第九の季節

今年は一ヶ月早く、第九を聴き始めました。

盤は、フルトヴェングラー指揮ベルリンフィル(1942年盤)です。

20才の時からあれほど聴いていたバイロイト盤は最近あまり聴かなくなりました。それほど、ベルリン盤が凄い。

もちろん、第3楽章だけは、バイロイト盤やルツェルン盤が優れていますし、第4楽章の最後の10分はウィーン盤の凄まじさは特筆できますが。

 

そこで、数年前に貼ったシラーの詩の全文を再び貼ります。

ところどころよりよいと思える表現に差し替えていきます。

 

 

歓喜に寄す (フリードリッヒ・フォン・シラー)

 

1.
喜びよ、美しい神々の閃光よ
楽園の世界の娘よ
私たちは足を踏み入れる、炎に酔い痴れつつ
天なるものよ、そなたの聖所へと
そなたの魔力の力は再び結びつける
世の中の時流の剣が分け隔てていたものを
乞食が王公の兄弟になるのだ
そなたのその柔らかな翼が憩うところで

抱き合おう、幾百万の人々よ!
このキスを全世界に!
兄弟たちよ、星の輝く天幕の彼方に
慈愛に満ちた父が居るに違いない

 

2.
大きな幸せを得たもの、
ひとりの友の友となり
優しい妻を得たものは
その喜びを共にしよう!
そうだ、たとえたったひとつの魂であっても
自分のものと呼べるものが世界の中にあるのならば!
そしてそれができなかったものは、ひっそりと立ち去るがよい
涙しながらこの環の外へ!

この大きな環に住むものは
共感を尊びはぐくめ!
それは我々を星の世界に導く
未知なる主が君臨しているところへ

 

3.

全ての生きとし生けるものは
自然の乳房から喜びを飲む
全ての善きものも、全ての悪しきものも
その薔薇咲く道を行く
喜びは私たちにキスと葡萄酒を与え
死の試練を乗り越えた友を与える
快楽は虫にも与えられ
そして天使ケルビムは神の前に立つ!

君たちはひざまづくか、幾百万の人々よ?
創造主を感じるか、世界よ?
星の天幕の彼方に求めよ!
星の彼方に神は必ずや住たもう

 

4.
喜びは力強いバネだ
久遠の自然の中において
喜びよ、喜びこそが歯車を回す
その巨大な宇宙時計において
それは花々をつぼみから誘い出し
恒星たちを天空から誘い出し
天球を空間で回転させる
予言者の遠眼鏡が知らぬところで

喜ばしく、

太陽が壮大な天空を飛び回るように
兄弟たちよ、自らの道を進め!
勝利に向かう英雄のように!歓喜に満ちて

 

5.
真理の炎の鏡の中から
それは探究するものに微笑みかける
美徳の険しい丘に
それは耐え忍ぶものの道を導く
信仰の輝ける山々の頂には
旗が風にひるがえり
砕かれた柩の裂け目からは
それが天使の合唱の中に立っているのが見える

耐え忍べ、勇気を持って、幾百万の人々よ!
耐え忍べ、より良い世界のために!
星の天幕の彼方で
大いなる神が報いてくれるだろう

 

6.
人が神々に報いることはできない
しかし神々に倣うのは素晴らしいことだ
悲嘆にくれるものも貧しいものも出てこい
朗らかなものと一緒に喜べ
怒りも復讐も忘れてしまえ
不倶戴天の敵も許すのだ
彼に涙を強要するな
悔恨が彼を苦しめるようにと願うな

貸し借りの帳簿は破り捨ててしまえ!
世界全てが和解しよう!
兄弟よ 星の天幕の彼方では
神が裁く、我々がどう裁いたかを

 

7.
喜びは杯に湧きかえる
葡萄の黄金の血のうちに
残忍なものは優しい心を飲み込み
絶望は勇気を飲み込む
兄弟よ、お前たちの席から飛び立て
なみなみと満たされた大杯が座を巡ったら
その泡を天にほとばしらせよう
このグラスを善き精霊に!

星の渦が褒め称えているもの
セラフィムの聖歌が賛美するもの
このグラスをその善き精霊に
星の天幕の彼方にまで!

 

8.
重い苦悩には不屈の勇気を
無実のものが泣いているところには救いを
固い誓いには永遠を
友にも敵にも真実を
王座の前では男子の誇りを
兄弟よ、たとえ財産と生命をかけてでも
功績には栄冠を
偽りのやからには没落を!

神聖なる環をより固く閉じよ
この黄金の酒にかけて誓え
誓約に忠実であることを
これをあの星空の審判者にかけて誓え!

