映画『コンカッション』


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一人の、名もない、ナイジェリア出身の黒人医師が、米国で圧倒的に人気のあるアメリカンフットボールが脳に与える深刻な影響を告発した作品です。

 

これは、これから日本でも大きな問題になるのではないかと思います。

 

スポーツによる脳震盪の恐ろしさが初めてわかりました。

キツツキは脳が舌骨で護られているために脳震盪を起こさないのですが、

人間の脳は液体でしか保護されてなく、極めて不安定で衝撃に弱いらしいです。

この映画では、アメリカのプロスポーツのアメリカンフットボールでの深刻な脳震盪を取り上げていますが、ラグビーやサッカー、格闘技なども脳震盪を起こしやすいスポーツです。

 

プロスポーツが人気の競技は、小中高校でもする人は多いでしょう。

 

度重なる脳震盪が原因の慢性外傷性脳症(CTE)の恐ろしさは、死亡した後解剖しなくてはわからないということらしいです。

 

40台でうつ病を発症して自殺する例が相次いで、死後解剖の結果、CTEと判明した事例が出てきますが、日本ではうつ病を発症しての自殺だと事件性がないので解剖はしないでしょう。

このように、本当の原因が闇の中に消えていった例がかなり多いのではないかと感じました。

 

プロスポーツ選手が早死するケースは多いです。

これから、日本でも社会問題になるのではないでしょうか。