ねこまるさん。
これから、世界中が、艱難の時代に入っていくと思います。
これから最も大切なのは、どんなにかっこ悪くても、どんなに不義理をしても、どんなに嫌われても、生き抜くことです。
他人からいい人と思われる必要は全くありません。
むしろ、いい人と思われない方がずっと生きやすいです。
これからの時代を生き抜く秘密のマントラは、
何が起きても『これでいいのだ』
何があっても何がなくても『どうでもええやんか』
の2つです。
人間は皆、他人からの期待値を上げようと必死になります。
しかし、これからの時代、他人からの期待値はなるべく低いほうが生きやすいです。
人間は表面を見れば、立派に幸せそうに見えます。
例えば、いま取り上げている映画のバーンスタインですが、これほど才能に恵まれた人はいません。
まさしく天才です。
指揮もアメリカ人初の世界的な大指揮者です。
そしてウエストサイドストーリーなどの作曲の才能も極めて高いです。
テレビタレントとしても超人気です。
ハーバード大卒で、教育者としても一流です。
富も名声も世界でもトップクラスで、しかもハンサムで、美人女優の妻と子供三人に恵まれています。
人類トップ級の幸せ度です。
しかし、父親を殺す夢を毎晩見ていた、と打ち明けます。
心に大きな闇を抱えていたのです。
毎日、タバコ100本とウィスキー1本とドラッグは欠かさず、起きているときはいつもハイテンションでした。
これは、心の闇を紛らわそうとしていたのだと思います。
妻は、『才能の重圧から逃げているんだ』と分析します。
あれほど才能があり有名であり大金を稼いできたバーンスタインですが、
妻からは『チリに「ふんばかりする鳥の下にいてはいけない」ということわざがある。私は、ふんばかりする鳥の下にずっといたのよ。笑えるほど長い間。』と言われます。
妻はどんどん落ち込み、明るさがなくなり、鬱状態になります。
これをみても、これからの時代、心を軽くすることが最も重要かなと思っています。
ねこまるさん、そうですね。
人生の時間は極めて短いです。
そして、最も時間と労力とお金を浪費してしまうのは、くだらない人間とのつきあいです。
人間には、信頼のできる自分にプラスになる人、プラスにもマイナスにもならない人、時間も労力もお金もマイナスになってしまう人、の3種類があります。
信頼のできる、自分にプラスになる人は極端に少ないものです。
世の中には、時間も労力もお金も吸い取るような人も存在していて、それがたまたま親や子や兄弟であればかなり困ったことです。
ただ、親子はともかく、兄弟は他人の始まりですから、きっぱりと関係を断ち切ったほうがいい事例が現実にはかなりあります。
判断する方法は簡単です。
その人と接していて心が軽くなる人と積極的に付き合って、心が重くなる人は徹底的に避けていきましょう。逃げるが吉です。
バーンスタインの妻のフェリシアの言葉であれば、『フンばかりする鳥の下にいてはいけない』、ですね。
いい方向に行くことを祈っています。
owlさん、明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。
今年は元日から、大変な地震が起きてしまいましたね。
1月2日にも重大な事故がありましたし。
今年の元旦は、一粒万倍日、天赦日だったのですね。
大安にしても、一粒万倍日にしても、天赦日にしても、万人にいい日とか万人に悪い日というのはあり得ないと思っているので、ほとんど見たことがないです。
ここ10年以上宝くじは買っていませんが、宝くじを買っていた時も大安や仏滅を意識したことはないです。
大安には宝くじの売上が伸びるらしいですが。
元日に大地震があった年など今までなかったのではないでしょうか。
何か、私たちに大切なことを知らしてくれているような気がしました。
これからは、かなり厳しい時代になると私は思っています。
これから、一日一日を生きていくうえで、今日も地震や戦争で住むところを奪われたり食べ物を奪われたりすることなしに無事に過ごされたということだけで大きく感謝するべきというメッセージではないかと思っています。
owlさんにとって今年が素晴らしい年でありますように。