 

9.
暴君の鎖からの救出を
悪人にもまた寛大さを
死の床で希望を
処刑台で慈悲を!
死者もまた生きるのだ!
兄弟よ、飲み、そして調子を合わせよ
全ての罪人は赦され
そして地獄はもはやどこにもない

朗らかな別れの時!
棺衣にくるまれた甘美な眠り!
兄弟よ 優しい判決を
死の時の審判者の口から!

 

高市海賊団


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面白い動画があったので貼ります。

『パイレーツオブカリビアン』シリーズが好きな私には刺さりました。

小泉進次郎の評価がここに来て爆上がりですね。

この動画では、林芳正もカッコよくなっていて笑えました。

中でも女性3人が最高にかっこいいですね。

『パイレーツオブカリビアン ワールドエンド』のキーラ・ナイトレイを彷彿とさせます。

ワールドシリーズ第5戦


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もう、毎日、酷すぎる試合を見せられていますね。

監督の戦略、戦術が全く見えてこない。

ロバーツという監督はすべて選手任せの監督です。

選手がかみあえば勝って、噛み合わなければそのままズルズル選手次第で立て直し出来ないという、つまり監督の仕事を全くしていないのです。

最も重要な監督の仕事は、試合が劣勢になったときに、選手たちに勝つ希望を持たせることです。

そのためには、戦術的に、相手の投手に多く投げさせるためにボールでは振らず、ストライクでもファールさせろといった具体的な指令を出すべきです。

この監督に従えば勝てるという雰囲気を醸造できるかどうかです。

そういう戦術が全く見えてこない。

ホームランを打って、先発が完投に近い形まで投げるしか、勝ち筋がない野球をしています。

選手が頑張れば勝ち、そうでなければ何もできなくズルズル負ける、このパターンに陥っています。

ドジャースが優勝するには、第6戦で山本由伸が完投に近い投球をして、第7戦では、グラスナウが6回まで抑え7回と8回に大谷翔平がリリーフして、最後9回に佐々木朗希が抑えるというシナリオだけが勝ち筋として残されました。

 

カナダという国を代表して頑張っているブルージェイズが優勝してもいいかなという気になってはいます。

 

あまりにも監督采配が

昨日のドジャースの試合は勝ったので感動ものになっていましたが、私は監督の采配がどうしても納得できないと書きました。

そして、今日の試合ではっきりと、いかにロバーツ監督が無能なのかが誰もわかったと思います。

投手起用に非難が集中していますが、本質はそうではないと思っています。

私が感じている違和感に近い動画がありましたので載せます。


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そう。このロバーツ監督というのは、本当の意味でリスペクトがない。

特に短期決戦には、全く不向きな監督で、ここまで勝てたのは、大金を払ってスター選手たちを集めまくったから。他の監督であれば、圧倒的に勝ち進んでいる戦力です。

来年はどうしてもベイカーに監督になってもらいたいですね。

ベイカー監督は今の選手たちの『勢い』を見ることができる監督です。

ぐったりと死んだような選手をくどいほど使うようなことはないでしょう。

特に短期決戦では、『勢い』こそ全てです。

それが、このロバーツ監督には全く見えていない。

 

 

日米首脳会談


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高市首相のトランプ大統領との会談、最高でした。

外交が苦手な日本にあって、唯一外交らしいことができた人が安倍首相だと思っていますが、ひょっとすると、高市首相は超えていくかもしれません。

もちろん、今回は親密度を深めることだけが主題ですので、利害の衝突がない状態で判断はできませんが、物怖じしない堂々とした態度でいて親しみやすく胸に飛び込んでいくキャラは極めて優れていると思います。

聖徳太子の時代や明治時代には日本にも外交に優れた人がいましたが、敗戦後は外交できる人は出てきていないと思います。

中でも最悪は石破でした。

高市首相になって日本は助かったと本当に思います。

とにかく早く解散総選挙をおこなってほしいところです。

 

 

監督の能力の差


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すごい試合でした。

フリーマンのサヨナラホームラン、大谷の全出塁、一昨日完投したばかりの山本由伸が志願してブルペンに、と何とも見所いっぱいの感動ものでしたが、やはり、監督の能力の差によって実はドジャースが確実に負けていた試合でした。

ドジャースは、先発ローテーションのシーアン、カーショーという2人の投手をブルペンにつぎ込める鉄壁の戦力であり、延長戦が長引けば長引くほど、ドジャースに圧倒的に有利になる状況でした。

