国際金融の地殻変動へ

前回、リップル(XRP)が200円を超えてきたと書いてから10日くらいしか経っていませんが、昨日400円を超えてきました。

他の仮想通貨が下がっているなかでの暴騰で、来年に向けて何かが動き始めているのでしょう。

明日にもリップルのステーブルコインRLUSDが承認されるとの報道があります。

これにより、国際送金システムは大きく変わっていくかもしれません。

もちろん、ドル連動のステーブルコインは既にいくつもありますが、リップルは国際送金に特化したシステムですから、一気に普及するのではないでしょうか。

トランプは、BRICSがドル決済に対抗しようとしていることに警告を出しました。

関税100%を課すということです。

これはさすがの一手ですね。トランプはドル安に持っていこうとしているのですが、そうすると基軸通貨ドルの信頼性が揺らいできます。その状況では、BRICS中心にドルに対抗した通貨を担ぐ可能性があります。

そのようなことをさせずに、つまりアメリカの基軸通貨発行国という覇権を揺るがすことなく、仮想通貨を中心とした国際金融システム構築ができるのかどうか、見ものです。

下手すると金融市場そのものが大きく混乱する可能性があるだけに、どのように持っていくつもりなのか興味津々です。