映画についてのひとりごと 103

ずっとほしかった『奇跡のシンフォニー』のディスクが、初ブルーレイ化によってやっと手に入りましたので繰り返し観ています。
世評では、現代のおとぎ話だとか、ベタだとか、あり得ない話だとかなっていますが
私はこの『力』を全面的に信じます。

ロビン・ウィリアムズが言います。
『You know what music is?
God's little reminder that there's something else besides us in this universe,
a harmonic connection between all living beings,
every where, even the stars.』

字幕では『音楽とは?神の教えだ。宇宙にはいろんなものがある。命あるもの同士ハーモニーが大事だと。星とすらも。』

私としては
『音楽ってなんだと思う?この宇宙において生きとし生けるものすべての間に調和が存在する、星との間でさえ。それを知らせてくれる、神のちょっとした合図なんだよ。』と訳したいですが。


最後の
『 Music is all around us.  All you have to do is listen.』を
「音楽は聴こえてくる、心の耳さえ澄ませば」という字幕は悪くはないですがやはり物足りなく
『音楽は私たちの周りに満ち満ちている。聴けばいいだけなんだ。』と訳したいです。
そうでなければ原語の哲学的意味が失われてしまう。

それにしても
この映画はとにかく素晴らしい。
音楽の力、宇宙の力の存在が直球でぐいぐい押していきます。
最初の麦畑でのシンフォニーから最後のシンフォニーまで。
泣けて泣けて仕方ないです。

 

 

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奇跡のシンフォニー』、他のディスクでは見ることはない映像特典の未公開シーン観ました。

非常に重要なシーンが満載でした。

オーガスト『何も聴こえないんだ。両親もそうだ。』
ロビン・ウィリアムズ『彼らは聴こえている。わかってるだろ!行け!』

特にこのシーンは絶対にカットしてはいけない重要なシーンですね。

なぜ、このシーンを本編ではカットしてしまったのか、
そして偶然、カットシーンを見ることができて本当に良かったです。

 

 

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owlさん
おはようございます。

『ステキな金縛り』は映画館で観た記憶があります。裁判所で踊るシーンで爆笑したような気がします。

奇跡のシンフォニー』は本当にいい映画ですよ。
10年前に観てから、ずっとディスクが欲しかったんですが、Amazonでもなくて、やっと最近初ブルーレイ化してくれて入手できました。
観ていい映画だと思ったのにディスクが手に入らない作品は結構あって、
『ウォルター少年と、夏の休日』とか『ブルース・オールマイティ』とか、早くブルーレイを出してほしいところです。

ディスクを買っても特典映像は一切観ないのですが、この作品のカットシーンを見ましたら、
地下鉄の駅でロビン・ウィリアムズ扮するウィザード を振り払うシーンで
オーガスト『何も聴こえないんだ。僕の両親もそうだ。』
ウィザード『彼らは聴こえている。わかってるだろ!行け!』
この非常に大切なシーンがカットされていました。
ここは絶対にカットしてはいけないと思いますが。

Life! Life! Think of the power that’s in the universe… moving the earth… growing the trees! And that’s the same power within you!
(宇宙にある力を考えてごらん。地球を動かし、木々を育て。それと同じ力が君のなかにあるんだよ)

いいですね。知らないセリフでしたが、さすが、チャップリンですね。

 

 

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まりさん
こんばんは。

今年は本当に寒いですね。
ただ、立春を過ぎて寒い中でも光が春めいてくる今は好きな季節の一つです。
東京のほうはまだまだ寒い時期が続くようなので身体に気をつけてください。

アクマキという料理は知りませんでした。

映画についてのひとりごと ショーシャンクさん  皆さん こんばんは。  寒いですね。 今年は昨年より寒いような気がしてますが、
鹿児島と言えば、薩摩揚げや薩摩芋のお菓子、そして芋焼酎が有名ですね。
芋焼酎で本場の人がおすすめの銘柄がありましたら教えてください。
ドラマ『すいか』では教授が『私のとっておきです。』と言って
『佐藤』を出す場面がありました。

『キバンヤンセ』はいろいろなドラマでよく聞く言葉ですね。

まだまだ寒い日が続きますが、『キバンヤンセ』ですね。

 

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マグノリアさん
おはようございます。

『新・平家物語』OP、ありがとうございます。
やはり本物は格調高いですね。
確かに当時はテープが貴重で大河ドラマでさえ使い回ししていて
マスターテープが残っていないようですね。
いまは安価に高画質の作品を楽しめるので、本当にありがたいですね。
いまはcatvで『義経』を全話放送していますので録画しながら見てます。
ちょうど義経追討令が出されて平泉を目指そうとするところです。
歴史上、平家は人気がなく源氏は人気がありますが
平家一門は仲がよく、源氏は親子兄弟親族で殺し合いしてます。
そこの対比を考えるとちょっと面白いテーマに思えました。

今回のオリンピックはどうも興味がわかないので見ないと思います。
日韓のサッカーワールドカップを見ても
まだ韓国は国際大会を開催できるほど精神が成熟してない気がします。
スポーツ大会に政治や領土問題を持ち込んだり審判を買収したり
ややこしいことが起こりそうで、あまり見る気にならないです。

 

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coohさん
こんにちは。

韓国の文大統領は、一言でいえば韓国の鳩山由紀夫なのですが
困ったことに、鳩山由紀夫よりひどい政治家はどの国にも出てこないだろうと思っていましたが
文大統領は確実に鳩山由紀夫を超えることができる逸材です(笑)
韓国大統領でありながら北朝鮮になろうとしているのですから。

