ボルトン補佐官解任

Donald J. Trump@realDonaldTrump

 

私は昨夜、ジョン・ボルトン氏にホワイトハウスにはもう要らないと伝えた。

私は彼の提案の多くに強く反対してきた。

他の政権メンバーも同意しなかった。

だから私はジョンに辞任を促し、今朝辞意が私に伝えられた。

私はジョンの仕事に大変感謝している。私は新しい国家安全保障担当者を来週にも指名するつもりだ。

 

 

とうとう、ボルトンも解任です。

マティスという、極めて重要な人物が辞めて、トランプはアメリカ大統領の器ではないなと思っていましたが、ボルトンも解任とは非常に残念です。

 

外交は、自国の国益を最大にする交渉ですが、トランプの場合、国益というのを貿易による金儲けのみのことだと思っていて、あまりにも近視眼的なので、このままではろくでもない方向に行ってしまいます。

北朝鮮が最も嫌っていたのが、このボルトンで、今回の解任は、明らかに北朝鮮との交渉を進めようとするトランプの意向の表れでしょうね。

 

マティスが最近出した本の中にはこうあるそうです。

「一体化した戦略がないために我々は混乱状態の中を漂流し、我々の友(同盟国)は困惑している」

「国家とは同盟国とともに栄え、同盟国を失えば滅びる」

「指導者の役割は必ずしも論客の役割とは一致しない。指導者にとっての戦略的洞察力とは何か」

「困難に直面した際、我々と共に戦ってくれる他の国(同盟国)に対する基本的な尊敬の念を伴わなければ意味がない」

 

 

決定的なのは、トランプには国際情勢に対する知識も分析力もないことで、目先のことだけで気分次第で判断を変えるので、外交方針はこれからもブレまくるでしょうね。