まりさん、こんばんは。
岸田首相は、地頭悪いですね。
基本的に素早く的確な決断ができず、いったん決めても反対意見が出るたびに右往左往するのは、地頭がよくない証拠です。
ですから、経済のことも全く分かっていません。
格差是正を目指しているのはいいのです。それは賛成します。
しかし、経済は実に様々な要素が絡み合っている複雑なものです。
それを表面だけ見てその底にある要素を全部無視してしまうと大変なことになります。
例えば、韓国の文が、格差是正しようとして時給の最低額を一気に引き上げました。
表面的に見ると、時給で働いているアルバイトや非正規雇用の人に富が分配されて、格差是正になるように見えます。
ところが、アルバイトの人件費が一気に上がったことから、倒産する自営業者が続出しました。それを見た経営者は、なるべく人を雇わないように切り詰めていきます。
その結果、働くところが一気に減少してしまって、失業者があふれ、かえって貧富の差が大きくなっています。
それと同じで、表面だけ見ると、富裕層や超富裕層は株で儲けていることが多いです。その富裕層から富を奪って、貧困層に分配するのは、格差是正になりそうな気はします。
しかし、経済というのはそう単純ではありません。
株の利益にかかる税金が高くなると、まず、外国人投資家が日本株から引き始めます。日本株はほとんど外国人投資家によって上下しますから、株価は暴落です。
株式市場が暴落すると、株式運用で利益を出している年金も生命保険会社も欠損を出すようになります。
個人投資家も株で損する人が続出します。株で大儲けしたお金は贅沢品などの消費に回ることが多いのですが、大きく損が出た場合、一気に消費が冷え込みます。
物が売れなくなり、ほとんどの業種が不況になり、株をせずに働いている人たちもその影響を受けます。
そもそも株が暴落すれば株で利益を出す人もほとんどいなくなりますから、いくら税率を20%から30%に引き上げたとしても、国に入ってくる税収入は激減します。
やはり頭の悪い人は、首相になってはいけませんね。
このブログでも前に書きましたが、次期総理は林芳正だと思っています。この人は、極めて能力が高いです。今いる政治家では断トツに有能です。総理大臣に必要なのは、決断力があること、実務能力があること、社会経済に精通していること、政策に詳しいこと、英語が堪能なこと、交渉力があること、です。いままでの日本の総理大臣で、そのすべてを兼ね備えた人物はいませんでしたが、林芳正はすべてあります。
ただ、最悪なのは、林芳正はこてこての親中派です。これでは、どのように能力が高くても、総理になってほしくないですね。
中国が世界の覇権を握ってしまうと、確実に自由のない暗黒な世界になってしまいます。それだけは絶対に避けたいです。
とすると、高市さんしか残されてないですが、岸田首相は安倍―高市を排除することに必死です。
政局になる可能性も高いですね。
日本は、来年からかなり凋落していくと思っています。
これは、数年前、EⅤ大相場を予見した時に同時にありありと日本の凋落が見えたときから言い続けているのですが、来年その姿がはっきりするでしょう。
もう国に頼ることはできません。精神的に独立していかないといけない時期に来てますね。
今年ももう残り少ないですが、今年の冬はかなり寒いようですから、お体に気をつけてください。