モザンビークのODA

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ショーシャンクさん、こんばんは。
サウジアラビアアメリカ対イラン。 世界情勢は、日々緊迫度が増しています。 先日はガソリンを満タンにておきましたが、 トランプのツイートで、「自分たちが世界で一番のエネルギーの生産者。同盟国を助ける」とあります。トランプはその見返りに同盟国に何を要求するのでしょうか。怖いですね。
 
消費税が10月からあがりますが、持ち帰り食品は据え置きといっても、牛乳もその他も少しずつ値上げしていてお菓子類もずいぶん前から容量が減っています。 日用品が少しずつ値上げしてきた分を消費税前最後の安売りと言って値を下げています。 元の値段に戻っているだけなのですが。 でも、お店も人件費や、レジのことなどで大変だなあと思います。災害復興にも多額のお金がかかるのもわかっていますが、家計には厳しいです。誰にとって良い政策なのか私にはまだわかりません。
 
先日、「アフリカモザンビーク 日本のODAに現地から「NO!」 土地を奪って国民を分断し日本に都合よく開発計画を進めているとうけとっている」 という記事がありました。中国じゃないのだから。。。と考えてみたものの、果たして土地を耕作し機械を導入し生産力を上げて本当にそれが現地の人々の豊かな暮らしなのか?「アフリカではたった3人の富裕層が持つ資産の方が、貧困層6億5000万人の資産よりも多い。(オックスファムの報告)」という記事もみつけました。 今中国の急速な台頭で日本にとり、経済の発展は欠かせない?どうなのでしょうか?
 
今回の台風でも自然の出来事は制御不能でした。
 
「美しき緑の国」の映画のショーシャンクさんの「人類が抱いている幻想」という言葉が何を指しているのか、今とても気になっています。
 
これからも考えていきたいです。 いつも私の未熟な所を教えて下さり、本当にありがとうございます。 明日は秋晴れだそうです。 良い日になりますように。
 
 
 
owlさん、おはようございます。
サウジアラビアの石油施設が攻撃されてすぐ、アメリカはイランのせいだと言いました。
まだ何もわかってない状況でこれは言ってはいけないことでした。
もしイランのせいでなければ(実際にイエメンの組織が犯行声明している)とんでもない間違いですし、仮にイランが背後にいたとしても、それをすぐ断定してしまえば、イランだと断定したのにアメリカは何もしない、弱腰だと思われるだけです。
攻撃を決めた時でなければ断定などしてはいけないでしょうね。トランプはあまりにも思慮が浅すぎますね。
 
消費税増税は最悪の政策です。ずっと安倍政権を応援してきましたが、ここにきて、やはり財務省経団連の言いなりであることがはっきりしてきましたので、いまは支持しないです。
消費税増税など、デフレ脱却が全くできていない今、やるべきことではありません。
むしろ、減税に舵を切るべきですね。それも法人税減税ではなく、一般消費者に対する減税です。
法人税相続税などは増税でいいと思いますし、宗教団体への課税をすればかなりの財源になると思います。なぜ、宗教団体に税金を課せないのかが私にはわかりません。
 
