ジョウビタキ

 

 

今の季節、ジョウビタキという鳥をよく見ます。

必ず一羽でいます。

いまも、ほんの2m先の枝に止まって身繕いをしていました。

おなかのオレンジ色がとてもきれいなので見かけるとうれしくなる鳥です。

お辞儀する仕草がかわいいのです。

 

民話では、スズメと兄弟だそうです。

お母さんが危篤だという知らせがあったとき、スズメはすぐに飛んでいったけど、ジョウビタキは紋付に着替えたため親の死に目に会えなかった。

それでお父さんが激怒したため、ジョウビタキは謝る仕草をしているのだとか。

ウクライナ停戦が近い

イスラエルーハマス戦争が起こったことで、ウクライナは譲歩して停戦を受け入れるしかなくなりそうです。

ウクライナ国民やゼレンスキーにとっては残念な結果となります。

 

そして、ウクライナ復興の膨大な費用が日本に押し付けられる道筋ができているでしょう。

この動きは年明けには明らかになるでしょう。

 

日本は更なる増税や大量の国債発行をするしかありません。

 

 

 

苦境に向かうイスラエル


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ハマスとイスラエルの軍事力の差はもちろん圧倒的です。

比べ物にならないほど、イスラエルの戦力は強大です。

ですから、イスラエルは簡単にハマスを壊滅できると思われています。

しかし、ゲリラ戦となると、圧倒的な戦力の側が苦戦することは歴史が証明しています。

 

そして、今回、何よりも、政治的な戦略面でイスラエルは逆に圧倒されています。

世界中に反イスラエルの気運が盛り上がっているのが、その証拠です。

これは、イランーロシアー中国の思う壺そのままです。

世界は極めてまずい方向に向かっています。

 

ネタニヤフ首相やバイデン大統領のやり方は今回、稚拙すぎます。

 

特にバイデンの外交は失敗だらけのもので、動けば動くほど状況が悪くなります。

ウクライナの時に、早々に『アメリカは軍を投入しない』と言ったので、ロシアは侵攻してきました。

大失敗です。

軍を派遣するつもりがなくても抑止力として、軍の派遣を匂わす必要はありました。

今回も、早々とイスラエル訪問してまで全面支持を表明しました。

『アメリカは残虐なテロを撲滅するまでイスラエルと戦う』というように、あくまでもテロとの戦いを強調するべきでした。

初めから、イスラエル全面支持を打ち出せば、その後にガザ地区の民間人が殺戮される映像が流れれば、アメリカも共犯と見られます。

そして、それが今、全世界で、反イスラエル、反米のデモとなって現れて来ています。

 

今になって、バイデンは、戦闘の一時停止をネタニヤフに勧めています。

ガザ地区に侵攻している状況で戦闘を止めれば、ハマスは戦車を破壊していくだけです。

 

バイデンのせいで、アメリカの中東外交は極度に悪化しました。

 

今の状況でバイデンが大統領なのは、イスラエルにとって、悲劇的なことです。

 

 

イスラム教とキリスト教は何故戦争するのか


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現在のイスラエルとハマスの戦争は、ユダヤ教とイスラム教の戦争ですが、背後では、アメリカとイランの代理戦争の様相が強いです。

イランは、イスラエルを大悪魔アメリカの庇護を受けている小悪魔と考えています。

 

ユダヤ教もキリスト教もイスラム教も、旧約聖書を源としているのに、そして、イスラム教はイエスキリストも預言者の一人としているはずなのに、何故ここまで仲が悪く戦争ばかりしているのか、不思議でした。

 

しかし、この動画でよくわかりました。

 

井筒俊彦が訳しているコーランにはっきり、キリスト教を否定している文言があるということです。

イエスキリストが神であるというキリスト教の教義、その原理そのものである三位一体論を完全に否定していることがわかります。

イスラム教にとって、神でないイエスキリストを神としているキリスト教は、無神の者であるという理解のようです。

 

一方、キリスト教の方では、ダンテの神曲で、イスラム教の始祖マホメットをペテン師で地獄に落ちているとしているようです。

 