しかし、ロバーツ監督は、相手のブルージェイズより先にブルペン投手を使い果たしてしまいました。

先発投手のカーショーを打者1人にしか投げさせなかったのです。

すでに15回で最後の投手クラインを使っていますし、このクラインが奇跡的に4イニングを完璧に抑えたからよかったものの全く実績のない若者でした。

対して、ドジャースが最後のクラインを投入したときにはブルージェイズにはなお投手が残っており、この投手は打てそうもない最強に見えました。

ブルージェイズの監督は切り札をとっておいたのです。

 

結果的にドジャースの勝利になったのですが、クラインは1回も持たなくても仕方なかったのですし、それも18回までが限度でしたので、奇跡が重なったということでしょう。

 

『カリナン原石を探せ!』アクセス数が

立ち上げたばかりのブログ『カリナン原石を探せ!』の1日のアクセス数が今日は600人になりました。

土曜も日曜も300人だったのですが、月曜日で一気に倍増です。

アクセス元に、X(旧Twitter)やYahooの表示が何%か出てきましたから、Xで取り上げられたのかもしれません。

もちろん、ブログ『株についてのひとりごと』では、1日のアクセス数が2000人を超えていましたので、それに比べればまだ少ないですが。

 

それにしても、ジャンルでアクセス数は全く違うものです。

Yahoo掲示板のときも、『映画についてのひとりごと』『仏教についてのひとりごと』スレッドも立ち上げていて、映画板や哲学板、東哲板ではアクセスランキングトップであることが多かったですが、それでも株式板の『カリナン原石を探せ!』スレッドのアクセス数とは、10倍か100倍の差がありました。

 

ブログの『仏教についてのひとりごと』も1日のアクセス数は200人くらいで、ブログ『株についてのひとりごと』の10分の1でした。

 

ある哲学サイトを今見ると、1日のアクセス数は16人でした。

 

哲学や仏教に興味がある人がいかに少ないか、ということですね。

 

 

 

 

 

 

 

 

高市首相の外交デビュー


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高市首相がASEANで外交デビューしました。

堂々としてしかも愛想がよく最高のデビューだったと思います。

とにかく、石破が恥ずかしかったので、本当にほっとしています。

しかし、何十年となく、世論調査では首相になってほしいトップがいつも石破であったのですから、日本国民の民度もとんでもなく低いものだと半ばあきらめていましたが、今回、高市首相になったので、やはり日本は崖っぷちになると復活する能力があるのだと再認識しました。

 

高市首相所信表明演説


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高市首相の所信表明演説が今日行われました。

ここまで感動した所信表明演説は今までありません。

『日本を再び世界の高みに押し上げる』

何という力強い表明でしょうか。

内容も素晴らしいのですが、それよりも、この人は全身全霊で言っている。

いままでの首相はすべて綺麗事を棒読みしただけでした。

この人は、自分の頭で考え抜いた上で表明しているのが伝わってきます。

 

三谷幸喜作品について

三谷幸喜の作品は、初期が最高で、どんどん駄作になっていることは、これまで何度も言ってきました。

この人はお金をかけない、ワンシチュエーションドラマで最も才能が輝くのだと思います。

三谷幸喜の最高傑作は、ドラマ『王様のレストラン』です。

映画はドラマに比べ、それほど傑作はないのですが、それでも初期の『ラヂオの時間』『みんなのいえ』からはどれも劣化しているように思えます。

大河ドラマの三谷幸喜作品も傑作はないですが、初期の『新撰組!』がまだましで、『真田丸』『鎌倉殿の13人』は評価できません。

映画、ドラマとも初期からどんどん才能が枯れていっているように思えます。

しかし、ここ最近のこの2作品はあまりにも酷すぎるレベルです。


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『スオミの話をしよう』も『もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう』も、キャストの豪華さは凄まじいものですし、お金もかけているのはわかります。

しかし、精神が淀んでいる。

三谷幸喜が心配になるほど、背景の心象風景が濁っているし、どの台詞にも『切れ』がない。

もちろん、それはストリップ劇場が舞台だからというわけではない。

劇団ひとり監督の映画『浅草キッド』は、見事なまでに人間の哀しみや無常を描いて見せていた。

三谷幸喜の場合、初期の作品の面白さを知っているので、どんどんすごい作品を生み出してくれると期待していただけに、残念でなりません。

 

 

高市自民党、公明党と対決へ


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公明党が連立離脱したのを受け、自民党が公明党現職の小選挙区にも候補者をたてることを検討し始めました。

