自分が事故の加害者にならないために

レッド (1.75.10.159)  

ショーシャンクさん、ご返事ありがとうございます。 ショーシャンクさん、前にプラグインハイブリッド車を購入すると仰ってましたね。 災害以外の日常で多いといえば、事故ですね。 前に一度調べたのですが、自動ブレーキなどで、 最も機能がいい国産メーカーは、スバルのアイサイトだった と思います。 海外メーカーだとBMWだった記憶です。 株だけでなく、日頃買うものについても、調査して最良の物を選びたいですね。 他社でも自動ブレーキを付けていますが、 実験をしたところ、ちゃんと止まれないケースもあるとか。 安心安全機能は、超高齢化社会の日本で、 悲惨な事故をなくすために、 ぜひ標準装備にしてもらいたいです。
 
池袋の高齢者の事故の件、 被害者の夫が、厳罰を求めて署名活動をしていました。 気持ちは確かにわかりますが、 先だった家族の想いとしては、 残された者の幸せを願っているのではないでしょうか。 被害者の御家族の方も、 どうか憎しみに囚われず、 家族の分も幸せに人生を歩んでほしいです。 ショーシャンクさんは、池袋の事故を見て、 どのように感じたでしょうか。
 
 
自動運転由来の安全装備については、日本の自動車メーカーは遅れていますね。
ドイツの3大メーカー(ベンツ・BMWアウディ)は、高速道路であれば完全自動運転できる市販車をいつでも出せるところまで行っているでしょう。
そしてこれから脅威となるのはアメリカ車だと思います。今までアメリカ車は世界中で馬鹿にされてきました。図体が大きい、燃費が悪い、すぐ壊れる、といいところがなかったのですが、自動運転の時代、EⅤの時代になると様変わりするでしょうね。
アメリカにはGoogle子会社の自動運転開発会社など自動運転の先端技術を持つ会社がひしめき合っていますから、馬鹿にされていたアメリカ車が一気に復権するかもしれません。日本はこの分野でも出遅れましたね。
実は自動運転は日本が始めたものですし、アイサイトの基幹特許は1993年3月に出願されているのです。ミリ波レーダーとCCDカメラの組み合わせで2001年に出したのは日産です。
それからがとにかくモタモタしていて、日本はベンツなどのドイツ勢に一気に抜かれてしまいます。日本車各メーカーがどの車種にも複数のミリ波レーダーを採用してきたのはここ数年だと思います。
ただ、今は、日本車も安全装置が軽自動車にも装着されるようになっていて、ドイツ車にひけは取らなくなっているとは思いますので、どの車種を買うにしろ、安全装置だけは徹底的に調べてより安全な車を買う方がいいですね。
 
 
池袋の高齢者暴走事故ですが、いろいろ考えさせられる事故でしたね。
加害者は東大工学部を出て、旧通産省工業技術院の院長をした人だとか。
院長時代は年収2000万円、クボタに天下りして副社長にまでなっていますから、これまた凄い収入です。
この加害者老人は、東大出ではありますが、人生の智慧が決定的に欠けていますね。
プリウスを買うという選択からしてダメです。
プリウスは、ハイブリッドで、買うときは割高ですが、燃費がいいので長距離を乗る人には長い目で見て得になるというクルマです。
都内をちょっと走るのであれば割に合いません。
プリウスを買えるのであれば、最新の安全性能を搭載した車を買うべきでした。
特に自動ブレーキ機能は、反射神経が鈍った高齢者には必須です。
 
ただ、それ以前に88歳という高齢で足が悪いのに自分で運転する選択肢はありません。
普通の人よりはるかに多くのお金を持っているのですから、タクシーなり専用のハイヤーなりと契約することも容易ですし、都内で自動車を所有するより安くつくかもしれません。
人身事故を起こしてしまったら、人生に大きなダメージがあるのですから、80対20の法則で、重要なところにこそ、お金を注ぎこむべきです。
 
また、事故後の対応も最悪でした。
実況見分のときの態度を見ると、この人は自分が犯した罪を何とも反省してない様子です。心底懺悔していれば、本当にすまなさそうな態度、表情になるはずであり、どうにも許せない態度でした。
この人はエリートできて挫折したことがなく、官僚だったため、人に頭を下げることもなく、心の中の傲慢さが最晩年になって現象として現れてきたと思います。
 
被害者の家族の人がこの老人に対し激しい怒りを持つのは当然ですし、私が同じ立場であれば絶対にこの老人を許しません。
憎しみに流されず、とか水に流せ、とかいうのは他人事だからです。
この老人が事故現場で涙を流して手を合わせて佇んでいたら、それだけで被害者の家族の方は癒されてここまで怒りを爆発させることはなかったと思いますよ。
88年も生きてきて、そのようなことすらわからない傲慢さであれば、どんな怒りをかっても仕方ないことでしょう。
 
 
レッド (1.75.10.159)  
ショーシャンクさん、ご回答ありがとうございます。 実況見分の時の様子など知らず、浅はかな考えを述べてしまい、大変申し訳ありません。 自分の責任ではなく、車の欠陥を主張しているのは知っていましたが、まさかそこまでとは。私が今聞いて怒りがこみ上げるほどなのに、被害者の御家族は想像を絶しますね。 私自身、今現在、義理の父親の免許返納のことで頭を抱えていますが、今の日本の法律では、本人が認知症であると医者が認める場合を除き、免許返納を強制執行する手立てはないみたいです。 安心安全機能を装備した車はここ最近の物をだけですし、これから高齢者の事故はもっと増えると思います。日本政府には、一日でも早く、免許返納と高齢者事故厳罰化の法改正をしてほしいです。池袋の加害者が、もし執行猶予付きの2~3年有罪なんてなったら、とても被害者の方々が報われません。 若い時は性格や感情のコントロールは多少効きますが、高齢になると、ありのままが出てしまいます。日頃から決して傲慢にならず、有難い気持ちを忘れず、生きていきます。
 
 
そこそこ普通に善良に生きてきたほとんどの人には、自分が人を殺すという出来事はまず起こりません。
しかし、どんなに善良であっても、唯一、クルマを運転すれば、誰でも人を死に至らしめる可能性が起きます。
クルマはとんでもない兇器なのです。
私の身近なことでも、ある普通の善良な主婦が、自分のクルマで娘さんの塾の送り迎えしていた時、横断歩道を赤信号で飛び出してきた老人を轢いて即死させてしまったという話を聞きました。
その人の人生はその時から一変しました。
ほとんど家に籠って出ない生活になったようです。
 
自動運転の技術が進んできたために安全装備は格段の進化を遂げています。
自分が人身事故の加害者にならないために、特に衝突回避の機能は万全とすべきです。予算の関係で、排気量や快適機能は犠牲にしても、安全機能を最優先すべきですね。