モザンビークのODAについては、事実を把握してからまたレスしますね。
 
映画『美しき緑の星』で書きました『人類の抱いている幻想』に関しても、長くなりそうですので、午後の会議が終わってからまた書き込みます。
 
 
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モザンビークのプロサバンナODA問題につきましては知りませんでしたが、いま、わかっている範囲で感想を言いますと、日本がそんなに悪いことをしているようには見えません。
アフリカのモザンビークという国は、開発が遅れていて、特に農業従事者の99%以上が小規模農地で効率が非常に悪く極度に貧しい暮らしをしているようです。その農業従事者たちは農地を所有しているわけでもなく借りているようです。
そこで、モザンビーク政府と日本とブラジルが、大規模農業にして効率化を図り、農業従事者の収入を上げていこうという理念で始めたようです。
作物は日本輸出用の大豆です。
おもに公聴会などは現地のモザンビーク政府が主導しているようです。
それによれば、反対派という人たちがごく少数いて(モザンビーク政府によれば『取るに足らない数』)公聴会に欠席通知を出したりして反対しているようです。
反対派は公聴会に欠席通知を出しているにもかかわらず、公聴会には出ているらしく、政府側はそれをもって『出席』としたようですが、反対派は『自分たちは欠席通知を出していて、ただ話を聞くために公聴会に出ただけなのに出席とされた』と文句を言っているようです。
反対派はあくまで小規模で自分たちの作りたい作物を作ろうとしているのだと思うのですが、圧倒的に大多数の農民たちは自分たちの収入が増える大規模農業事業に賛成しているようです。
訴えたのが11人といいますから、反対派が少数であることは確かでしょう。
 
よくある、大多数の人の公益と、一部の人が主張する個人的な権利、この対立ですね。
 
モザンビーク政府としては、農業を効率的にして国民の所得を増やしたいでしょうし、少数の反対派の意見を聞いていれば、大多数の農民の生活向上はいつまでたってもできませんし、みんな貧しいままです。
 
ただ、アフリカでは、ODA資金をその国の権力者が横取りして私腹を肥やすことが横行していますので、そういうことがあっての反対派なのかどうかはわかりません。
 
そういう不正がないのであれば、ごく少数の反対派のために大多数の生活の向上が阻害されることになります。
モザンビーク政府や日本が進めているプロジェクトが悪いこととは思いません。むしろモザンビークという国の発展のためになることだと思います。
しかし、ごく少数であれ、強硬な反対派を押し切ってまで、日本が700億円ものお金を注ぎこむことはしてはいけないと思います。
せっかく大金をつぎ込むのに憎まれるのであれば割に合わないですね。
すぐ撤退すればいいと思います。
 
ちなみに、反対派が主張している『農民が分断された』というのは、大多数を占める賛成派が反対派の人たちを白い目で見ることを指しているようです。しかし、賛成派から見れば、ごく一部の少数の人たちが反対しているために大規模農業事業が行なえず貧しい生活を余儀なくされているのですから反対派に対して怒る気持ちもわかりますね。
日本のテレビニュースなどになると、モザンビークの農民全部が日本のODAに反対しているような印象を受けますが、実態はどうも違うようです
 
 
映画『美しき緑の星』で書きました『人類の抱いている幻想』に関しましては、大きなテーマなのでまた後日別に書きたいと思います。
 
 
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ショーシャンクさん、 モザンビークの件、とても詳しく教えていただいて、良くわかりました。ありがとうございました。
先日見たニュース記事(TBSニュース)は、今は、「ファイルが見つかりません」となっていました。良く調べずに記事にしたのでしょうか?TBSだからついついそう思ってしまいます。 
姉の家庭教師の先生(男性)と私の知人(女性)は、アフリカ(タンザニアとどこか、忘れました)に海外青年協力隊で貢献してきました。日本人のそんな土台もあるので、反対派の人も納得のいくODA事業になればいいと思います。大豆は日本の生産が少ないのですね。 Win-Winの関係に発展するといいですね。
 
映画『美しき緑の星』は、今振り返るといろいろな場面が目に浮かびます。観た時はそう思わなかったけど、思い出して頭の中に残っているシーンがたくさんあります。ラストシーンも、きれいだったなあ。。。とか。モザンビークのこともそのつながりから、記事が目に入ったのだと思います。映画のご紹介ありがとうございました。これからもいろいろ考えていきたいです。
 
