ドラマ『半沢直樹』、昨日が最終話でしたね。
私は、今シーズンの『半沢直樹』は昨日の最終話だけを見ました。
最終話だけ見ても、今シーズンの全話の筋は全部分かってしまうくらい単純ですね。
『半沢直樹』は水戸黄門や西部劇の、悪人を懲らしめる復讐劇ですので、見終わった後の『スカッとする』感触を楽しむドラマです。
その意味では確かにスカッとします。が、それだけです。
同じ、三菱東京UFJ銀行を描いたのでは、ドラマ『メガバンク最終決戦』があり、こちらの方が見応えがありました。
椎名桔平と桐谷健太が主役です。
椎名桔平は東京銀行、桐谷健太はUFJ銀行(たぶん三和銀行)からの行員です。
『半沢直樹』では半沢直樹と香川照之が産業中央銀行(三和銀行)からの行員です。
リアルでは、東京銀行出身は旧Tと言われ、三和銀行は旧Sと言われ、差別を受けています。
『メガバンク最終決戦』のほうがリアルに近いですね。
私のメインバンクは三菱UFJ銀行なので、少しその雰囲気は分かるのですが、垣間見た感じも、特に三和銀行出身にはきつい感じはしました。
支店でも、元三菱銀行支店と元三和銀行支店では違うようで、元三和銀行支店には行きたがらない感じもありました。
そういう『リアル』からすると、ドラマ『半沢直樹』はちょっとあり得ない感じはしました。
ただ、若くして三菱モルガン証券に出向させるのは、島流しでは無く期待されているからというのはリアルでもあるようです。