共和党内でトランプ離れ加速


【news23】トランプ大統領 に逆風~“身内”70人が離反


トランプ氏、大統領選正式候補に指名 米共和党大会(2020年8月25日)

 

 

 

 

私の後ろに見えるのがトランプ大統領の執務室などがあるホワイトハウスです。トランプ氏は、党大会最終日の27日にホワイトハウスで指名受諾演説を行う予定ですが、政府の施設を選挙活動に使うのは異例のことです。さらに、共和党はその演説後に首都ワシントンで、花火の打ち上げも予定していまして、まさに前例の無い演出で党大会、そしてトランプ氏を最大限アピールし、野党・民主党との違いを打ち出す狙いです。また、トランプ氏は10か月間で新たに1000万人の雇用を作り出すことや新型コロナのワクチンを年末までに開発し、来年には社会を「正常化させる」ことなどを柱とした2期目の重要政策を発表するなど再選に向けて、支持を訴えています。

 ただこのところ、身内である共和党内から「トランプ氏を支持しない」と明言する人々が相次いでいます。先週は、歴代の共和党政権の元高官70人あまりが、ライバル民主党・バイデン候補への支持を表明。また、共和党の重鎮・パウエル元国務長官も民主党大会でバイデン候補への支持を訴えました。

 

Q.政府の元高官や共和党議員から離反が相次いでいるということですが、一般の支持者の反応はいかがですか?

 

 実際に演説会場で取材をしていますと、熱狂的なトランプ支持者はいまも健在です。ただ、「トランプ離れ」については不安を口にする支持者もいまして、先週の民主党大会でも「トランプ支持をやめた」人が次々と登場しました。

 その中の1人、激戦州の東部ペンシルベニア州でレストランを経営するリチャードソンさん(64)に理由を聞きました。

 「今回はバイデン氏に投票します。売上げは新型コロナ前から40%も減ってしまい、トランプ氏の対応は全く受け入れられませんよ」(リチャードソンさん)

 リチャードソンさんは、前回は既存の政治家ではなく、ビジネスマンのトランプ氏に期待して投票しましたが、結局、株価は上昇したものの、自身の生活は良くならなかったと言います。そして、トランプ政権の新型コロナ対応の遅れなどからレストランの経営は厳しくなるばかりで、「今回はバイデン氏への投票を決めた」と話していました。

 世論調査でも、トランプ氏の共和党員からの支持率は、2か月前より5ポイント減少していまして、新型コロナ対応の不手際や人種差別の抗議デモへの強硬姿勢で、白人からの支持も低下しています。全米の支持率でもバイデン候補にリードされているトランプ氏にとっては、これ以上の離反を食い止め、支持者を繋ぎ止めておけるかが再選への最低条件となります。       (2020年8月25日)

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上のような気になる記事が出ていましたので載せます。

あと2ヶ月しかないのに、共和党の中でトランプ離れが加速しているとは、これが本当であればトランプ絶体絶命です。

それを裏付けるように、どの情報ソースでも、トランプの支持率はバイデンに大きく引き離されています。

少なくとも、今日、8月25日の時点では、トランプが圧倒的に不利の方です。

ただ、私は、前回書いたような理由でトランプが大逆転してくれると思っていますが。