日本はますます

自民党総裁選、私が想定していた中でも最悪の方向に行きそうです。

最も怖れていたのは、雪崩現象によって、第一回目投票によって河野の圧勝、それに、二階、石破、小泉が乗るというパターンです。

これにより、最悪の、河野総裁、二階副総裁、石破幹事長、小泉官房長官という悪夢となりそうです。

これが実現したら、日本の将来は想定の中でも最も暗澹たるものになります。

小泉純一郎から始まった日本の格差社会は、もっと鮮明な形で現れることになります。

中間層が根こそぎ没落していきます。

非正規雇用の比率は増大し続け、過半数の人が低所得層になります。しかし、小麦や食用油など食料品の価格は上昇していき、消費税も上がっていきますから、年々、生活は困難になっていくでしょう。

河野総裁、二階副総裁、石破幹事長、小泉官房長官の布陣なら、一気に日本の中国化が進みます。

私はそれを今の若い人たちのために本当に怖れていましたが、もう流れは決まったような気がしています。

日本人は小泉純一郎を熱狂して受け入れ、非正規雇用を定着させ、そして全く民営化する必要もない郵便局を解体し弱体化させたように、熱狂して受け入れる河野のもと、大きな改悪が行なわれるはずです。

アメリカも民主党政権ですし、米民主党は河野を最もパイプが太く扱いやすいと思っていますからアメリカとの関係は今まで通りうまくいくでしょう。

ただ、それ以上に、中国に最大限配慮した政策になるのは避けられなくなります。

日本の経済界はほとんど中国で儲けていますから、大歓迎でしょう。

つまり、どこからしても、歯止めとなる要因が全くなくなりました。

 

国会議員は選挙が命です。河野が総裁になれば、今度の衆院選は圧勝することが確実である以上、どの議員も河野にしたいと思うはずです。

私は高市さんの大逆転を願っていますが、あるいは線が細くて頼りない岸田でもいいかとは思っていますが、現時点では厳しそうです。

アメリカのようにテレビ討論会を頻繁に行ってくれれば、高市さんがかなり支持を得ることもできるとは思います。この人はブレがなく嘘がないからです。この3人では、河野が一番隠し事が多いですし本音の本音を言おうとしません。

 

しかし、どうこう言っても、中国が世界の覇権を握る、特に日本は企業も土地も中国によって買いまくられ、ほぼ中国の支配下になる、このような未来は、もう避けられないかもしれないなと半ばあきらめの境地になりつつあります。

                  (2021年9月14日21時)