生物は炭素でできている

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ショーシャンクさん、こんばんは!
とても詳しい解説をありがとうございます。 温暖化を唱える人は異常な暑さや、氷が解けたニュースばかりに関心をあつめようとしていますが、今年初めアメリカは大雪寒波に見舞われ、日本でもめったにない積雪に見舞われたところがありました。2015年シカゴで「初雪が11月としては過去125年間(!!)で最大の降雪」 2018年は欧州は大寒波など、調べればでてきます。 以前から温暖化には反対の立場のトランプ大統領の科学顧問だった、ウイリアム・ハッパーも、温暖化は「プロパガンダ」であり「化学的に無知だとも語っていました。 地球は誕生から暑さ寒さを繰り返し、息をしてきていると思いますが、自然は時に残酷なまでに牙をむきだしてきますが、人類はそれを乗り越えようと知恵を絞り克服しようとしてきています。 それを、How dare you!と一刀両断に切りかかってきて、大人がそれを認めてしまうは、なんだか見ていてとても残念です。 ヨットに乗ったというニュースからもずいぶんと顔つきも変わり、やはり何かあったのでしょうね。彼女はこれからも、反対意見には耳を貸さずに突き進むでしょうね。その怒りのエネルギーが、地球には最も良くないと思うのですが。
私は、環境への提言のスピーチといえば、セヴァン・カリス・スズキ(日系カナダ人4世)を思い出します。私のヤフー投稿のプロフィールに載せた虹の絵は、彼女の「あなたが世界を変える日」の中からとりました。 彼女のスピーチは、グレタと似ています。というか、グレタが似せて書いたのかな?と思うほどです。でも決定的に違うのはセヴァンには、愛があり、グレタには怒りがある、ということです。 セヴァンのスピーチは今から27年も前、1992年のリオサミット、「リオの伝説のスピーチ」として残っています。その時彼女は12才(グレタは16才で4才も年上)。幼いゆえに純粋な気持ちが強いです。日本語でなく英語で読まれた方が説得力があり、途中からがグッときました。 セヴァンは、父の影響で、アマゾンの先住民族のダム建設反対から学び、原住民からアマゾンに招待されます。その経験から、海岸掃除などのお手伝いなどをして子供達でお金をため、その後大人達の協力も得て、リオ(動物園のような騒ぎ、と彼女は表現しています)に行き、そこでの最終日、ギリギリの瞬間にスピーチの機会をもらい、原稿を仲間4人で何とか、半狂乱になりつつ、なぐりかきから無我夢中でまとめて、壇上で訴えました。 こんな幼い少女が、と見ている人も思ったでしょうね。グレタのようにお膳立てされた環境とはずいぶん違いますね。今思えば、オゾン層や温暖化には疑問が残るもののあの当時にしては素晴らしかったと思います。 その後の彼女の活動はいつも自然に対する畏敬の念があり、自然、大地や生き物全てとの調和を目指しているように思います。イエール大学卒業後、先住民族の夫と結婚し 一貫して環境活動をしています。 セヴァンを知っている人は、グレタがノーベル賞取るとは信じがたいと思いますが、 時々微妙な人が選ばれたりしていますものね。 長くなるのですが、ぜひともショーシャンクさんに読んでほしいので最後に彼女の言葉を載せさせて下さい。 セヴァン: 今回、私は「love is the movement」という日本ツアーで来日しています。人間の世界を突き動かしているのは、経済的な収益、利益、そして経済成長です。しかし、同時に、人間の世界を突き動かしている全く別の力があります。人間の武器として最も強力な力――愛の力です。 愛の力は、「希望」と密接につながっています。希望は、大変な状況の中でこそ生まれてきます。希望を持つとは、「ナイーブである」ということでありません。希望とは、サバイバル(生き残り)なのです。私たちは、猛々しいほどの希望を持つ必要があると思います。希望に私たちを導いてもらう必要があるのです。愛と希望は、私たちを結びつけ、互いを出会わせてくれます。そして究極的には、持続可能な世界につながる道を示してくれるでしょう。 https://www.ishes.org/interview/itv08_02.html
さて、金木製の甘い香りにうっとりする毎日ですが、ショーシャンクさんの山荘では、秋の訪れがとても見事なのでしょうね。 明日も一日良い日でありますように。 セヴァン=スズキ スピーチ(youtube) https://youtu.be/N0GsScywvx0?t=8 日本語訳 http://slowfood-friends.org/old/archives/2011-05-16/01.htm
 
 
 
 
 
 
owlさん、こんにちは。
メディアは、自分のいいように印象操作できますね。人々に温暖化と信じ込ませたいなら、ひたすら猛暑の映像を流せば、簡単に『世界中が温室のように温められている』と思い込んでくれます。
 
 
しかし、今年になっての記事でも、下のようなことが世界で起きています。
しかし、日本の誰もそれを知りません。
メディアが猛暑のところだけをピックアップして繰り返し流すからです。
みな、世界中が猛暑になっているとばかり思っています。
 