これでは、イスラム教とキリスト教は絶対に相容れないものであるしかないのも当然ですね。

イスラム学者の井筒俊彦に心酔していたクリスチャンがいましたが(笑)

 

 

『レッドライン越えた』


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イランのライシ大統領が、『イスラエルは越えてはいけない一線を越えた』とスピーチしました。

当初予想した通り、最悪な展開に進みつつあります。

最初から言っていますが、イランによるホルムズ海峡封鎖の可能性は高いのです。

これをされて、最も困るのが日本です。

日本が輸入する原油の9割以上がホルムズ海峡経由です。

 

イスラエルとイラン


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イスラエルの閣僚が極めて重大なことを言っています。

 

『ヒズボラが』イスラエルを攻撃したら、イスラエルはイランを攻撃する、と言うのです。

 

ハマスを殲滅することは当然、イスラエルの確定事項です。

 

ところが、ヒズボラがイスラエルを攻撃したら、直接イランにミサイルを打ち込むと言うのです。

しかも、例として、キューバ危機と同じように、と言っています。

キューバ危機の時、ケネディ大統領は、アメリカがキューバから攻撃されたらアメリカはソ連に核ミサイルを打ち込むと断言しました。

 

 

イスラエルのガザ地区への地上戦は確定事項です。この閣僚も断言してます。

 

そして、イスラエルがガザ地区への地上戦を始めたら、ヒズボラはイスラエルを攻撃すると言っています。これも確定事項でしょう。

 

今回、ヒズボラがイスラエルを攻撃したらイランを直接攻撃すると、イスラエルの閣僚が言っているのですから、イスラエルとイランの戦争は確定的となります。

 

イスラエルとイランが戦争すれば、完全に第五次中東戦争ですし、すでにロシアとウクライナが戦争している以上、高確率で第三次世界大戦となります。

 

日本の評論家の意見を挟まずに、イスラエルやアメリカ、イラン、ロシア、中国、北朝鮮という当事国の政権幹部の言葉を分析していかないと、全く間違うことになります。

 

ロシアのウクライナ侵攻の時の日本の学者や評論家たちの予想はことごとく外れました。

 

 


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ヒズボラがロケット弾

イスラエルとレバノンの国境沿い(写真)で緊張が高まる中、19日はレバノンの親イラン武装組織ヒズボラがイスラエル軍の陣地に向けロケット弾を発射した。18日撮影(2023年 ロイター/Lisi Niesner)
イスラエルとレバノンの国境沿い(写真)で緊張が高まる中、19日はレバノンの親イラン武装組織ヒズボラがイスラエル軍の陣地に向けロケット弾を発射した。18日撮影(2023年 ロイター/Lisi Niesner)© Thomson Reuters

[エルサレム/ベイルート/ベルリン 19日 ロイター] - イスラエルとレバノンの国境沿いで緊張が高まる中、19日はレバノンの親イラン武装組織ヒズボラがイスラエル軍の陣地に向けロケット弾を発射し、これに対しイスラエル軍が砲撃するなど交戦が続いた。

ヒズボラによると、イスラム組織ハマスがイスラエルを攻撃した7日以降、イスラエルとレバノンの国境沿いの交戦でこれまでに13人のヒズボラ戦闘員が死亡した。

こうした中、在レバノン米国大使館はこの日、レバノンに滞在している米国民に対し速やかに出国するよう勧告した。米国は17日、ヒズボラとイスラエルの間の砲撃に関連した治安情勢を理由に、レバノンへの渡航警戒レベルを「渡航中止」に引き上げている。

ドイツ外務省もこの日、自国民に対しレバノンから出国するよう呼びかけた。

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イスラエルとハマスの戦争において、誰もが最も注目しているのが、ヒズボラ、そしてイランです。

そして、そのヒズボラが、イスラエルにロケット弾を打ったようです。

 

バイデンのイスラエル訪問の直前に、ガザの病院で爆発があり500人が亡くなったという出来事がありました。

映像によるとイスラエルのミサイルや空爆ではなく、ハマス側の集団のロケットが誤って落ちたようです。

しかし、イスラエル側の公表が遅れたこと、その間にアラブ世界はもちろん他の国でも、イスラエルの空爆によって病院が攻撃されたと報道されたこと、から、反イスラエルの大規模なデモが起きています。

