イスラエルとハマスの『戦争』は、ウクライナとロシアの戦争の比ではないほど、世界に深刻な影響をもたらします。
宗教と民族という古来からの戦いのもっとも大きな原因となったものが絡んでいるからです。
現代の思想によってカモフラージュされていますが、教えの根本が根本である以上、深刻な事態は避けられないでしょう。
モーセの後継者ヨシュアは、神の命令により、イスラエル民族を先導してカナンの地の先住民を皆殺しにして征服します。カナンの地とは現在のイスラエル国です。
カナンの地の先住民は、女性も子供もすべて皆殺しにされます。
エジプトを出たユダヤ民族に与えられた約束の地カナンです。
約束とは神との約束、神との契約です。
ユダヤ教の根本です。
一方のイスラム教も、ジハードが神の意思です。
この世で最も崇高な行為とされています。
両方の教えの根本が分かってくると、これからの世界に起きることは火を見るより明らかになります。
私は、すべての人、もちろんロシア研究家などの専門家を含めて、ロシアがウクライナに本当に侵攻することはないと言ってたときに、ロシアはウクライナに侵攻すると断言していました。
それは、プーチンの考えを言動から読み解いたからです。
今回、ユダヤ教やイスラム教から読み解くと、ロシアウクライナ戦争の比ではないほど、世界が深刻な事態になると思わざるを得ません。