ベルリンの第九

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ショーシャンクさん、 こんばんは。 第九はこの時期に良く聴くものと思っていましたが、これを逆にたどり、シラーの詩までたどり着く人は少ないと思います。良い機会を与えていただきました。 シラーが天から降りてくるものを詩に書き留め、ベートーベンが楽譜に起こし、最後の章では、人の体を通し声になり、それを聴衆が体全体で歓喜を持って受け止める、という流れを感じます。 youtubeで1942年のフルトヴェングラーを聴いたのですが、クラシックの詳しくもない私なのに、涙が自然とながれます。心の奥底からです。 以前観た「敬愛なるベートーベン」の中でしきりに語られていた「神への声」を聞いたからでしょうか?それとも友情や愛に感動したからでしょうか? この音楽を聴いていると過去の人々の無限大の功績が、現在の私に力を与え前に進むように力をくれるような気がします。 また、その無限大の存在(神なのか自分自身なのか)を感じたのか、暖かい気持ちにもなりました。 今年も残り少なくなりましたね。教えていただいた生姜で、生姜紅茶(ジンジャーティ)に蜂蜜をいれて飲んでいました。新しいご投稿どおりこれからは甘酒に挑戦して自分の体も大切にします。いつもありがとうございます。
 
 
owlさん、こんばんは。
1942年は『ベルリンの第九』ですね。
いま、私もさかんに聴いていますが、この第九は凄いです。
第一楽章、バイロイト盤であれば、星空がきらきらと降ってくるイメージなのですが、このベルリン盤はそんな生やさしいものではなく宇宙が雪崩を起こしてくる感じです。
第4楽章のラスト、バイロイト盤ではあまりのハイスピードにオケがついてこれないところがあるのですが、ベルリン盤はさすがベルリンフィルでしっかりとすべての音を出しています。
ベルリン盤は、ある意味、バイロイト盤を超えているところがありますね。第3楽章の瞑想の深まりはバイロイト盤が優れているような気がしますが。
ベルリン盤がもう少し録音がよければ、と本当に残念です。
今の録音技術で録音できていたら、聴く人の世界観が変わるくらい凄い演奏です。
他の盤も聴き比べています。
 
生姜紅茶、いいですね。
身体を温めるものを食べること、そして腸活を考えること、私もこれを重視してます。
ご自愛ください。