電通は腐っています。
なぜ、電通なんかに丸投げしたのか、それは大きな間違いでした。
電通は、このオリンピックを自社の都合によって勝手に改ざんしてしまいました。
電通と言えば、東大卒の女性社員が極度のパワハラと過労によって自殺してしまった事件がありました。
電通は、大スポンサーに媚びを売って成り立っていますので、大スポンサーのコネ採用がほとんどですが、この東大卒の女性社員のように大スポンサーにコネがない場合は、こき使われます。
今回のオリンピックの開会式閉会式においても、MIKIKO氏の案のままだと日本のよさを世界にアピールできるところでした。IOCもMIKIKO氏の案を高く評価していたのです。
しかし、電通は突如MIKIKO氏を降ろして、電通社員の佐々木という者を統括責任者にしてしまいました。
この佐々木というのが、渡辺直美を豚に見立てて『オリンピッグ』としようとした人物です。
大スポンサーに媚びを売るのが電通ですから、大スポンサーの関係者に『あの人を開会式に使ってよ』とか『あのアングラ劇団を出演させてよ』とか言われたら、恩を売るために見境なく採用します。
これが、あの開会式閉会式が、テーマもなく、ダラダラととりとめのない寄せ集めの寸劇に終始してしまった原因です。
日本の映画で、制作費16億円をかけた作品は超大作に入ります。ほとんどが制作費3億円前後です。
制作費16億円あれば、あの開会式閉会式よりずっと素晴らしいものができるでしょう。
それが、165億円もかかったというのですから、どういうカラクリなのでしょう。
電通もそうですが、日本全体の凋落を強く感じさせた開会式閉会式でした。