憐みの令の徳川綱吉に犬の毛皮を贈ったくらいですから
反骨精神は凄いものがあります。

年々、東京のベッドタウンのイメージが大きくなっていますが
独自の歴史や文化のアピールが必要かもしれませんね。
そこが足らない気がしてもったいないことです。

 

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マグノリアさん
こんばんは。

台風の予想進路のど真ん中に私が住むところがあったのですが
逸れてくれたのでこちらは大丈夫でした。
しかし、逸れて進路になったところに被害があったようですので
喜ぶことはできません。

『怖い絵展』というのは面白い企画ですね。
ホームページの絵を少し見ましたが
人間の歴史はやはりこのような哀しみに満ちているという印象で
怖いというより哀しいという感じです。

チャールズ一世の絵から武田勝頼の絵を思い起こすというのは
感性が豊かですね。
私は戦国大名では武田勝頼大内義隆に興味がありますが
その興味はなぜ滅びを引き寄せてしまったのか、です。

童話といっしょで、絵もその背景を知ると
怖くなるものもあるのですね。

 

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ベルグごーるどハンニバルさん
おはようございます。

『攘夷』というのは、今から見ると狂気にしか見えないのですが
日本にあのパワーがあったから、清のように外国の侮りを受けないで済んだところはあります。
見えていた人は、攘夷のエネルギーを討幕へとうまく持っていきましたね。
最初から討幕では、完全に潰されていますから。

攘夷思想はペリー来航から沸き起こったのですが
その遥か前に、水戸の尊王思想があったので維新の大義となったのですから
徳川御三家でありながら尊王を掲げた水戸藩は凄かったと思います。
その源流は水戸光圀でしょうけど。

 

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coohさん
こんにちは。

おっしゃる通りですね。
トランプ大統領の国連演説には、非常に感激しました。
アメリカは自己中心的なところや傲慢なところは多々あるのですが
やはりアメリカが世界の主導権を握っていてくれなければいけませんね。

私はオバマの外交が最悪であった、世界に災厄をもたらせた、と思っていますので
今回の演説で、余計、オバマからトランプになってよかったと思いました。

今まで日本は人が良すぎたので
韓国からは慰安婦問題ばかりあることないこと言われ
北朝鮮からは拉致やミサイルなど好き放題され
中国からは領海を脅かされ、本当にやられっぱなしでした。

ここにきて、やっと北朝鮮拉致問題も国連演説で取り上げられましたし
韓国のライダイハン問題もやっと国際的に取り上げる気運になってきました。

うれしい限りです。

 

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coohさん
こんにちは。

金正恩は国家トップになって以来、一度も首脳会談していません。
国内では恐怖政治で独裁できていますが
外との交渉はそうはいきません。
交渉事は高度の知略と場慣れが必要ですから
失敗を極度に怖れているのだと思います。

最初の首脳会談は、ロシアのプーチン北朝鮮に招く形になるのではないでしょうか。
招くというより、プーチンが是非とも会ってほしいと押しかける感じになるでしょうけど。
ロシアとなら、利害も対立しないですし、無事に初の首脳会談を終えることができ
大いに自信をつけるのではないでしょうか。

中国との首脳会談をしないうちにアメリカや日本とするわけはないですから
中国はロシアの後、日本は中国のずっと後で
まだまだ遠い先のことでしょうね。

 

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まりさん
こんばんは。

北朝鮮の水爆実験から、アメリカ指導部の空気が一変しましたね。
特にマティス国防長官の「ソウルを重大な危機にさらさずに、北朝鮮に対して軍事的な対応が可能だ」という言葉は決定的ですね。
北朝鮮はいわばソウルを人質にしているようなものですから戦争の可能性は低かったのですが
もし本当にソウルが火の海にならないという方法が見つかったのであれば
戦争の可能性は一気に高まってきましたね。
北朝鮮の攻撃力を一瞬で無力化するというのであれば
ひょっとすると電磁パルス攻撃かもしれません。
北朝鮮が、この前日本に向かって、電磁パルス攻撃ができるぞと脅してきましたが
北朝鮮アメリカも、核を使う攻撃があるとすれば、電磁パルス攻撃が最も可能性は高いでしょうね。
直接的に人命を破壊しないところから選択肢になりやすいと思います。
ただ、アメリカは核を使うことには非常に抵抗があるでしょうから
やはりサイバー攻撃的なことでしょうか。
いずれにせよ、北朝鮮が何の攻撃もしないうちにすべての攻撃力を無効化することは絶対無理と思いますが。

