ロシアのウクライナへの大規模な軍事侵攻が起き、バイデンの発表するロシア制裁に注目が集まりました。
しかし、その制裁の内容は極めて緩いものでした。
バイデンは、ロシアが戦争をする前に何度も『侵攻したらドル決済停止処分を取る』と言ってきました。書面でも渡しています。
しかし、どの想定よりも大規模な全面侵攻をしたにもかかわらず、ドル決済停止はおろか、ロシア企業との取引全面停止などもありませんでした。
ウクライナの大統領は下のように言っています。
これをよく考えておいたほうがいいですね。
これから、中国が台湾に侵攻したとき、尖閣諸島を占領したとき、本当に助けてくれるところがあるのか、です。
あれほど戦争前は厳しい警告をしていたアメリカもイギリスも、効果のある経済制裁ひとつしないでいます。
他人事ではなく、目に焼き付けておくべきだと思います。
(2022年2月25日正午)
【2月25日 AFP=時事】(更新)ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー(Volodymyr Zelensky)大統領は25日、ロシア軍の大規模侵攻を前に「われわれは孤立無援で防戦している。共に戦ってくれる者はいないようだ」と述べた。