今年の1月にはアメリカのシカゴなどでは南極より低い最低気温となりました。
今年の7月には、北欧やオランダでは氷点下を記録し、ドイツは史上最低気温を記録し霜が降りました。
 
そしてほんの数日前の記事では・・・・・
 

アメリカのモンタナ州で9月としては歴史上最大の暴風雪。積雪は1メートルを超え、州全土に非常事態が宣言される

投稿日:

2019年9月29日の米CBSニュースより


CBS News




 

アメリカの北東部が、9月としては考えられない雪の嵐に見舞われています。

特に、モンタナ州では、9月30日までの積雪が 4フィート (1メートル20センチ)を超えた場所も出ていると報じられていて、これは、9月の積雪としては、1934年に経験した大雪を記録を越え、過去最大の秋の暴風雪となっているようです。

9月30日 モンタナ州にて


KRTV

モンタナ州の場所

Google Map

モンタナ州知事は、9月29日にモンタナ州全土に非常事態を宣言し、交通、あるいは農作物管理に厳重な注意を呼びかけています。

 

2019年9月29日-30日 米モンタナ州各地の光景


STRONG SNOWFALLS IN MONTANA


STRONG SNOWFALLS IN MONTANA


CNN


unofficialnetworks.com


KTVH


Weather Channel

他に、アイダホ州ワシントン州でも大雪が記録されていて、ワシントン州のスポケーンという街では、1881年に観測が開始されて以来、初めての 9月の降雪となっています。

 
 
 
 
 
The James Versluis breaks ice on the frozen Chicago River on January 30, 2019Image copyright Scott Olson

アメリカ中西部が大寒波に見舞われ、多くの市町村が機能停止状態に陥り、寒さに震え上がっている。北極からの旋風「極渦(きょくうず)」による記録的大寒波の直撃によるもので、これまでに少なくとも7人の死亡が確認されている。

「極渦」とは、北極上空の急激な気温上昇がもたらす現象で、この影響で各地の気温は氷点下を大幅に下回っている。

イリノイ州シカゴでは、南極よりも低い零下30度を記録したほか、ノースダコタ州でも摂氏マイナス37度を記録している。

この大寒波の影響を受けるアメリカ人は2億5000万人に上り、9000万人が零下17度以下を経験すると予想されている。 

A view of Lake Michigan on January 30, 2019 in Kenosha, WisconsinImage copyright Dylan Buell
Image caption 氷とつららに覆われたミシガン湖(30日、ウィスコンシン州ケノーシャ)

ウィスコンシン州中西部、ミシガン州イリノイ州に加えて、通常は温暖な南部アラバマ州ミシシッピ州でも非常事態宣言が発令されている。

イリノイ州の米国立気象局(NWS)の気象学者、リッキー・カストロ氏は「今回の大寒波はこれまでの観測史上最悪になる可能性がある」と指摘した。

Chicago skyline frozenImage copyright UGC
Image caption 摂氏マイナス30度を記録したイリノイ州シカゴ。南極より厳しい寒さに見舞われている

NWSは、この厳しい寒さの中で外にいた場合、10分もしないで凍傷になる恐れがあると警告している。

ノースダコタ州グランドフォークスでの体感温度は30日の朝の時点で、零下54度にまで低下している。

今週末までに、米本土で暮らす2000万人が零下28度以下を経験すると予想されている。

 
 
 
 
 
 
 
 
また、今年の夏のヨーロッパでは・・・
 
In Deep の以下の記事で、オランダで 7月としては観測史上で最も低い「 -1.6℃」が観測されたことを取り上げさせていただきました。

その後、ドイツにおいても、ほぼ全土で、7月としては記録的な寒波に見舞われていたことが、報道でわかりました。

最も低い気温が記録されたのは、ドイツ・ニーダーザクセン州のローテンブルクという場所で、7月4日に 2.8℃が記録されました。

これは、ドイツでは 1946年に観測された 7月としての観測史上最低の気温を更新するものだそうで、他にも、ドイツの街で観測史上の最低気温より低い気温が観測されました。

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また、北欧でも7月に氷点下を記録しました。

スウェーデンはグレタさんの国ですね。

グレタさんは、この夏にスウェーデンが氷点下を記録したことを何故言わないのでしょうか。3か月前に起こったことです。

 

2019年7月3日の北欧の気温分布


Meteociel.fr

 
 
 
 
人類にとっては、温暖化よりは寒冷化の方が何十倍も怖いことです。

大寒波が来れば、ホームレスの人などの凍死が続出します。

燃料への支出が膨大にかかるようになり、貧富の差が開きます。

何より寒冷化によって不作になり食糧危機が訪れます。

 

しかし、温暖化は、緑の植物を増やし、作物の生産量を増やします。

わたしには、地球温暖化のどこが悪いのかが分かりません。

グレタさんは『人々は苦しんでいます。人々は死んでいます。生態系は崩壊しつつあります。私たちは、大量絶滅の始まりにいるのです。』と言うのですが、どうして、温暖化することで大量絶滅になるのかがさっぱりわかりません。

 

