パワハラ防止法が

 ねこまる (180.199.38.34)  
ショーシャンクさん、こんにちは。
久しぶりに、「ショーシャンクの空に」を見ました。
金曜ロードショーで放映あったのがキッカケですが、 テレビはおそらく日本語吹き替えだろうと思い、 自分のディスクで見ました。(英語版、日本語字幕)
今回特に印象に残ったシーンです。
 
①ブルックスが仮釈放となり、社会で働くが馴染めず、  再犯して刑務所に戻ることも考えるが実行せず、静かに自殺をする
 
②アンディーが刑務所全体に音楽を流し、懲罰房に入れられる
 
③アンディーが食堂で仲間に再会し、「希望」という言葉を発す。  
 それに対してレッドが、「希望は塀の中では正気を失わせる。禁物だ」と。  
 アンディー「自殺か?」(ブルックスという単語が聞こえました)
 
④レッドが仮釈放の面談で、「(社会復帰は)確実にできる。
 昔の自分とは違う。更生した」。  
 仮釈放不可の烙印を押される。
 
この①~④は、希望という言葉、想いを抱いても それが実現しない、象徴的なシーンだと思いました。
強く思うと返って欠乏感を感じる、それを象徴したシーンとして印象に残りました。
 
かく言う私も、4月から上司にパワハラを受け、今とても不安定で。。
闇に引きずられる、重力が重いと感じ。
①ブルックスの何かに怯え、焦りというか落ち着かなさが、自分のように見えました。
今日は久しぶりに快晴なので外を歩いてみようと思います。
まとまらない文章で申し訳ありませんでした(;^_^A

 

 

ねこまるさん、こんにちは。

①に関しましては、私は、やはり、ブルックスは自殺するよりは、刑務所に還ったほうがよかったと思います。

ブルックスはとても人のいい善人です。

アンディが新入りの時に、初めて声をかけてくれたのもブルックスです。

ブルックスにとって刑務所が安住の地だったのですから、自殺するよりは刑務所に戻るべきでした。

どこかの店で万引きしてわざと捕まる方法が最もいいと思います。

捕まって万引きした物は返すのですからその店に経済的な損失はないですし。

 

②に関しては、アンディは、懲罰牢に入れられることをわかっていながら、モーツァルトを楽しみ、そして刑務所全体にその音楽を流すことをしました。

それが気持ちよかったんだと思います。

みんなとモーツァルトを共有したいという気持ちでしょう。

法華経に、薬草喩品というのがあり、雨雲が起こり様々な草木に慈雨を降らせるという喩えが出てきますが、モーツアルトを慈雨として降らせたかったのでしょう。

 

③原文を直訳すれば、『自殺か?』ではなくおっしゃるように『ブルックスのようにか?』と言っています。

レッドの、希望は危険だ、希望は捨てたほうがいい、と言葉に対し、『ブルックスのようにか?』と聞き返し、レッドは怒って席を立ちます。

レッドは現実の強さを見ていて、アンディは希望には現実に優る力があるものと見ています。

その違いです。

 

④に関しては、レッドは仮釈放を勝ち取りたいという欲望がありギラギラしています。

更生したという言葉も仮釈放を勝ち取るための打算のにおいがあります。

しかし、アンディが脱獄していなくなり、出たいという欲望もなくなります。

もう、仮釈放などどうでもいい、という気持ちになったときに、審議官は、嘘がなく正直になった、欲望のギラギラがなくなった、外に出しても安全だという判断をして仮釈放を認めます。

ただ、それがよかったかどうかはわかりません。もうやる気もない状態で世間に出てしまうことになるからです。

希望がないままに出される結果になります。

 

 

>>4月から上司にパワハラを受け、今とても不安定で。。

 

ねこまるさん、これは大変ですね。

パワハラは絶対にあってはいけないことです。

今年の4月1日から、すべての会社で、パワハラ防止法が適用されています。

000611025.pdf (mhlw.go.jp)

 

パワハラで苦しむ人があってはいけません。

そして、この法律によって、会社にパワハラを報告し改善を求めたことでその従業員が不利益をこうむったりすることを禁止しています。

 

もしよければ、このブログ『人生についてのひとりごと』でご相談ください。

 

 

 

 

 ねこまる (180.199.38.34)  
ショーシャンクさん、こんにちは。
お返事が遅くなり、大変申し訳ありません。
仕事をしつつ、心を整えているところで。。 一旦、さらに上の上司に、 担当していた仕事を外していただき、 ストレス源から解放していただきました。
また少し落ち着いてから投稿させてください。
 
 
ねこまるさん、こんにちは。
そうですか。よかったですね。
ストレスから解放されたのは何よりです。
円満に解決するのがベストです。
よかったですね。
何かありましたら、なんでもご相談ください。
 
 
 
 ねこまる (180.199.38.34)  
ショーシャンクさん、ありがとうございます。
今回の経緯をお話させてください。
■登場人物  
・K:私  
・Hさん:直属上司。私のメンタル休職を理解し、業務をアサインして下さる。温和な方。  
・Sさん:同僚、管理職。今回私の開発業務のマネジメントを担当。メンタル休職の経験あり。温和な方。
 