ところで、今日は「米軍戦闘機が撮ったUFO映像「本物」と米海軍が認める」 (https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2019/09/ufo-3.php)というニュースがありました。 UFOって不思議ですね。
 
 
owlさん、おはようございます。
アフリカの多くの国では、その国の権力者は民主的な考えをしないので、前時代的な独裁や高圧的な態度を取ることが多いのでしょう。
ですから、公聴会など、一般の国民との対話の場と言っても、モザンビーク政府に任せているとかなり一方的で反対派を排除するような集会になってしまうのでしょう。
アフリカはこのように、国の権力者が、その国の富を全部持って行ってしまうので、どうしても発展できません。圧倒的大多数の極めて貧しい国民たちは搾取されたままです。外国が援助の手を差し伸べようとしても、どうしてもその国の政府を通さなければならないため、その国の政府が好きなようにしてしまいます。
そのような構造のままで、日本も大金をつぎ込んでいますが、本当にアフリカの貧しい人たちの手元まで届くのだろうかと思います。
 
 
映画『美しき緑の星』は古い作品ですが、人類を目覚めさせる映画として少しずつ話題になってきています。発表当時、急にお蔵入りになって事実上発禁のような状況に長く置かれていたので、簡単に見ることができるようになったのはありがたいですね。
かなり強いメッセージ性があり、社会批評や社会風刺も効いていてそれでいてユーモラスでフランス映画のいいところが出ていると思います。
 
進化した異星から来た女性が、地球の若い女性が口紅を塗るのを見て驚いて『それは何かの薬?なぜ塗るの?』と聞くシーン。『よく思われるためよ』と答えた女性に『それを塗らないとよく思われないの?』と聞いたのは、かなり鋭い切り口です。
 
この映画のテーマは『接続解除』で、つまり人類の固定観念、がんじがらめになった『常識』と呼ばれるものを解除していって本来の在り方を示すことだと思います。
貨幣経済、つまり変な紙切れを物と交換することは、それが常識である私たちは当然のことだと思い込んでいて奇妙だとは思いもしません。
それと同じように、女性が化粧をすること、これも人類の常識であり、その常識を助長、拡大させ続けて、化粧品会社の収益も拡大してきました。
これはほんの一例ですが、そういう『常識』が本当に人類の幸せに結びついていったのか、というところを切り込んでいるのがこの映画でしょう。
 
ベースの考えは『荘子』の世界に近いかもしれません。
『フォレスト ガンプ』も荘子的な映画でしたが、この映画とはまた少し違った角度です。
 
人が生まれて死んでいくという厳然たる事実の前では
『こうしなければならない』という束縛はすべて幻想でしかなく
その幻想を煽り増大させていっているのが社会というものなのでしょう。
 
『国』『民族』『家系』『親兄弟』『学歴』『貨幣』『性』『宗教』その他諸々
すべてが幻想の上に幻想を重ね合わせたものなのかもしれません。
 
映画にそこまで求めるのは酷かもしれませんが、そこまで切り込んでほしかったとは思いました。
 
 
米軍がUFOを認めたという記事があったらしいですね。
異星人は存在するかもしれず、今よくスターシードとかいう言葉も聞くようになりました。
ただ、異星人といえど現象にしか過ぎず、いても夢があっていいなという感じです。
 
 
 
マグノリア (219.62.234.179)  
ショーシャンクさん、みなさん、 こんばんは。 災害時に派遣される自衛隊のみなさんのこと、東北の震災のときから全国で次々に起こる災害の度の報道で知って、いつも感謝の気持ちでいます。 理不尽な批判を浴びせる一部の人たちは公正な目を持ってほしいです。 一般国民ファーストが本来の民主主義であることを思いだして、法律の不備なところは早く改善していってもらいたいですね。 こちらで、投稿されるみなさんのコメント、そしてその都度返信されるショーシャンクさんのコメントを読ませてもらって、これまで知らなかったこと気付かないでいたこと多く目を開かされる思いで、自分なりにいろいろと考えたりします。 こういう場をオープンにしてくださってることに感謝申し上げます。 owlさんの紹介してくださった映画『美しき緑の星』、わたしも今度観てみようと思います。 ショーシャンクさん、みなさん、 いつもありがとうございます。