とうとう周庭さん逮捕

レッド (36.11.225.4)  

ショーシャンクさん、こんにちは。
香港のアグネス・チョウさんをはじめ、有名な民主活動家が逮捕されたそうです。 今週末に大規模デモが予定されていますし、週末は香港情勢が一気に緊迫化しそうです。 トランプが香港の人権問題を重視して、米中貿易交渉を中止にするか、米国市場の上昇を重視して、米中貿易交渉を継続するか、トランプの大統領としての素質が問われることになりそうです。
 
 
レッドさん、こんにちは。
このニュースですね。
 ⇓⇓⇓
 
 

香港の民主活動家の黄之鋒(ジョシュア・ウォン)氏(22)と周庭(アグネス・チョウ)氏(22)が8月30日、警察に逮捕された。両氏が所属する政治団体「香港衆志(デモシスト)」がFacebookで明らかにした。

 
(黄氏と周氏の拘束を伝えるデモシストのFacebookページ) 

香港では6月以降、中国本土へ犯罪容疑者の引き渡しを可能にする「逃亡犯条例」の改正をめぐり、反対する民主派市民と当局の衝突が続いている。

 
SOPA Images/LightRocket / Getty
 
現地メディアは黄氏と周氏の逮捕理由について、6月21日に1万人を超える市民が参加したとされる警察本部を包囲したデモで参加者を扇動した容疑だと伝えている。

香港では29日に独立派の陳浩天(アンディ・チャン)氏(28)が逮捕されており、民主派への圧力がますます強まっている。 

 

黄氏と周氏は2014年の香港民主化デモ「雨傘運動」で中心的な活動を担ったことで知られる。

黄氏は雨傘運動を代表する人物として、2014年にアメリカの雑誌「タイム」の表紙を飾った。

黄氏は雨傘運動に関連する行為で収監されていたが、今年6月に服役を終えて出所。その直後から逃亡犯条例の改正反対デモに参加し、Twitterなどで香港政府の対応や警察当局のデモ鎮圧を非難していた。

 
 
周氏も黄氏と同じく雨傘運動に参加。「学民の女神」「雨傘の女神」「民主の女神」などとも呼ばれ、民主派の象徴的人物の一人として知られる。

周氏は日本語が堪能で、逃亡犯条例への反対デモがはじまった6月にも来日。テレビやラジオにも出演し、日本語で香港の現状を訴えてきた。Twitterでも日本に向けてデモへの支持を呼びかけていた。

※※※※※

 

 

せっかく日本に来て必死の思いで訴えたのですが、日本人は自分の周りの小さなことにしか興味がなく、自分にも関係あるだろう煽り運転とかのニュースばかり追っていますからね。国際情勢特に人権には無関心です。

トランプももう少し世界で起きている凄まじい人権蹂躙を止めようとするアクションを起こしてほしいですね。中国の暴力を止められるのは、世界でも唯一アメリカの大統領しかいないのですから。

やはり、早くペンスが大統領にならなければだめですね。

ペンスの演説を止めたのもトランプですから、ビジネスの方が大事なのでしょう。

 

 

福川 (49.97.98.127)  

仰る通り、現代日本の国民性には辟易します。 吉本とか煽り運転とか、結局、こういうコンテンツは民度を反映してるわけですから、情けないの一言です。50年前なら先見の明ある台湾、香港のエリート層のうち、日本に帰化する人々は多かったと思いますが、最近は皆、北米なんでしょうね。 中国共産党は、深センを、香港を凌駕し飲み込む程の都市に開発中との事ですし、日本も台湾も香港も韓国もそれぞれの経済界は大陸のマーケット無しには成立し得ないなか、結局長い目で見れば、東アジアは再び中華に収斂してゆくものと認識していましたが、米国共和党がこの世界史的潮流をどこまで塞き止め、さらにひっくり帰してくれるか、楽しみにしています。
 
日本人の視野というか興味はごく身近なものにあって広がっていかないですね。哲学がないというか。東アジア全部そうですけど。
以前は日本民族の優秀性を信じていましたが、映画『沈黙』で、宣教師が『日本人は形あるものを欲しがる。それが不安だ。』みたいな言葉を手紙で本国に送っていて、衝撃を受けました。
形而上的なものが考えられないのではないかと。そういえば、日本昔話では、愛とか勇気とかそういう主題のものがなく、長者になるか、長者の娘と結婚するか、がサクセスストーリーとして語られています。日本が金持ちになって絶頂期のバブルの時も、結局乱痴気騒ぎに終始しました。聖なるもの、たとえばクリスマスでも商業的なものに化しています。東アジアは形而上的なものからすれば『沼地』なのかもしれません。
 
周庭さんも命がけで日本に来て訴えていたのに、日本は大企業中心ですし、その大企業代表の経団連は金儲けのできる中国にべったりで、何にもなりませんでしたね。
あのとき、『残念ながら日本に期待してくれても無駄』と書きましたが、政府の誰も動きませんでしたね。
中国を変えるのはアメリカに期待するしかない現実がありますね。
 
