地球の歴史では、生物の大量絶滅は何度も起こっていますが
その原因は例外なく、『寒冷化』です。
星雲間の衝突などで宇宙線や隕石が地球に飛来した結果、寒冷化がもたらされ生物が絶滅したのです。
『温暖化』によって生物が大量絶滅したことは一度もありません。
また、地球の未来では、大陸が広大になり、植物がどんどん空中のCO₂を減らしていき、大気中のCO₂は今の10分の1までに減ると言われています。
そのときには、大量のCO₂を必要とするC4植物(トウモロコシやサトウキビなど)は絶滅すると言われています。(4億年後ですが)
温暖化による人類危機説がおかしいと思っているのは
その説では、植物の強力な働きを無視しているからです。
地球の歴史を見ても、植物によって大気中のCO₂が激減していったことが分かります。
地球の未来でも、大陸が広くなって植物が増えると、CO₂が10分の1まで激減すると見られています。
庭を持っている人なら、雑草がいかに強力な繁殖力を持っているかがわかるでしょう。
『CO₂による温暖化』になった場合、
①CO₂の増加によって、地球全体の植物は増加します。
②温暖化によって、今まで寒冷で不毛であった広大な地域に植物が繁殖するようになります。
この2つにより、地球上の植物は今よりずっと多くなり、CO₂を減らしていきます。
つまり、CO₂に関しては地球に強力な抑制作用があるわけで、CO₂による温暖化で大量絶滅は起きないと言えます。
森林の乱開発や焼畑農業をストップさせれば、抑制作用はより強力になります。
地球の歴史を見ても、やはり怖いのは寒冷化です。