天然由来と工業由来


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この人は何故こんなに間違ったことをしたり顔で言うのだろう。

この主張だと、日本人は欧米人に比べて肉の摂取量が少なく牛肉などに含まれるトランス脂肪酸を取る量が少ないので、マーガリンやショートニングを規制しなくていいんだ、という結論のようです。

つまり、牛肉などに含まれるトランス脂肪酸とマーガリンやショートニングに含まれるトランス脂肪酸を同じものと見ているわけです。

全くの間違いです。

 

厚生労働省白書によると、マーガリンやショートニングなどの工業由来のトランス脂肪酸の最大摂取群と最小摂取群では、冠動脈疾患の発症率が3割大きいという研究結果が報告されています。

牛肉などの天然由来のトランス脂肪酸では冠動脈疾患の発症率に変化はありませんでした。

明らかに、工業由来のトランス脂肪酸は身体に悪いのです。天然由来のトランス脂肪酸とは違います。

 

植物油を常温状態で固形化するためには、水素添加させて工業的に作らないといけないのです。

自然界にないものは身体にはよくありません。

マーガリンには蟻も寄って来ないのです。

 

というわけで、アメリカではマーガリンは規制されているのです。