1. Hさんからの指示で、所属部署の運営業務(部総括)を私が担当していた。
Hさんから、追加で、開発業務が私にアサインされた。
Hさんが「Sさんなら、(メンタル経験あるから)Kくんのことを理解して世話してくれると思う」と、 Sさんをその開発業務のマネジメントに任命。
 
2. 在席フロアの大規模改修工事が迫り、運営業務の方がかなり多忙になった。
業務負荷が重くなり、業務量調整をSさんに相談するが、 Sさんから「運営業務は仕事じゃないから、1日の業務の半分以上は開発業務をしないと」と言われ、 対応してもらえなかった。
 
3. そこから毎日、Sさんから電話で 「運営業務は仕事じゃないから、勤務時間中は開発業務をやるように」 「今Hさんが誰かに電話してて、『(私の)開発業務は全部Kくんがやるから』って言ってたよ。」 と言われ続けてました。
「(開発業務の)参考書買った?私買いましたよ。
業務内で進めつつ、休みの日に勉強しておかないと、到底間に合わないよ」とも言われました。
 
4. 開発業務は、今まで知識経験がない、電気回路のシステム構築で、 一か月でシミュレーション環境を構築するという内容でした。
運営業務の負荷も厳しく、到底間に合わないと思ったので、Sさんに相談しましたが、 「運営業務は仕事じゃない」に加え、「できないではなく、どうやってできるかを考えるのが仕事」と言われました。
 
5. 私は、朝6時から夜10時まで、開発業務を行い、 勤務終了後に自宅で運営業務をやり、参考書で勉強する、という生活を2週間ほどやっていました。
 
6. ある日、上司のHさんから電話がかかってきて、 「最近、調子どう?大丈夫?」「Sさんの日報と、Kくんの日報が明らかに温度が違うのが気になって・・・」 今の状況を話したところ、運営業務が大変なことを理解して下さり、 一旦、開発業務を外していただくことになりました。 最初に私がパワハラと言い切ってしまいましたが、 怒鳴る・罵声を浴びせる等はなく、パワハラとは言えないかもしれません。
 
Sさんは証拠が残らないよう意識してか、全て電話・口頭だったため、証拠もなく。。 私としては追い込まれる感じがとてもツラかったです。。

 

 

ねこまるさん、こんにちは。

パワハラの経緯を説明くださりありがとうございます。

 

パワハラ防止法の要件は3つあります。

 

職場において行われる
① 優越的な関係を背景とした言動
② 業務上必要かつ相当な範囲を超えたものにより
③ 労働者の就業環境が害されるもの

 

この3つの要件がすべて満たされるものが、パワハラ防止法の要件となります。

 

① 優越的な関係を背景とした言動

に関しては

上司と部下が典型的ですが、上司と部下の関係でなくても、同僚や部下による言動でも、その人が業務上必要な知識、豊富な経験があって、その人の協力がなければ業務の円滑な遂行を行えない場合には、同僚や部下の言動もパワハラになりえます。ITなどに詳しい部下から、上司に対する言動もパワハラになることがあるのです。

 

② 業務上必要かつ相当な範囲を超えたもの

に関しては

業務上明らかに必要性のない言動や、業務の目的からかけ離れた言動、業務を遂行するための手段としては不適当な言動などは、この要件を満たします。

 

③ 労働者の就業環境が害されるもの

に関しては

厚生労働省の指針では、この内容としては、行為者の言動で、労働者が身体的又は精神的に苦痛を与えられ、就業環境が不快なものとなったために能力の発揮に重大な悪影響が生じる等の当該労働者が就業する上で看過できない程度の支障が生じることを指します。

 

 

これらから考えた場合、ねこまるさんのケースは、パワハラに該当すると考えられます。

 

今回は、上司に相談して、解決できたのでよかったですが、今後の参考にしていただければと思います。

 

 

 

 ねこまる (180.199.38.34)  
ショーシャンクさん、こんばんわ。
 
>これらから考えた場合、ねこまるさんのケースは、パワハラに該当すると考えられます。
>今回は、上司に相談して、解決できたのでよかったですが、今後の参考にしていただければと思います。
 
こう言っていただけるだけで、とても心が救われます。ありがとうございます。
Sさんに毎日のように、「Hさん(直属上司)も同じように言ってる」と言われ続け、 私の中で「Hさんも同じ考えなんだ」と思い込み、Hさんに早く相談できなかったこと、 パワハラとして、自ら声をあげれなかったこと、 この二つが、今回の私の反省です。
(妻や仲の良い同僚には、「ソフトパワハラを受けている」と相談していましたが・・・)
今でこそ、こうしてある程度普通に相談することができましたが、 5月の頃は、ブルックスの行動が毎日頭に過っていました。
山の頂上のような高いところで、細い糸の上を綱渡りしている自分を、常に感じていました。 私が『仏陀の真意』を読んだのが5月の頭でした。
正直に申し上げますと、活字を読むのが辛く、4章~6章があまり読めていません。
ブログ内のコメントで、ショーシャンクさんが「7章はぜひ読んでほしい」と仰ってたので 7章は頑張って読みました。
もう少し心の調子が上がってきたら、 改めて「仏陀の真意」と向き合いたいと思います!
(次は必ず全部読みます)
相談に乗っていただき、誠にありがとうございました。