マグノリア (219.62.234.179) 2019-06-10 18:29:11 ショーシャンクさん、みなさん こんばんは。 暫く来れないでいましたが、みなさんのコメントを 遡って読ませていただきました。 ショーシャンクさんのコメントは、いつもながら 分かりやすい言葉で核心をついていらっしゃるので、 モヤモヤしてた視界がはっきり開けてくるようです。 台湾については、自分も なんとなく急激にキナ臭さの増す感覚がしていたので、 もしかして本当に中国が台湾に武力で仕掛けるかも?と不安がつのります。 日本は平和ボケしてるとずいぶん前からいわれますが、 ショーシャンクさんのおっしゃる「自由をその価値観とする国々」が世界の主流となり、 『歴史は絶対精神の自己展開である』ことを願います。
マグノリアさん、おはようございます。
おっしゃるように、台湾海峡はこれから急速にキナ臭くなってくるでしょう。
いま、香港で103万人の大規模デモが起こっています。
台湾の人たちはこれを見て、あらためて中国は怖いということを認識しているはずです。
香港返還の時は一国二制度で高度な自治が約束でした。しかし、特に習近平になってからそれを強引に反故にしようとしています。
香港がイギリスから中国に返還されるとき、金持ちの多くはカナダあたりに逃げました。高度な自治などという約束をしてもそれが守られないことを知っていたのです。
『送中』(引き渡し条例)が施行されれば、香港に自由は一切なくなります。
中国共産党の気に入らないことを言う香港人は、別件の微罪で逮捕され中国本土に送られ拘束されるでしょう。
これから先、香港では何も自由に言えなくなります。ですからこのような大規模なデモが起きています。
来年1月には台湾の総統選挙があります。親中国の人物が当選するように、中国はこれから台湾に対し様々な圧力をかけてくるでしょう。
台湾海峡に軍艦などの兵力を結集させて威圧を加えることもたびたびしてくるでしょう。
いまはまだ無風状態ですが、来年1月に向けて一気にキナ臭くなると思います。
私はイラン情勢より台湾海峡の方が軍事衝突の可能性が高いと見ています。
日本ではあまりこのような視点はないようですが、世界は今、自由であり続けられるかどうかの分岐点にあると思っています。
(2019年6月11日9時40分)
天安門(Tiananmen)事件が中国を揺るがした30年前の春、米国出身の人類学者、カール・ハッタラー(Karl Hutterer)さん(49)は1989年6月、宿泊するホテルの屋上で、中国警察が広場に向けて催涙ガスを発射し、夜陰に紛れて警棒を振りかざす治安部隊が展開する様子を見つめていた。
ハッタラーさんは首都・北京の天安門広場近くにいたのではなく、そこから1800キロ以上離れた同国南西部の都市、成都の現場に居合わせたのだった。
北京は学生が主導する抗議運動の震源地となり、1989年6月4日には数百人が、もしかすると1000人超もの人が兵士によって殺害されたが、成都を含む多くの都市でも大勢の市民が路上に繰り出した。
ハッタラーさんの証言は、中国全土で当時、大規模なデモが発生していたことを思い起こさせるものだ。
AFPの取材に対してハッタラーさんは、「負傷していた、もしかすると死んでいた可能性もある人々が、病院から運び出され、広場から続く道路上を移送されていくのを目撃した」と語った。ある人物は、誰かが撲殺された場所を身ぶりで示していたという。
中国共産党内部の会議や報告を扱った漏出文書をまとめた書籍「The Tiananmen Papers」によると、1989年5月末までに、中国各地100都市以上で抗議デモが起きていた。
【6月2日 AFP】