アベノミクスの終焉

消費税増税は決定のようです。

そして、衆参同日選挙をしなくても勝てると考えて、参議院選だけになるようです。

円安誘導してデフレを脱却させることがアベノミクスの目標でした。

しかし、日本がどのように金融緩和しても、デフレからは全く脱却できませんでした。

米国は近いうちに利下げをしてきます。

これは私がトランプが大統領になる前に、トランプが大統領になったら、必ず利下げ、そしてゼロ金利にしようとするでしょうと言った通りでした。

米国が利下げをすれば当然、円高に向かいます。

デフレ色はどんどん濃くなっているのに消費税は増税されます。これは決定的になるでしょう。

アベノミクスは終焉に向かいます。

いま、年金だけでは足らず2000万円必要になるという報告書が出てきて大問題になっています。

これにより、デフレマインドはより一層深刻になります。

そして、参議院選挙後には、いよいよ隠されてきたもろもろのことが現れてきます。

貿易に関する米国との合意内容が明かされてきます。選挙に不利なことは隠していますから、選挙後にびっくりすることは出てくるでしょう。

参議院選自民党が勝つ予想が多かったと思いますが、今回の、年金で2000万円足らない報告書によって風向きは変わりましたね。自民惨敗もあり得るでしょう。

結局、自民は財務省経団連の言いなりですし、その他の公明党にしても野党にしても中国には何も言わないところばかりで、ほとほと日本の政党、政治には嫌気がさしているので、どこが勝っても日本の浮揚は難しいでしょう。

年金はどんどん減っていきますし、アベノミクスは終焉に向かいますから、自分の身は自分で守らなければどうしようもありません。

株はそろそろ空売りも考えなければならない時が近づいているかもしれません。今までは銘柄の空売りは一切してきませんでしたが。

 

いまはっきりわかったことは、自分を含めアジア人には理念も理想もなく、目先の利益や大衆の雰囲気で流されてしまいます。政治はその国民のレベル以上には絶対にならないので、今の政治のレベルが国民のレベルそのものだということです。

                  (2019年6月14日午前1時)