ここにきて、イランもおかしな動きをしています。
たぶん、イランは北朝鮮に加勢しているのでしょう。
ロシアー北朝鮮ーイランには目が離せない状況になってきましたね。

今週が平穏でいい週でありますように。

 

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インド映画は、『きっと、うまくいく』から見ていませんので
マダム・イン・ニューヨーク』見てみますね。

『カリナン原石』でも書きましたが、インドには非常に注目しています。
インドはいずれ超大国になるでしょうから、いろいろ研究していきます。

 

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eifuさん
こんばんは。

そうですかね。
安倍首相はよくやってると思いますよ。
もし、今が駄目というなら、いつの政権のときがよかったのでしょうか?
ずっと、この国の歴史をみるとわかりますが、
どの政権の時もマスコミがさんざんいちゃもんをつけて、
それを鵜吞みにした大衆が政権の批判を繰り広げてばかりです。

マスコミ受けがもっともよかったのは、小泉政権のときと民主党が誕生したときです。
しかし、このどちらも私は歴史に残る汚点だと思っています。
民主党誕生はもうだれにもわかるくらい大失敗でしたね。
民主党の中身は、日本や日本人を憎んでいる人たちの怨念でしかなかったのがよくわかりましたね。
また、小泉は、郵政民営化などというどうでもいいことに全力を費やしただけで
あとは日本をアメリカのような貧富の差の激しい国にしてしまった元凶ですね。

今回の衆議院選で自公がぎりぎり過半数を取ったとしても
たぶん安倍首相は1年か2年で退陣になると思います。
その次にだれがなろうとも、日本はガタガタになるでしょうね。
石破などがなったら特に最悪です。

日銀も、黒田のあと総裁にだれがなっても、これまた、黒田の尻拭いは大変な作業です。
考えるのが怖いくらいです。

私は最近、日本の将来に関しては非常にネガティブになっているので
何年か後には、2017年まではいい年だったとみんな思うような気がしています。
森友のような問題で大騒ぎしていた平和な時代だったと思うでしょうね(笑)

 

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owlさん
おはようございます。

確かに、北朝鮮問題が緊迫しているこの時期に、のんびり選挙なんかやる神経はどうかしてますね。
民進党の事実上の解党はよかったと思います。右も左もバラバラで信条も全く違うのですから一つの党とはいえなかったので、すっきりはすると思います。
小沢一郎は相変わらず、このような裏での仕掛けが好きですね。もう趣味の領域ですね。
本当なら希望の党の幹事長になりたかったでしょうけど、それをすると希望の党は大負けしますから、無所属で出馬ですね。

エディット・ピアフは、ほとんど知らない人でしたが
あの人生を見ると、熱烈に好きな人と、嫌いな人に大きく分かれそうですね。
良くも悪くも、非常に個性的、波乱万丈の人です。

 

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まりさん
おはようございます。

めぐりあう時間たち』、しみじみとしたいい作品ですね。
ディスクはDVDですが持っていますが、かなり前に見て見返すこともなかったので
また見たいと思います。

私は『ボーイ・ソプラノ』を見ました。
作品として成功しているとは言えないですし
クライマックスの『ハレルヤ』の場面は物足らなくもっと盛り上げる演出をしてほしかったと思いますし、どの登場人物も描き方が雑で、文句をつけたいところは数多いのですが
音楽系映画は好きなので、駄作がどんなに増えようと集めています。

早く『奇跡のシンフォニー』のブルーレイディスクが出てくれることを待っているのですが。

 

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マグノリアさん
おはようございます。

ノーベル文学賞カズオ・イシグロさんでしたね。

この人の原作の映画『日の名残り』と『わたしを離さないで』はディスク持っていますが
『わたしを離さないで』は、最初の30分見て途中でやめて、そのままです。
どうも、それ以上見る気がしません。
持っているディスクで、途中でやめたのはこの作品くらいです。
日の名残り』は全部見ましたが、思い描いていた期待感よりはずっと下でしたので
繰り返して見ることをしていません。
原作と映画は別物でしょうけど、私にはこの人の心象世界は合わないようです。

見たときに、世界でとても売れている作家ということに違和感を覚えましたが
今回ノーベル文学賞を受賞ということで、実力は凄いのでしょうね。

 

