麒麟がくる 3話

id:owl22  

ショーシャンクさん、 こんばんは。 中国のこれまでの記事とショーシャンクさんの推理、ありがとうございます。中国に行ったこともないのですが、読んでみて、自分のなかでやっと、すーっと納得がいきました。 中国の人が『飛ぶものは飛行機以外、四つ足は机以外なら何でも食べる』と言われてる、というのは、びっくりしました。今の時代も食べている(SNSから)というのも驚きました。 あと、私がいつも中国で気になるのが、どんよりとした空です。今調べたら大気汚染度は日本は10~20、北京は45、ニューヨークは70ですが、武漢はなんと149(!)です。中国は大きな国際会議が行われるときだけ車や工場稼働を制限して空を綺麗にするらしいですね。空が汚いことが悪い、ということは知っているようですね。 いままで空を曇らせるほどに、自然や他地域の人々を愚弄し、今回のコロナウィルスでは、12月にわかっていたとすれば隠蔽した政治家の倫理観の欠如に、やりきれなくなります。早く武漢の人達が解放されて治療を受けられますようと祈るばかりです。 ところで、今日『麒麟が来る』3話を観ました。緑が濃すぎて、アニメチック?に見え気になりました。ブルーも濃いと思います。 ショーシャンクさんはどうご覧になりましたか? 第3話は、あの色が今後も続くと思うと少々興醒めしてしまいますが、NHKはこの頃迷走していますよね。西郷ドンは良かったのですが。何か新しいテクノロジーを使ってみて新しいことに挑戦したいのはわかるのですが。 2月に入りましたが、暖かいですね。桜の開花も早まるのでしょうか?楽しみですね。 今週も「好日」が続きますように。
 
 
owlさん、おはようございます。
『麒麟がくる』3話見た時点で言いますと、まだミスキャストとは判断できませんが、多くの配役が私のイメージとは全く違うので、違和感だらけです。
このドラマでは、帰蝶(濃姫)と京の町医者の助手の女性、この2人が後々まで重要な柱になっているようです。
しかし、この2人とも線が細く演技が下手です。
帰蝶は、急遽の代役なので仕方ないと言えばそうですが、あまり有名でなくてももっと線の太い人はいただろうに、と思います。
町医者の助手は、生い立ちからしても、もっと雑草のような生命感のある女優のほうがふさわしいとは思います。
濃姫も斎藤義龍も、明智光秀の幼なじみに設定されているようで、光秀の前半生は全く記録が残っていないことから脚本でどのようにも描けるのですが、義龍は、斎藤道三という実質的な美濃の支配者の嫡男ですから、光秀のタメ口は違和感だらけです。
光秀は、教養人ですから、そのような伝統的な秩序は人一倍大事にしたのであって、そうであるから融通が利かないところが多分にあったように思えます。
この脚本はどのような光秀像にしようとしているかがつかめません。
 
おっしゃるように、衣装デザインの人も、あまりにも自己主張がありすぎででしゃばりすぎです。
農作業をしている光秀、その畑の緑の中に溶け込ませるように、光秀の服だけを鮮やかな緑にしています。農作業をしている最初のシーンを見ると、周りの緑に溶け込ませようとする意図がよくわかります。しかし、あざといです。
農作業している他の人は赤や黄色ですが、どれもまぶしいほど鮮やかです。
農作業をするのに、わざわざこのような発光染料の服を着てすることはいつの時代にもありません。
衣装デザインの人が目立とうとするドラマというのは初めて見ました。
 
3話にして、すでに最終回近くの本能寺の変の様子が見えてきましたね。
帰蝶(濃姫)が『光秀と双六をして光秀は51回続けて負けた』という幼いときの話をします。
これが後々、光秀のいざというときの勝負弱さを暗示しているのでしょう。
多分、このドラマでは、本能寺の変のとき、濃姫も信長といっしょに本能寺にいることに設定されるはずです。
そのときに、この双六の話を濃姫は思い出すというシーンになるはずです。
 
今のところ、批判的になっていますが、これから盛り上がることを期待します。
 
今週もいい週でありますように。