周辺の人には何ヵ月も前から言っているのですが、
今年の9月は要警戒です。
8月に入ってから、そのベアの姿が少しずつ現れてきていますね。
恒大集団の米破産法申請はその小さな予兆にしか過ぎません。
中国であれば、碧桂園が本命です。
そして、米国がそれ以上に深刻です。
FRBのインフレ退治が失敗に終わったことがわかったときにより大きな危機が来ると思います。
コロナでのドル紙幣ばらまき、今年の3月の銀行破綻でのばらまき、そして来年の大統領選に向けてのバイデンのばらまき、こんなことをし続けてインフレが退治できるはずはありません。
いま、原油価格は再び上昇しようとしています。
原油価格が本格的に再騰すれば、インフレに歯止めは効かなくなります。
米国債10年利回りは再び4%を超えて大きく上昇しています。
つまり米国債が暴落しているということです。
米国債を大量に買っている銀行など金融機関は再び危機に直面するでしょう。
米銀行の、FRBからの資金調達も高水準です。
何より、米国の個人の負債が恐ろしい水準にまで大きくなっています。
コロナでの紙幣のばらまきで一時的に個人の家にあったお金は底をつきつつあり、クレジットカード負債残高が膨れあがっています。
最悪なのは、高インフレのまま、景気後退そして失業率の悪化が来た場合、FRBになすすべがもう残されていないということです。