 
レッド (180.199.105.80)  
香港 あすの大規模デモ中止に「安全確保できない」 2019年8月30日 14時05分 香港 あすの大規模デモ中止に「安全確保できない」 抗議活動が続く香港で31日、大規模なデモ行進を計画していた民主派の団体が記者会見し、「参加者の安全が確保できない」として中止することを明らかにしました。一方で、参加を予定していた人たちがどのような対応を取るのかについては予断を許さない状況が続いています。 香港では容疑者の身柄を中国本土にも引き渡せるようにする条例の改正をめぐり抗議活動が続いています。 31日は民主派の団体が香港政府の建物や、中国政府の出先機関がある周辺でデモ行進を呼びかけましたが、警察は29日「一部のデモ参加者の暴力行為がエスカレートしている」として集会とデモ行進を認めない決定を団体側に通知していました。 これについて団体の代表を務める岑子杰さんが30日記者会見し、警察に対し、異議を申し立てたものの認められなかったと明らかにしたうえで「違法な集会となり、参加者の安全を確保することができないと判断し、やむをえずあすのデモと集会は中止することにした」と述べました。 ただ団体の決定を受けて、参加を予定していた人たちが今後どのような対応を取るのかについては予断を許さない状況が続いています。 香港では5年前の抗議活動「雨傘運動」を主導したリーダーらが30日相次いで警察に逮捕されるなど緊張が高まっています。 ↓↓↓ 記事の貼り方が正しいかわからず、 間違っていたらすいません。 香港の民主活動家のアグネス・チョウさん達2名が、予想外にすんなり保釈されました。そして、明日の大規模デモ中止を呼びかけています。 香港政府に間違いなく脅されています。 明日大規模デモを行ったら、確実に人民解放軍が武力鎮圧を行い、数多くの死傷者が出ると。 ただ、アグネス・チョウさん達の呼びかけで、デモが行われないとは思えません。 やはりこの週末は、香港情勢が大きく動きそうです。
 
とりあえず、周庭さんらは釈放されたようでよかったですね。
 
※※※※※ 

複数の関係筋によると、香港政府トップの林鄭月娥(キャリー・ラム)行政長官は今年夏、抗議デモの参加者が掲げる「5大要求」について検討した報告書を中国政府に提出し、「逃亡犯条例」改正案を撤回すれば抗議デモの鎮静化につながる可能性があるとの見解を示した。

ただ、中国の中央政府は、改正案の撤回に関する同長官の提案を拒否。5大要求の他の項目についても、要求に応じるべきではないとの見解を示した。

中国政府が抗議デモへの対応で香港政府に指示を出していることは広く予想されていたが、その実態が明らかになった格好だ。

デモ参加者が掲げる5大要求は、改正案の撤回、抗議デモに関して調査する独立委員会の設置、完全に民主的な選挙の実現、抗議を暴動とした認定の取り消し、抗議者の逮捕取り下げ。

香港政府高官が匿名を条件に明らかにしたところによると、改正案の撤回と独立委員会の設置は政治的に最も実現可能で、一部の穏健なデモ参加者の不満を和らげるのに寄与するとみられていたが、中国政府はこうした要求に応じないよう同長官に指示したという。

中国政府高官によると、林鄭長官が報告書を提出したのは、中国政府のハイレベル機関「中央香港マカオ工作協調小組」。同組織のトップは共産党中央政治局常務委員会の韓正委員が務めており、習近平国家主席も報告書の存在を知っているという。

林鄭長官の事務所は、ロイターの取材に対し、抗議者の懸念に対応するため努力していると表明。報告書を中国政府に提出したかどうかや、中国政府から指示を受けているかには直接コメントしなかった。

中国外務省は、ロイターの取材に対し、国務院香港マカオ事務弁公室に問い合わせるべきだとコメント。ロイターは香港マカオ事務弁公室にファクスでコメントを求めたが、返答はない。

[ロイター]
※※※※※
誰もがわかっていたことですが、この記事によれば、香港の行政長官は全く独立性がなく中国政府の言いなりになっていることが確認されましたね。
高度な自治性、独立性などという言葉があっても、中国政府は絶対に力で踏みにじってしまうことがよくわかります。
日本は全く他人事ではないのです。
トランプが出てきてくれたからよかったですが、オバマとそれに続くヒラリーになっていたら、中国の横暴はエスカレートしていて世界の覇権国家になるのも間近だったでしょう。
中国が世界の覇権を握ってアメリカが凋落すれば、反日の中国が狙いを定めるのは日本です。
その時の悲惨さを思うと、いまここが世界の分岐点であることをもっと日本人は知らないといけませんね。
 
 
id:owl22  
ショーシャンクさん、みなさん こんばんは。 もうご存知かと思いますが、黄之鋒氏と周庭さんは、解放されたようですね。 ( Buzzfeed Newsに彼と彼女の動画がありました) 2人とも力強いメッセージを伝えています。強い心です。 台湾では27日午後 蔡総統、米退役軍人にビデオメッセージ 「台湾は絶対に圧力に屈しない」 この軍人の会には ペンス副大統領やポンペオ国務長官が出席していたそうです。 「決して故意に中国を挑発することはしないが、中国のもくろみに気付かないほど無邪気で無知ではない」と語気を強めた。 とあります。 香港の行政長官とは、違うと思います。 でも、2人、よく解放されましたね。アメリカの力でもあったのでしょうか? ひとまずほっとしました。
 
owlさん、こんばんは。
とりあえず、釈放されたのはよかったです。
香港には、自由を勝ち取るために死ぬつもりの人が確実にいますね。
香港が自由を勝ち取るためには、世界を動かさなくてはならない、中国が人民解放軍、武警を動員して武力鎮圧しその犠牲者が出て初めて世界は動いてくれると考えている人はいるでしょう。
悲しいことにそれが現実です。
いったん自由が奪われたら、自由を取り戻すには人命が必要になってしまう。
日本人は『中国のもくろみに気付かないほど無邪気で無知ではない』というアメリカの言葉を知るべきですね。
日本人のほとんどが、中国のもくろみに気付かないほど無邪気で無知なのですから。
 
これから、香港、そして台湾で起きること。
これを直視していかないといけないと思います。