北朝鮮は核を持ったことと、韓国大統領が文になったことで、統一に向けて一気に優位な交渉ができると考えているでしょうね。
オリンピックは絶好の機会だと思っているでしょう。
美女軍団も大挙して韓国に来ますから、韓国はメロメロになって統一ムードに酔いしれることになるでしょう。
トップの大統領が率先してメロメロになっているのですから、もう歯止めは効きません。

アメリカが強力に阻止しない限りは、思いがけなく早く統一されるかもしれません。

統一された後、それほど時間もたたずに3つに分裂するような気がします。

いずれにせよ、方向的には非常にまずい感じです。
今回のオリンピックの背景はあまりにもドロドロしていてスポーツ大会という気がしません。

 

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統一しても最終的には、親ロシア、親中国、親米国、の3つに分裂すると見ていますが。

しかし、さすがに統一に関しては韓国内の抵抗も非常に強くあるでしょうからそれを期待しますが
なにせ、文大統領ですからどうなるかわかりません。

 

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kfmさん
おはようございます。

今年の冬は厳しい寒さですね。私のところは雪はほとんど降らないので助かっていますが
大雪の地域におられる方は大変だと思います。

私は、日本映画も前はディスクを買っていましたが、あまりにも駄作が多く繰り返して見るに耐えない作品ばかりなので、最近は、日本映画はAmazonプライムビデオかcatvで見ています。
本能寺ホテル』も最近よくcatvでやっていますね。主演の綾瀬はるかにあまり魅力を感じないのと歴史SFジャンルはあまり好みでないので見ていませんが、推奨する人がいれば見たいと思います。
catvで『利休にたずねよ』をしていましたので録画して見ましたが、やはり駄作でした。
日本史上で最も演じることが難しい人物は、聖徳太子空海西郷隆盛あたりですが、千利休もその一人だと思います。

 

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owlさん
おはようございます。

ここまで関心がないオリンピック、見たいとも思わないオリンピックは初めてです。
採点競技はもちろん採点競技でなくても見ているといろいろ嫌な思いをするような気がしてどうも見る気になりません。
やはりオリンピックは最低限、審判の公正さが期待できること、観客にどの国も暖かく応援する気持ちがあることの2つは必要な気がします。

奇跡のシンフォニー』、ロビン・ウィリアムズ演じるウィザードは、ストリートチルドレンを働かせて金を巻き上げている『悪党』なのですが、しかし、マスターです。
彼は、オーガストの才能をすべて見抜いていて本質的なことをいろいろ教えます。
『両親はお前を捨てたんだ』『両親はお前のことを忘れている』とか『両親はもう死んでいるよ』とか言います。
しかし、地下鉄の駅のところで
オーガスト『何も聴こえないんだ。僕の両親もそうだ。』
ウィザード『彼らは聴こえている。わかってるだろ!行け!』
と言います。
ウィザードはオーガストの両親が生きていて探している、オーガストが発する音=波動も感じていることをわかっていたのです。
そして『わかってるだろ!行け!』と言います。

このシーンはたった1分程度なので、時間の関係でカットされたわけではありません。
ウィザードが悪人ではなくてマスターだったとわかる重要なシーンなのですが
なぜカットされたか、です。

それは編集した者が、映画にハラハラドキドキを盛り込もうと安直に考えたからだと思います。
つまり、駅構内でオーガストはウィザードを振り払って逃げます。追うウィザード。
果たして、コンサートに間に合うのか、ハラハラドキドキ、というわけです。
『わかってるだろ!行け!』もシーンがあると、逃げ切れなかったかもしれないというスリルがなくなると考えたのでしょう。
しかし、そのために、非常に重要なシーンをカットしてしまい
ウィザードが本当はすべてをわかっていた人だということが分からなくなってしまいました。

おっしゃるように、安易に『心の耳』などと訳さずに、英語そのまま直訳した方がより深い意味になることがこの映画では多々ありましたね。
一番大切なものは目に見えない、のニュアンスがなくなるのはつらいです。
『それは目に見えないものだ。しかし、しかし、君はそれを感じるんだ!』

 

 

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マグノリアさん
おはようございます。

そうですね。4年に1度のチャンスでそれに向かって鍛え続けてきたアスリートたちですから、開催国は各国の各選手の持てる力を最大限に発揮させてあげるようにする義務があると思います。
これは、開催国が先進国や後進国という問題ではなく理念、精神の問題ですね。
4年に1度と言えば、サッカーのワールドカップもそうですが、韓国開催のときの韓国戦の明らかな誤審の数々、韓国びいき判定は、サッカー史上の汚点として記録されています。
明らかな誤審が相次ぐ大会は、私は見ていて『feel good』でないので、あまり見たくはないかなと思っています。
審判の判定に対する信頼性が大会が崇高であるための大前提ですが、ちょっとその信頼性に確信が持てない感じです。
実際の映像を見ていないので判断はできませんが、ヤフーニュースなどで読んだところ、宮原は会心の演技でガッツポーズまで出たようですが採点があり得ないほど低く、海外からも『あり得ない採点』『宮原の点が盗まれた』といった多くの声が上がっているようですし、平野歩夢も金で当然の演技で明らかな誤審だと言う解説がありました。

私は、努力を重ねてきたアスリートたちが正当な評価を受けてほしいから、意図的な誤審で本人が失望する姿は見たくないな、と思っています。
そういう意味で今回は私にとってはちょっと『feel good』ではないのです。
もちろん、誤審でない方が圧倒的に多いでしょうし、私の考えを押しつける気は全くないですし、ただ、私に関しては今回は積極的には見たいという気が起こらないというだけです。

 

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