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ショーシャンクさん こんばんは。 地球環境、私的には深く考えた事がなく難易度が高かったのですがショーシャンクさんのご教授で私も刺激を受け文献等読んで見ました。 地球温暖化はCO2濃度の増加ではなく、他の要因で起こっているという説があります。CO2濃度の増加が温暖化の原因ではない。 原因の一つとして太陽の活動。太陽の活動は地球の温度に影響を与える。 過去北半球は1000年くらい前に暖かい時期があり、300年前に寒い時期があった。注目したいのは300年前です。太陽活動が非常に弱い「マウンダー極小期」と呼ばれていた時代です。太陽の黒点が現れないことが70年くらい続いたといわれて いる・・。 地球は温暖化と寒冷期を繰り返すしている。 もしかしてマウンダー極小期がこれから来るかもしれない。 今現在二酸化炭素が原因で温暖化現象が起きてると思ってましたのでショーシャンクさんのご教授 とても良い勉強になりました。
まりさん、おはようございます。
確かなことは、地球はいま、小
氷期という寒冷期に向かっているということです。ミニ氷河期ともいいます。
これは、地球科学の科学者の多くが言っていることです。
今年、『サイエンス』に発表した
ハーバード大教授もすでにいま地球はミニ氷河期に入っていると言っています。
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英ウェールズで2015年7月9日に開かれた王立天文学会で英国の研究者が驚くべき発表をした。今後15年ほどで太陽の活動が60%も減衰するというのだ。英テレグラフ紙を含めたメディアは「ミニ氷河期に突入」というタイトルで記事を打った。
研究発表をしたのは英ノーザンブリアン大学のヴァレンティナ・ジャルコヴァ教授。太陽の内部にある磁場の変化によってミニ氷河期が訪れる可能性を示唆した。
同教授によれば、太陽内に2つの異なる磁気波があることを発見。2波は周波数が異なるが、両波ともに11年周期で変化するという。ジャルコヴァ教授は両波を基に太陽活動の動きを探る新しいモデルを確立した。精度は97%だという。
ジャルコヴァ教授は新モデルを使い、2030年に始まる第26太陽周期で、太陽の活動が著しく低下することを予測。記者会見で次のように説明した。「第26太陽周期で、2つの磁気波はまるで鏡に映されたように相殺しあい、(地球は)『マウンダー極小期』のような状況になると推測できる」。 「マウンダー極小期」は1645年から1715年まで続いたミニ氷河期で、黒点の数が著しく減少したことで知られる。地球では寒冷化が進んだ。黒点を研究した天文学者エドワード・マウンダーにちなんで「マウンダー極小期」と呼ばれている。
この時期は、英テムズ川が完全に凍結したことでも知られる。米ニューヨーク市ではニューヨーク湾が凍って自由の女神やスタッテン島まで歩いていけた。またアイスランドは周囲が海氷に閉ざされたため、貿易や漁業に大きな被害がでた。
飢饉に見舞われて人口がほぼ半分になったとの記録さえある。
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次に確かなことは、CO₂には、温室のような効果があるということです。
今の地球の大気中のCO₂は近年増えたとはいえ、たったの0.04%ですが、金星の大気は、96%がCO₂です。
そして、地球もかつては、CO₂が96%以上もありました。
その場合、熱を閉じ込めますから、気温は非常に高くなって人類は住めません。
このグラフのように、地球のCO₂は激減していっています。今は地球史上最低のレベルです。
例えば、恐竜が栄えたときも、CO₂は今の6倍もあって、しかしそのために植物が育ちやすかったと言われています。
また、ジュラ紀や白亜紀は温暖な気候で地球の平均気温は現在より10度以上高かったといわれていますが、恐竜が絶滅したとされる白亜紀後期で平均気温が7度も低下していました。 急激な気温の低下が生物に与える影響は大きく、爬虫類である恐竜も例外ではなかったと考えられています。
今よりCO₂が6倍も多く、平均気温が10度も高い環境下では、巨大生物である恐竜が活躍しており、それだけふんだんに植物も生い茂っていたということです。また、平均気温が今より10度も高いのに、大地は水没していませんでした。
ここは事実として押さえておかなくてはいけないことです。
グレタさんは、国連の演説で、平均気温が1.5度の上昇以下に抑えられる確率が50%しかないということで怒っていましたね。
大量絶滅に向かっているとも。
平均気温が1.5度上がったら何が大量絶滅するのでしょうか。
むしろ、植物は確実に今より増えます。
穀物の生産量は今より増えます。
温暖化は生物にとってはいいことです。
生物が絶滅するとすれば寒冷化です。
今より平均気温が3度下がれば、ほんとうに危機が訪れます。
未曽有の食糧危機が来ます。
水温も下がるので、大気中のCO₂がどんどん水に溶けていき、大気中のCO₂が急激に減ってしまいます。
温室効果がなくなっていきますので、気温の低下に拍車がかかります。
30年後、グレタさんの娘さんが、国連で『金持ちたちはCO₂を出さないヨットで遊んでいる。よくもそんなことができたものだ。人々は寒冷による不作で飢餓に苦しみ、寒さに震え凍え死んでいる。今こそ、みんなでCO₂を増やして地球を暖めないと大量絶滅になってしまう。』と演説しているかもしれませんね。
アメリカ中部は完全なミニ氷河期… : コロラド州で夏至の降雪の後、今シーズンの積雪量が平年の 4000% 以上になったことが判明
・Colorado’s snowpack is 40 times normal after rare summer solstice dump
アメリカ中部から中西部は、現在、気候が混沌としています。
アメリカでも 6月22日は夏至で、つまり、夏を迎えた日となっているのですが、アメリカ中部のコロラド州では、この夏至の日に、
「大雪」
が降りました。
2019年6月22日 アメリカ・コロラド州各地の風景
コロラド州ビル・コットン
・Roger A. Pielke Sr
コロラド州スチームボート・リゾート
・CBS
コロラド州ブレッケンリッジ
・ Rob Marciano
夏至の日にスキーも
・Apres LIVE
これらの写真を見てもおわかりかと思いますが、この「夏至の雪」は、少し舞ったというのではなく、吹雪を伴う大雪で、6月21日と 22日の二日間で、場所により 50センチ以上の降雪となりました。
コロラド州の場所
・Google Map
昨年秋から今年春のシーズンのコロラド州は、ただでさえ平年より大変に雪が多くなっていまして、6月21日前までの状態でも、平年比で 750%増、つまりふだんの 7倍以上の降雪となっていました。
ところが、6月22日にかけての雪をすべて加えますと、今シーズンの総積雪量は、
「平年比 4121%」
という途方もない数値となっていたのでした。
これは、以下のアメリカ農務省のデータで明らかになったものです。
アメリカ農務省の積雪量データマップより
・USDA Natural Resources Conservation Service
なお、このコロラド州では、干ばつの期間と大雨の期間が繰り返されていまして、何ともいえないにしても、今回の季節外れの雪も、農作などの状況にはあまりいいとはいえないものとなっているかもしれません。
ただ、この異常な降雪にも良い面はあり、それは、このコロラド州は、最近の夏はいつも大規模な山林火災に苦しめられているのですが、今年のように「夏まで雪が残る可能性」がある状況では、山火事は減少するとみられていることです。
予測では、アメリカ中西部は今後も長く雨量の多い状態が続くとされていまして、そこに今回のような寒気が加わった場合、今後もまだ「夏の雪」が降り続く可能性もあるかもしれません。