グレタさんはCO₂を目の敵にしていますが、無知としか言えません。

ただ、メディアでこのように印象付けられると、CO₂は害毒、汚染物質と思い込まされている人が非常に多いのでしょう。

 

生物学の基本の基本ですが、生物は炭素でできています。

植物は、空気中のCO₂を取り込み、光合成して、酸素(O₂)を排出します。

つまり、炭素(C)を食べているのです。

草食動物は、空気から直接炭素を取ることができませんから、植物を食べることによって炭素を取り入れます。

肉食動物は、植物を食べることで炭素を取り入れた草食動物を食べることで、炭素を取り入れます。

つまり、CO₂こそが、すべての生物の食べ物の源なのです。空気中のCO₂のCが、有機物となってすべての生物を養っているのです。

空気中のCO₂の中のCが植物の食べ物ですから、CO₂を多くすれば、植物は育ち、作物は多く実がなるのです。

有機物は炭素でできているのです。

 

そのCO₂を目の敵にして、膨大な予算を投入して、CO₂をゼロにしようとしているのが今の政策です。

日本は今まで、温暖化対策、CO₂削減で80兆円も使っているといいます。

 

しかし、CO₂を最も出している原因は、牛のげっぷです。

牛肉を食べ、牛乳を飲むために、世界中で数多くの牛が飼育されています。

その牛がするげっぷがCO₂を大量に出すのです。

 

もし、CO₂が人類を滅ぼすと考えているのであれば、牛肉を食べるのをやめ、牛乳など乳製品をやめるべきで、人類が牛肉や牛乳をやめれば、牛はいなくなります。CO₂も減ります。

 

そのようなことを分かったうえでグレタさんは言っているのでしょうか。

グレタさんが国連での演説の後、記者会見に応じなかったのは、突っ込まれると何も答えられないからでしょう。

 

今年、グレタさんがノーベル平和賞を取ることによって、またまた膨大な予算を使ってCO₂を削減しようという流れができてきます。

特に日本は、無知で無能で自分の評判ばかり気にして意味のあることが何も言えない小泉進次郎環境大臣です。財務省と結託して、環境税や炭素税などと言いだしたら、日本は終わってしまいます。

日本のCO₂削減政策の切り札が、原子力発電でしたが、福島の原発事故が起きてしまった以上、火力発電に替わって増設するのは絶対に無理です。

太陽光や風力などの再生可能エネルギーでは、どんなに頑張っても必要な電力のほんの一部しかまかなえないことは明白です。また、風力発電では鳥が大量に死んだり、太陽光パネルのせいで土砂崩れが起こったり、地熱発電地震を呼び起こしたり、実は、再生エネルギーは環境に悪い影響を与えている側面もあります。

原子力発電が稼働できず、再生エネルギーも到底電力需要を満たすことができないことが明白な以上、火力発電に頼るしかないのですが、火力発電はCO₂を大量に排出します。

ここで、小泉進次郎は質問をされても何も意味のあることは言えなくなり、福島の漁業組合長とマグロ丼を食べたりのどぐろを食べる約束をしたりしたことしか言えなくなっています。

しかし、国連のグレタさんの演説にはいたく感動したようですから、CO₂は何としても削減しようとして環境税や炭素税などを言い出す可能性が高くなっています。

ノーベル平和賞北朝鮮の核開発や中国の横暴を助長させて世界の平和を危機に陥れたオバマが受賞したくらいですから、誰が受賞しても驚きませんが、しかし、グレタさんが受賞することで日本の政策がとんでもない方向にいき、またまた何十兆円という税金が無駄遣いされてしまうことを憂慮します。

 

owlさんが紹介してくださったホームページを見ました。

アニマルウェルフェアやサーキュラー・エコノミーは私もその通りだと思います。

もう、牛や豚や鶏の飼育をやめて、飼料である大豆やトウモロコシを人間が直接食べるようにしたら、非常に効率的ですし、人間は健康にもなります。

私は、分厚いステーキは好きで食べていますが、執着はないので、これから大豆と玄米と野菜果物だけで生きようと思えばできます。

養鶏場の鶏は悲惨です。また、殺され食べられるためだけに牛を育てるという行為も思えば残酷なことです。そのおかげで私も美味しい牛肉を食べることもできているのですが。人類がこの習慣をやめる方向に動き出すなら、私も賛同して肉をやめてもいいです。

また、サーキュラー・エコノミーの考え方もいいですね。

私は、アルミの再生社会にするのがいいと思っています。車も全部アルミにしてしまえば軽量化にもなりますし、廃車になったアルミを無限回再生できますから、新しく鉱山から原材料を掘るよりエネルギーは何十分の1で済みます。

 

セヴァン・カリス=スズキさんの『愛の力は、「希望」と密接につながっています。希望は、大変な状況の中でこそ生まれてきます。希望を持つとは、「ナイーブである」ということでありません。希望とは、サバイバル(生き残り)なのです。私たちは、猛々しいほどの希望を持つ必要があると思います。希望に私たちを導いてもらう必要があるのです。』と言う言葉は素晴らしいですね。

猛々しいほどの希望を持つ必要がある・・・この言葉には力があります。

素晴らしいです。