ここは絶対に折れてはいけないところです。

公明党は小選挙区で勝てるところはあるのでしょうか。

次の総選挙では、公明現職の小選挙区に自民党も維新も参政党も候補立てるでしょう。

公明党は比例区頼みになるしかないでしょうけど、本当に500万票今でも取れるのか、注目ですね。

参政党は、自民が小泉進次郎なら30人以上当選したでしょう。高市自民党であれば、20人くらいになるかもしれませんが、躍進であることは確かです。

 

トランプも来日しますし、大きく日本が変わる時が来たのでしょう。

高市早苗総裁には、公明党の嫌がらせに負けずに旋風を起こしてほしいですね。

 


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首班指名さえ乗り切ればいつでも解散総選挙ができますので、最も重要な鍵を握るのは国民民主党ということになりました。


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このニュースを見て、国民民主党は立憲民主党と同調すると考える人がいるでしょうけど、まずそうはならないでしょう。

国民民主党は連合の関係で、自民党との連立は無理のようですが、共産党にもすり寄る立憲民主党と同調することはあり得ないでしょう。

自民党は維新と連立するようになるかもしれませんが、維新も公明党もどちらも中国べったりですが公明党よりは少しは維新の方がましかもしれません。

 

 

 

ブリュワーズが最大の壁の理由


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ドジャース、何とか、フィリーズに勝ちました。

そのことについて、メジャーリーグの解説者たちが感想を語っています。

しかし、いつも思うのですが、この人たちは何故このような深いことが言えるんだろうか。

それに比べ、日本の解説者の言っていることはすべて表面だけ、上っ面だけ、技術面だけ、薄っぺらいことしか言えない。深い洞察に満ちたことを言っている日本の解説者など一人もいません。

この違いは何だろう。

日本から、あるいはアジアから、世界的な哲学者が一人も出ていないのは、資質の問題かもしれない。

同じ、野球ばかりやって来た人たちなのにこの違いは何だろう。

 

それは置いておいて、この解説によるとドジャースとフィリーズが事実上のワールドシリーズだったそうですが、私はそうは思わない。

次のブリュワーズとのナリーグ決定シリーズこそ実質的なワールドシリーズだと思います。

これに勝てば、ア・リーグとのワールドシリーズでは、ドジャースが圧勝するでしょう。ただ、ブリュワーズが勝った場合、ワールドシリーズ勝利するかどうかはわからない。

つまり、ブリュワーズはメジャー最強のチームではないけれど、ドジャースの側から見た場合には、最大の難敵はア・リーグ代表でなくブリュワーズだということです。ブリュワーズはドジャースの監督の采配のミスを突くことができるチームだからです。

私は、カブスとブリュワーズのシリーズはカブスが勝てばいいと思っていました。日本人がいるからではなく、カブスであればドジャースは勝てるでしょうけど、ブリュワーズに勝てる気がしないからです。

決定的に違うのは、監督の能力。

ドジャースのロバーツ監督は無能なので、ブリュワーズの緻密な野球に勝てる気がしない。

確かに、先発投手陣は圧倒的にドジャースが上です。中継ぎは不安定ですが、ポストシーズンはシーアンやカーショーなどの先発を中継ぎにまわせるので大丈夫でしょうし、抑えは何といっても佐々木朗希が救世主となっています。

打撃も圧倒的にドジャースが上です。

普通であれば、ドジャースは負ける要素がありません。

ブリュワーズにスイープで勝ってもおかしくないほどの戦力差があります。

しかし、監督の能力の差があまりにもありすぎる。

ロバーツ監督は、単純で幼稚な野球理論だけを優先して、その時の選手の調子や勢いを見ることがない。

例えば、左投手には右の打者、右投手には左打者という杓子定規を優先して、実はその打者が左なのに左投手からよく打っているということを無視したりする。

短期決戦では、調子が悪い選手はすぐ調子のいい選手と代えなければいけないのに一テンポ遅れる。

そのようなことだらけ。

高額で獲得したコンフォートやタナー・スコットやトライネンをどんなに不調でもしつこくしつこく使い続けて、勝っていた試合の何十試合かを失った。

いくら高額で取ったといっても、年収と今の選手の調子とは全く関係ない。

ロバーツ監督の采配が最もチームを窮地に陥らせる。

 

ロバーツ監督は今期でやめてほしい。アストロズのベイカー元監督にドジャースの監督になってほしい。

この戦力であれば、ベイカー監督なら危なげもなく優勝するはずです。

ドジャースはお金に糸目をつけないスター軍団ですから。

それに比べ、ブリュワーズは小さな町の低予算の球団です。

ブリュワーズがどのような戦いを見せるのか興味津々です。

 

それにしても、私は日本のプロ野球はここ10年以上、どこが優勝したかさえ知りません。

こういう人は多いでしょうね。

 

