配信されたばかりのNetflixの映画『終わらない週末』を観ました。
配信されたばかりなので、観た人の反応はわかりませんが、多分、ラストシーンが賛否両論でしょう。
8割くらいの人が、このラストシーンに文句を言うでしょうね。
ごく少数の人が絶賛するでしょう。
私は、このラストシーンは素晴らしいと感じました。
キャスティングもNetflixらしく豪華で、やはり、ジュリア・ロバーツが主演すると映画が引き締まります。
『グリーンブック』のマハーシャラ・アリはさすがアカデミー賞俳優だけあって安定の演技です。
しかし、不審な真夜中の訪問者ということでもう少しハラハラが楽しめるところでしたが、映画の裏事情が分かっている人なら、黒人ということと、マハーシャラ・アリということで、『悪人役ではない』ことが最初から見通せるので、ハラハラはないことでしょう(笑)
ジョージ(マハーシャラ・アリ)のクライアントで、国防省と取引がある超大物実業家とは、イーロン・マスクのことでしょう。
テスラの全自動運転車が、制御不能となって、次々と衝突していって道路をふさぐシーンは、大型タンカーの海水浴場座礁と同じく、印象に残るシーンです。
イラン、中国、北朝鮮と推測される攻撃主体の名前が次々と挙がり、アメリカ政府内部ということも匂わしたまま、唐突にラストシーンになります。
スッキリしない人もかなり多いとは思いますが、私はとにかく楽しめました。