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eifuさん
おはようございます。

日本の企業の本質は『痛みの先延ばし』ですから、隠蔽が蔓延っています。
これからも隠された不正がどんどん出てくるでしょう。
改革は大きな痛みを伴うのですが、その痛みを先延ばしばかりしているのですから
いつまでたっても改革はできずに、日本の企業は時代に取り残されてしまうでしょう。

踊る大捜査線』で、湾岸署の署長が言います。

『青島君は正しい事と正しくない事の二つしかないと思っている。その間には「穏便に」というのがあるんだよ。』

これこそが、日本の体質をよく表していますね(笑)

 

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owlさん
おはようございます。

途中で投げてしまった『わたしを離さないで』は、全部見ようと思っています。
せっかくディスクを買ってるのでもったいないのと(笑)、やはりノーベル文学賞受賞ですから何を言いたかったのか見たくなりました。『日の名残り』もこの機会にもう一度見返してみます。

『明鏡止水』は、『荘子』の中の言葉ですが、政治家がさかんに使い始めてからいきなり俗っぽくなりましたね。

荘子』ではこうあります。
『刑を受けていた申徒嘉と、鄭の国の宰相である子産は、同じ師匠のもとで学んでいた。
あるとき、子産は申徒嘉に 「君は宰相であるわたしを見てもまるで避けようとはしないね。君は、自分は宰相と同等の人間だと思っているのかな?」と尋ねました。
 申徒嘉は 「先生の弟子として学んでいるときには、宰相という地位に何の意味があるでしょうか。次の様な話を聞いたことがあります。『鏡がよく磨かれていれば塵や垢がつかない。それらがついてしまうのは鏡が汚れているからだ。塵がつくと物事がはっきりと見えなくなる。立派な人と長く過ごしているとよく磨かれて過ちをしないようになる』と。今、あなたと私が学ぼうとしているのは先生です。先生の前ではみんなが同じ立場です。それなのに、このようなことをおっしゃるのは、何かおかしいとは思いませんか。」 と答えました。

 孔子が活躍していた時代に、王駘という人物がいて孔子と同じくらいの弟子を集めていました。孔子の弟子である常季は、自分の師匠であり尊敬している孔子の方が明らかに立派な方なのに、王駘のもとにもたくさんの弟子が集まっているのが不満でした。
ある日、孔子に「王駘は、自分の知恵によって自分の心をとらえて、自分の心をさとっただけの人物です。とても博学だとは思えません。それなのに、どうして多くの弟子が集まるのでしょうか。」と尋ねました。
 孔子は 「人は流れる水を鏡にすることはないでしょう?止まっている水を鏡にするのです。止まっているものだけが物事を映し出すことができるのです。王駘はまるでじっと止まっている水のように落ち着いた平静な心を持っているので、自分の心を見たいという人々の心を見事に映し出す。だからみんなの足も止まるのですよ。」 と答えました。』


荘子』は最高に面白い書ですね。

 

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coohさん
おはようございます。

『明鏡止水』、とんでもなく俗っぽい政治家がさかんに使ってるのですが
止水は、顔を映す鏡として使うくらいの全く波も揺れもない心の象徴ですから
本来はよほど修行した人しか言えない言葉です。
政治家が安易に使うのを禁止にできないですかね(笑)
テーゼ、アンチテーゼ、アウフヘーベンもやめてほしいところです。

『ボブという名の猫 幸せのハイタッチ』、よさそうな作品ですね。
上映館が少なくディスクが出るかどうかは微妙な感じですが、出たら買ってみてみます。
紹介、ありがとうございました。

 

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ダリアさん
おはようございます。

安倍首相と握手されたのですね。よかったですね。
今回の選挙はやはり自民党が勝ってそれも圧勝してほしいですね。

安倍首相が退陣となれば、後に誰がなろうと日本はガタガタになります。
特に石破がなったら経済も安保も外交も崩壊してしまうでしょうね。
それほど石破は無能です。

ただ、安倍首相であっても、
今の皇太子と雅子さんが天皇皇后になる2019年からは
日本ははっきり下り坂になるような気がします。

それなので余計、今回は、安倍自民圧勝で、北朝鮮問題も乗り切ってほしいですし
19年から下り坂になるにしてもゆるやかな下り坂になってほしいと思います。

 

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