日本がリセットへ向かっている予感が日に日に強くなっています。
私が最も怖れていたシナリオに進んでいます。
東京五輪中止⇒安倍退陣⇒石破が首相に
石破が首相になることだけはどうしても避けたいと思っていました。
東京五輪を成功させて退陣なら石破になることはなかったのですが、五輪中止で退陣であれば石破になります。
石破は、歴代の首相で最も無能な首相になるでしょう。
外交は全くできず、日本は凋落へと向かって行く気がします。
日本の国力の凋落は私が2年前くらいにありありと見えたヴィジョンです。
日本がここまで腐っていたとは失望しかありません。
新型コロナウイルスの検査を日本はほとんどしてません。
1日3800人の検査が可能になると言っていたのに、いまの1日の検査人数は日本全体で数十人です。
感染者が増えると、インバウンドが破綻し、東京五輪が中止に追い込まれるからです。
検査の希望者は数多くいるのに、全く検査を受けられない状況です。
日本の状況とは信じがたいことです。
今のように感染者を隠蔽していると、近いうちに日本は中国に替わって、新型コロナウイルスの発信源と見なされるようになります。
検査をさせずに感染者を隠蔽する行為は、日本をリセットへと追い込んでいくものです。
非常にまずい状況になりつつあります。
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「日本の安倍晋三首相は新型コロナウイルスとの正面対決よりも、習近平主席の訪日を前にして中国の気分を害さないことに神経を使った」
米国の有力紙ワシントン・ポストが2月20日付の記事でこんな見解を報道した。
同記事はこう指摘する。中国で新型ウイルスの感染が拡大したことが明白になった後も、日本政府は中国からの旅行者などの入国を許した。それによって、日本国内での感染が広がった。その大きな“原因”は、安倍首相の習近平主席の国賓来日への「忖度」である──。
「日本政府の対応は遅く間違っていた」
「クルーズ船の新型コロナウイルス感染に関する日本の対応は『完全に不適切』だと衛生専門家が言明」という見出しのワシントン・ポストの記事は、日本政府のクルーズ船への対策を批判しながら、日本への感染の危険が明白となってからも中国からの来訪者多数の入国を認めていたのは、習近平政権への過剰な配慮による失敗だと指摘していた。これは、米国の他のメディアや専門家たちの間で一般的な見方だという。
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安倍首相は去年、歴代総理大臣任期最長記録になりましたから、既にやる気はありません。憲法改正は到底無理だとわかっていますし、その他に成し遂げたいものもありません。
いま、唯一考えていることは、東京オリンピックを成功させて退陣したい、後継者を指名して影響を残したい、ということだけでしょう。
五輪が東京で開催されてもされなくても、その直後、安倍首相は辞めるでしょう。
もちろん、本人としては、五輪を成功で終えて花道を飾りたいのです。
そのためには、いま、新型コロナウイルスの感染者数を増やして五輪が中止になることだけは避けたいところでしょう。
このために、すべてが後手に回りました。
私は特に東京での感染者数の爆発を懸念します。
体調悪くても検査も受けさせてもらえない人が数多くいるのは、とても日本とは思えません。
今の状況であれば、1ヶ月後には特に東京で感染者が爆発的に増えているような気がします。