前に、『究極の昼食』として
ヨーグルトに、バナナ、純ココア、きな粉、黒ゴマを入れて食べる、
と書きました。
そしてそれからバナナの代わりに焼きりんごを入れるようにしました。
そうすると、より一層、腸が快適そのもので働いてくれます。
焼きりんごは、りんごを半分に切って、種のところをスプーンで取り除き
そこにはちみつを入れてシナモンをふりかけ、電子レンジで5分チンするだけです。
焼きりんごは、生のりんごの10倍近くもアップルペクチンが増えるようです。
腸にとっては、絶大な効能を発揮します。
- リンゴペクチンを摂取すると血液中ヒスタミン濃度は、リンゴペクチン摂取前と比較し平均値で 0.70ng/ml から 0.53ng/ml へと有意に 24% 減少し(P<0.01)、摂取を止めると0.67ng/mlへと有意に増加する(P<0.05)(図1)。また、総コレステロール、LDL-コレステロールは、リンゴペクチン摂取前と比較し10%減少する(表1)。以上の結果より、リンゴペクチン摂取で、血液中のアレルギーに関与するヒスタミン及びコレステロールが減少する。
- リンゴペクチン側鎖を構成するアラビノオリゴ糖は、ビフィズス菌のうち特に成人の健康維持に重要と考えられているB. adolescentis、B. longum と腸内最優勢菌であるバクテロイデス属の Bacteroides vulgatus にのみ資化(菌が対象成分を栄養源として生命活動に必要なエネルギーを獲得し増殖できること)される。一方、有害菌であるウェルシュ菌などでは資化されず、極めて高いビフィズス菌選択性を示している。
- アラビノオリゴ糖は、今まで知られているフラクトオリゴ糖、キシロオリゴ糖などとはカテゴリーの異なる新しいタイプの有用菌増殖因子である。
(農研機構)
純ココア、きな粉、黒ゴマは身近なものですが隠れたスーパーフードです。ただ、どれも普通の料理では量を取ることができないので、ヨーグルトに好きなだけ入れるスタイルは量が取れるという意味でも最高です。
朝でも昼でも夜でもいいですが、ヨーグルトに焼きりんご、純ココア、きな粉、黒ゴマを入れて食べるのはお勧めです。
それともうひとつ、わたしがやっていることですが、新ビオフェルミンS錠を気が向いたときに、口の中に3錠くらい入れ、飴のようになめるのです。
無理になめなくてもすぐ溶けていきますので水やお茶で飲まず口の中に入れるだけにしてみてください。飴ほど甘くはありませんが美味しいですよ(笑)
私は食前食後とか全く関係なく、気がついたときに口に放り込みます。1日に何度もしてます。
新ビオフェルミンS錠を口の中で溶かすと口の中に乳酸菌が広がって口内環境がよくなりますし、それが腸にも届きますので一石二鳥です。
私は今まで、便秘や下痢に悩まされたことはないのですが、いま、医学界は『腸は第二の脳』とまで言い出しました。腸を活性化させるのは健康の秘訣だと思います。
脳は身体の各器官に信号を一方的に送っているように思われがちですが
実は腸は脳に数多くの信号を送っています。腸が快適であれば、脳も快適な信号を受け取ることになり、幸福感が増大するでしょう。
また、腸内細菌は身体全体のセロトニンの90%、ドーパミンの50%を作っていると言われています。
セロトニンもドーパミンも幸福感の増大に寄与しますから、腸が不健康な人は幸福感も小さくなりがちです。
乳酸菌であれば、ヤクルトを飲んでもいいのですが、ヤクルトは甘すぎで糖分が多すぎます。砂糖のかたまりを飲んでいるようなものは飲まない方がいいでしょう。同じ理由で、私はリポビタンDなどのドリンク剤、缶コーヒー、ヤクルトは飲みません。
ちなみに、私は歯磨き粉も乳酸菌入りのアバンビーズを使っています。