3通りの見方

 owl22 (106.156.113.172)  
ショーシャンクさん、 こんばんは。
『ジョー・ブラックをよろしく』を観ました。
とても楽しめました。
ブラッドピットも良かったですが、 アンソニーホプキンス、そしてクレアフォーラニの3人が一分の隙もないほどの完璧な演技でしたね。
特にブラピとクレアの最後の抱擁で、クレアが徐々に気が付いていくところは、何度も見直しました。顔の表情、特に目の演技に釘付けです。
俳優さんて、監督さんも本当に本当に凄い。。。
あるお葬式ですが、飼い犬が急に空を見上げ尻尾を下げて丸めて、ひどく怯えながら急に吠え出した様子を見た時は、死神でもいるのかな?と思ったことはありますが。
今回、ショーシャンクさんの映画の死神に対する捉え方は勉強になりました。 ーーー「その『生』を肯定的に捉えればまさしくこのようなアメリカ映画、そして主人公の老経営者になり、それを見極め厭離すれば仏陀の教えとなり、その中間でよくわかっている見方が病院の死ぬ間際の女性でしょう。」
仏陀の教えとはいかなるものなのでしょうか?
一般的には、死を肯定も否定もせずに素直に受けとる人。
死後の世界などないと現実をのみ優先させる人。だと思うのですが、ヒントでもいただけると幸いです。
ところで、先日あるお寺に参拝にいきました。邪が全く感じられない珍しいお寺でした。本堂を外から写真を撮らせていただいたのですが、1枚だけぼーっとして失敗?と思ったのですがよく見ると虹のような光と青い線がおぼろげに入っていて不思議でした。太陽の逆光かもしれないのですが、そのお寺に行った後、良いことが起こり生活も自然と見直すようになっています。不思議ですが、現実の世界と、どこかの見えない世界は常につながっていて見守られているのかな。。。と願望も含めて、好意的に捉えています。
5月は緑あふれる季節。
はやく気軽に旅行に行けるようになればいいですね。
ショーシャンクさんの一日がいつもいつも「好日」でありますように。
 
 

 

owlさん、こんばんは。

『ジョーブラックをよろしく』は、とても好きな映画で、たぶん、私の好きな映画ベスト10に入ると思います。好きな映画のディスクを700枚以上は持っていますから、10位以内と言うのは『かなり好き』と言う感じとなります。

世間では駄作と言う評価もありますが、私は名作と考えています。

かなりシリアスなテーマですが大笑いできるところが気に入っています。

最後の花火のシーンも圧巻で、人生を表していますね。

 

「その『生』を肯定的に捉えればまさしくこのようなアメリカ映画、そして主人公の老経営者になり、それを見極め厭離すれば仏陀の教えとなり、その中間でよくわかっている見方が病院の死ぬ間際の女性でしょう。」

と書きましたのは、

主人公の老経営者は、自分の娘に『稲妻に打たれるような恋愛をしろ』と勧めます。もっと、生に没入しろ、と言っています。生を肯定的に見るアメリカらしい見方です。

仏陀は『愛するものをつくるな』と言います。なかなかネガティブな言葉でほとんどの人は受け入れられないと思いますが。

この映画に出てくる病院の女性患者は、一目で死神と見破り、そして次の時にこう言います。『観光みたいなものできれいな写真を撮ったら、すぐ帰った方がいい』

この3人の見方それぞれ、どれも含蓄のある見方だと思います。

どれが正解とはとても言えません。

 

この死神は初めて食べたピーナッツバターの味をいたく気に入ります。

そしていろいろなところで味わいたいと思いますが、ないことも多くあります。

 

小さな、ひとつひとつの描写が、人生について考えさせられます。

 

人生といえば、田村正和さん、なくなりましたね、

代表作の『古畑任三郎』は全部見ていますが、どれも面白いですね。

どの犯人が好きか、というアンケートでは、イチロー、SMAP、さんまがトップ3でした。

この3者の回も確かに面白いのですが、確かにインパクトの強さでは断トツであるものの、決め手の鋭さとかではもっと地味な犯人の回に光るものがあったような気がします。

『刑事コロンボ』もそうですが、『古畑任三郎』もかなり数が多いので、なかなか自分の中のベストを決められません。将棋や歌舞伎や落語などの特殊な世界の犯人は、その世界ならではのネタが盛り込まれていて興味深かったのは覚えています。

 

雰囲気のいいお寺に巡り合えてよかったですね。

私は近くにそういうお寺がないのですが、そういう心休まる場所は、人生にとって大きなプラスになると思います。

 

では、よい週末をお過ごしください。