owlさん、おはようございます。
東京オリンピックに関しては、私は開会式が海外の人に対して恥ずかしい出来だったこともあり、少し冷めた目で見ています。
もともとコロナ禍での開催には反対でしたが、それでも開会式がもう少しまともであれば、見るモチベーションは起きたかもしれません。
東京オリンピックの開会式は制作費165億円もかけています。
映画で言えば、『パイレーツ・オブ・カリビアン 呪われた海賊たち』の制作費と同じかそれよりも多いくらいです。
もし、この開会式が16億円でできたのであれば許せます。
しかし、ハリウッドの大作映画と同等の制作費をかけたのですから、このようなとりあえずごちゃごちゃかき集めて披露しておきます的な一貫性のないものを見せられると世界で見る眼をもっている人たちに恥ずかしいという気持ちの方が強かったです。
あまりにも発想が陳腐です。国境がないと言うことで『イマジン』の選曲もありふれていますし、多様性の象徴と言うことで大坂なおみを持ってくるのもそういう目でしか見てないことがばれますし、大工やコロナの中でのアスリートを表現した踊りのパフォーマンスの数々もとりあえずめぼしいテーマを寄せ集めてきた感しかしませんでした。
つまり、本当に表現したい『メッセージ』がどこにもなく、やっつけ仕事にしか見えませんでした。
やはり、電通は腐っていますね。
もともとの案どおりであれば、世界に日本を発信できたのに、本当に残念です。
唯一よかったのは、NHKのアナウンサーが台湾入場の時に『台湾です』と言ったことくらいです(笑)
というわけで、私は男子サッカーくらいしか見てないです。
去年言ってたのですが、このコロナ禍では、開催国の日本や先進国たちがメダルを独占することになります。後進国は練習も満足にできないところも数多かったので。
不公平な大会という点からもあまり自分の中で盛り上がらないでいます。
いまは、おっしゃるように、自分の中では、大谷翔平の大活躍がうれしくて、よくYouTubeで、大谷翔平について討論しているアメリカのテレビ番組を見たりしています。
大谷翔平には、本人の希望通り、高校卒業と同時にアメリカに渡ってほしかったですね。あの18歳の時に、私は強くそう願っていました。才能溢れる人は日本のプロ野球などというところではなく最初からメジャーに挑戦すべきだと思います。野球評論家などは『日本のプロ野球をなめるな』と相当叩いていましたが。
今もう27歳ですからね。18歳の時とは10年近く経ってしまいました。
これを見ても、日本の閉塞社会を考えてしまいます。
アメリカでは、メジャーを代表する選手たちがこぞって大谷を称賛しています。
メジャーのトップであるトラウトも大谷を大変かわいがっています。
それに比べ、日本ハム時代、中田は大谷を嫉妬し大嫌いだったと証言しています。
日本の閉塞感はこのようなところから発生しています。
おっしゃるように日本は悪い方向に階層が分かれていっていますね。
二極化というより、中間層がごっそり下の階層に落ち込んで行っている感じです。
これから日本の社会はより一層の閉塞感へと進んでいきそうです。
映画『ショーシャンクの空に』の『I hope』には、『I』と言う主体があり、『hope』という能動があります。
日本語訳の『私の希望だ』と言う言葉には、『私が望む』という主体も能動もありません。
映画『ショーシャンクの空に』では、『私の希望だ』ではなく『I hope』でなくてはいけないと思っているのです。
暑い日が続きますね。
私も入道雲が大好きで、私が最も好きな言葉は『雲の峰』でした。
お体に気をつけてお過ごしください。