さて、ナ・リーグ優勝決定シリーズ、どうなりますか。

多くの日本人と同じく、私はドジャースの応援ですが、唯一、ブリュワーズになら負けてもいいと思っています。

小さい町の低予算のチームがここまで勝ち進んでいるということに感動するからです。

そして、高額のスター選手がほとんどいない田舎チームのブリュワーズがメジャーリーグ1の高額スター選手ばかりを揃えたドジャースにポストシーズンで勝つという奇跡が見たいという気が少しあるからです。

 

ちなみに、チームごとの総年棒ランキングでは、1位ドジャース、2位メッツ、3位フィリーズ、4位ヤンキース、5位ブルージェイズであり、ブリュワーズは22位とかなり下です。

 

ドジャースにしても、フィリーズにしても、ブルージェイズにしても、ワールドシリーズ制覇すると、結局、お金の力で決まってしまうのかとなります。

そういう意味で、もし、ワールドシリーズがブリュワーズとマリナーズの対戦になったら本当に面白いと思ってしまいます。

しかし、何やかんや言っても、ドジャースとブルージェイズとのワールドシリーズにはなるのでしょうけど。

お金=戦力というのは、どのような戦争であっても否定できないものですから。

 

 

 

 

 

 

 

公明党、連立離脱!


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公明党が連立離脱しました!

これから日本は確実に変わりますね。

首班指名で総理大臣になるのがひと手間かかることになりましたが、総理になればすぐに解散総選挙をすればすべて解決します。

その総選挙では、大きな追い風が吹くでしょう。

 


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首班指名では、高市総裁は第一回目の投票で過半数は難しい状況になりましたが、要は決選投票です。

野党がまとまるとは思いませんから、決選投票で、何とか、ギリギリで高市総裁が総理になるのではないでしょうか。

そして、総理になれば、解散総選挙ができます。

 

また、まだ、第一回目の投票で高市総裁が過半数の233票を取れる可能性もあります。

自民党の196票に国民民主党の27票を合わせて223票ですから、あと10票あればいいのです。

ここで、河村たかしが、10人の会派を作ることができれば、それを加えて過半数に届きます。

維新からの離党組も3人以上いますし、無所属議員を合わせれば、10人にするのは可能だと考えます。

そうすれば、河村たかしも一気に与党となることができますし、そのように動くのではないかと見ています。

 

 

 

 

 

昔話の改竄

この前、現代に伝わっている浦島太郎の物語が元の形とは違っており、そのために不完全でわけのわからない物語になってしまったことを指摘しました。

明治時代、『子どもの教育的な目的』から昔話は改竄されてきました。

桃太郎の物語もそうです。

桃太郎は桃から生まれたのではありません。

おばあさんから生まれたのです。

おばあさんが川の上流から流れてきた桃を拾ったのは同じですが、その桃を家に持って帰っておじいさんと食べたのです。

その桃を食べたところ、おじいさんとおばあさんはみるみる若返って(中略)子どもが生まれました。

その子どもが桃太郎です。

桃は古来、霊薬でした。

しかし、子どもに読み聞かせるのに、何故若返ったおばあさんが子どもを生めたのかという質問が出てきたので困って、改竄したのです。

 

浦島太郎の物語も、いじめられていた亀を助けたことのお礼に竜宮城に案内されます。勧善懲悪を教育方針としたからですが、それにしては結末が悲惨すぎます。明治時代、文部省あたりの役人が改竄したためでしょう。才能がありません。

亀も竜宮城に属する使いの動物の一匹であれば、竜宮城を挙げての歓待は少し過剰に思えます。

これは、亀が実は乙姫だった、乙姫の化身であったという原形がわからなければしっくりきません。

そして、乙姫は浦島太郎を気に入り、3年間、竜宮城で乙姫と浦島太郎は夫婦のような生活をしていたのです。

そこはまずいので省略して、ただ何日間か宴会を開いて歓待されたというストーリーになったのです。

3年経った浦島太郎は地上に残してきた両親が気になって仕方ありません。

それで、どうしても両親に自分は元気だと伝えるために浦島太郎は地上に戻ったのです。

乙姫は、竜宮城での時間と地上の時間の経過が違うことを当然知っていました。

玉手箱を渡したのは、その現実に気がついたときに開けるようにという意味だろうと思います。

鶴になった浦島太郎が蓬莱山に飛び立ったのも、亀になった乙姫が蓬莱山に向かったのも、理想郷の蓬莱山で一緒になろうと約束していたからに違いありません。

 

こう考えると、浦島太郎の物語は極めて深い示唆に富んだ物語だということがわかります。