まりさん、こんにちは。
北京オリンピックの開会式、見てないです。
たぶん、北京オリンピックは、開会式に限らずどの競技も見ないと思います。
ただ、北京オリンピックの開会式が、東京オリンピックに比べて、素晴らしかった、逆に言えば、東京オリンピックは北京に比べてあまりにも酷かったという記事がよく出ているのは知っています。
このブログでも書きましたけど、去年の東京オリンピック開会式は本当に酷かったですね。あの予算で、あの演出とは、どこにお金を使ったのか、さっぱりわからないほどの出来栄えでした。
その時も、日本凋落を強く思い知らされました。
今回、北京の開会式が東京に比べ、素晴らしかったようですが、それもそうだと思います。もう、お金だけでなく、才能も完全に追い越されています。
日本は、音楽も映画も後進国になってしまっていますし、日本文化の代表でもあったアニメさえ、確実に追い越されようとしています。
最近は、どのようなニュースを見るにつけ、日本凋落の証に思えてなりません。凶悪犯罪や治安の悪さもそうです。
この春から貧困層が爆発的に増えますから、ますます日本はせちがらくなるでしょう。
パウエルは、去年までは一貫して、『インフレは一時的だ』と言ってきましたが、今年になって、一時的ではないと完全に方針転換しました。
アメリカの12月の消費者物価指数は7.0%増でした。半年間も高止まりしており、下がる気配がありません。
インフレ率が7%というのは異常です。
パウエルは今になって慌てふためいて、急にタカ派になっています。
それもそのはずです。
FRBが今年の3月から1回あたり0.25%を5回利上げしたとしても、たった1.25%にしかなりません。
今年の3月から1回あたり0.5%を7回利上げしたとして、やっと3.5%です。
それでも、インフレ率の7%の半分にしかなりません。
もし、1回あたり0.5%を7回利上げしたら、アメリカの株式は大暴落します。
特にナスダックは目も当てられないほどに下がります。
ですから、今年中に3.5%にすることはまず無理です。
しかし、インフレ率に近い位利上げをしなければ、インフレはますます進みます。もうじき手の付けられないほどになります。
大きな利上げをしたらアメリカの株式市場はかつてないほどの大暴落をします。
もう、FRBは詰んでいます。
それでも、アメリカは、賃金が4%以上高騰していっていますからまだましなのですが、日本は、原油高、円安によって、あらゆる物価が高騰していき、賃金はほとんど上がらないので、貧困層が爆発的に増えます。
アメリカは賃金は大きく上がっているのですが、それでも、それ以上に物価が上がっているので、貯蓄額が急速に減っているのです。
もし、ここで、ロシアがウクライナに侵攻すれば、世界中がとんでもないインフレに襲われます。
ロシアは全面的な侵攻はしないと思いますが、ウクライナのドネツク州とルガンスク州をドネツク人民共和国、ルガンスク人民共和国として国家承認はすると思います。
表面上は独立運動の内戦の形をとるとは思いますが、それでも、原油も小麦も大豆もとうもろこしもすべての物が大きく値上がりしていきます。
世界中で餓死する人も多く出るでしょう。
いま、ロシアと中国が共同してもくろんでいるのは、ドル支配体制を崩壊させることです。
アメリカは今回のロシアにもそうですが、ドル決済停止のカードを脅しに使っています。
アメリカから制裁を受けているすべての国は、感情的に反米になっていますし、ドル支配体制を憎んでいます。
私は、この春は、ドル支配体制の国際金融市場が大混乱するような気がしていて、資産防衛体制を取っています。
今日は本当に寒いですね。
例年だと、2月になったとたんに山荘ではウグイスが鳴くのですが、今年はまだです。寒すぎるのでしょう。
オミクロンは猛威をふるっていますね。私が行っている散髪屋さんも家族が感染して10日間営業停止していました。
体調にはお気を付けください。
(2022年2月6日16時)