氷河期到来、飢餓の発生、死者1億人超…もし印パ戦争で核が使われたら
10/10(木) 12:10配信
パキスタンの首相はこのほど、カシミール地方をめぐってインドと戦争に突入するかもしれないと警告した。両国ともに核兵器を保有している。
新たに発表された論文では、インドとパキスタンが核戦争に突入した場合に何が起こるのか、シミュレーションが行われている。
その結果、死者数は1億2500万人に上り、地球の気温は5度低下、農業が困難になると予測された。
さらに、この惨事により世界規模の飢餓が引き起こされる可能性があると、研究者は考えている。
極端なシナリオではあるが、核戦争になった場合、真っ黒な雲が空を覆い、気温は劇的に低下、主要な農業地帯は作物を生産する能力を失い、世界的な飢餓を引き起こすと、論文に記されている。
「一瞬にして気候が変わるだろう」と論文著者のアラン・ロボック(Alan Robock)氏は、Business Insiderに語った。
ロボック氏によると、このような地球規模の気象災害は、過去に発生したことがあるが、人間によって引き起こされたことは一度もないという。
同氏は、今回シミュレーションした核戦争と、6600万年前に恐竜の絶滅を引き起こした天体衝突を比較。
天体衝突では、膨大な量の硫黄が大気中に放出され、地球規模で急激に気温が低下した。だがそれとは異なり、核戦争は避けることができると、同氏は強調した。
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人為的な理由でも、氷河期が到来するということです。
人為的な核戦争で氷河期に突入するのであれば、局地戦でも核は使わせないようにしなければいけません。
温暖化と違い、寒冷化は必ず食糧危機を引き起こします。
世界中の人たちが、温暖化温暖化とCO₂を目の敵にしていますが、真に怖れなければいけないのは寒冷化です。
夏が少し寒かっただけで、作物は不作になるのです。
農業従事者が最も怖れるのは冷夏です。
宮澤賢治も『サムサノナツハオロオロアルキ』と書いています。