南アフリカ由来の変異ウイルス

イギリスで別のコロナ変異種確認、

感染力さらに強い恐れ 南アから流入か

2020年12月24日(木)09時18分
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ハンコック英保健相は23日、国内で別の新型コロナウイルス変異種が確認されたと発表した。写真はドーバー港で警備に当たる警察。23日撮影(2020年 ロイター/JOHN SIBLEY)

 

ハンコック英保健相は23日、国内で別の新型コロナウイルス変異種が確認されたと発表した。

すでに検出されているものよりもさらに変異が進み、感染力が一段と増している可能性があり、「極めて懸念される」と述べた。

同相によると、新たな変異種は過去数週間に南アフリカに渡航したコロナ感染者と接触があった2人から検出された。

さらに、新たな変異種と接触があった人、過去14日間に南アへの渡航歴がある人、これら渡航歴があると人と接触した人全員の隔離を求め、南アからの入国を直ちに制限するとした。

英国ではすでに感染力が70%高いとみられるコロナ変異種が拡大し、政府は対応に追われている。

南ア保健省は先週、新型コロナ変異種が確認され、最近の感染急拡大の引き金になっている可能性があるとの認識を示していた。

ハンコック氏はさらに、感染抑制に向けた措置を強化し、26日からイングランド南部全域をロックダウン(都市封鎖)にほぼ相当する最も厳格な制限下に置く方針を表明した。

また、英製薬大手アストラゼネカがコロナワクチンの完全な治験データを規制当局に提出したと明らかにし、承認に向けた下地が整ったと述べた。

[ロイター]

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非常に怖れていたことが起きつつあるのかもしれません。

いまイギリスで感染拡大している、70%感染力アップの変異コロナウイルスは、強毒化の兆候は見られないと言います。むしろ、普通に考えれば弱毒化していると思われます。

ところが、南アフリカで起きている変異コロナウイルスは、子供や若い人まで重症化しているといいます。強毒化していると考えられます。

そして、この南アフリカ由来のウイルスは、いまイギリスで感染拡大しているウイルスより感染力も強いということです。

 

感染力が増大して強毒化しているというのは今までの常識ではなかなかなかったことですが、ひょっとするとそれが起きているのかもしれません。

私は若し、そのようなとんでもないウイルスの変異が起こるとしたらアフリカだろうと思っていました。

 

今までのコロナウイルスとは全く違う性質かもわかりませんので、最大限の警戒をしています。

                (2020年12月24日午前10時17分)

 

 

 

南アフリカで、若者層に拡がっているコロナウイルスの「変異種」を発見

配信

 

若者たちが多く感染している新型コロナの大流行を裏付ける「ウイルス変異種」が、南アフリカで発見された

 

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笹山登生
 
@keyaki1117
 
南アフリカ発祥の新型コロナウイルスの変異株が専門家の間で恐れられている理由は 17箇所の変異のうち、スパイクタンパク質をコードする遺伝子に8つあり、うち2つの変異に懸念。
1つは「N501Y」で、ACE2受容体への結合を強化 もう1つはスパイクタンパク質の「69-70欠失」で、免疫反応回避の特性を持つ