そこに、のこのこバイデンが行って、イスラエルを支持すると宣言したのですから、反米感情は極めて高くなっています。

日に日に、状況は最悪の方向に行っています。

 

世界経済は複雑

 龍 (114.185.57.134)  
こんにちは。ムスリムという言葉を今回はじめて知ったほどイスラム教に疎いのですが、世界中にイスラム教徒が多いのにも今回驚かされました。
世界中で争いが起こる危険が増えた場合アメリカの金利が下がるような気がするのですが、昨日も金利が上がっていてまだ全然織り込んでいない(想定されていない)のでしょうか?

 

 

 

世界のどこかで戦争が起きたときに、アメリカの金利が下がるのは、安全資産である米国債が買われるからです。

同じ理由で、安全資産である金(ゴールド)も買われます。

しかし、世界経済は一面的ではありません。極めて複雑な構造です。

バイデンは昨日イスラエルに行って、イスラエルの支援を約束しました。

今までウクライナに膨大な支援をしてきて、その上更にイスラエルに支援です。

またまた国債を乱発しなければならないでしょう。

国債乱発は国債の下落となって国債利回りを上げてしまいます。

いま、アメリカの金利が下がらずに上がっているのは、インフレが収まってないからです。

これから先、イランがホルムズ海峡封鎖などすれば、原油価格は暴騰します。

そうなると、アメリカのインフレは止めることができないくらいに再び走り出します。

FRBは、またまた大きく利上げしていかなくてはならなくなります。

アメリカの金利は急上昇してしまいます。

 

つまり、世界経済は複雑な要因が絡み合っていますから、一筋縄ではいかないのです。

 

リアルタイムでCNNを見ていましたら、いま、イスラム教の国だけでなく、欧州各地でも、反イスラエルのデモが活発化しているようです。

 

バイデンもわざわざイスラエルに行って、アメリカはイスラエルとともにあることを宣言しましたから、余計、反イスラエル、反米の気運が盛り上がっているように見えます。

 

これが、イスラエルが地上戦を始めた場合には、その映像が世界中に流れますから、ますます反感を買うことになります。

 

世界は極めてまずい状況に突入しています。

 

ユダヤ教とイスラム教の戦いは

イスラエルとハマスの『戦争』は、ウクライナとロシアの戦争の比ではないほど、世界に深刻な影響をもたらします。

宗教と民族という古来からの戦いのもっとも大きな原因となったものが絡んでいるからです。

 

現代の思想によってカモフラージュされていますが、教えの根本が根本である以上、深刻な事態は避けられないでしょう。

 

モーセの後継者ヨシュアは、神の命令により、イスラエル民族を先導してカナンの地の先住民を皆殺しにして征服します。カナンの地とは現在のイスラエル国です。

カナンの地の先住民は、女性も子供もすべて皆殺しにされます。

エジプトを出たユダヤ民族に与えられた約束の地カナンです。

約束とは神との約束、神との契約です。

ユダヤ教の根本です。

 

一方のイスラム教も、ジハードが神の意思です。

この世で最も崇高な行為とされています。

 

両方の教えの根本が分かってくると、これからの世界に起きることは火を見るより明らかになります。

 

私は、すべての人、もちろんロシア研究家などの専門家を含めて、ロシアがウクライナに本当に侵攻することはないと言ってたときに、ロシアはウクライナに侵攻すると断言していました。

それは、プーチンの考えを言動から読み解いたからです。

 

今回、ユダヤ教やイスラム教から読み解くと、ロシアウクライナ戦争の比ではないほど、世界が深刻な事態になると思わざるを得ません。

 

 

イスラム教の理解なしでは

日本人にとって中東情勢を理解することが難しいのは、ひとつにはアメリカ側の視点でしか見ることができないことと、もうひとつは、イスラム教を全く知らないからだと言えます。

例えば、ニュースで頻繁に目にする『イスラム原理主義』という言葉。

これを聞いただけで、テロ組織や武装組織を連想します。

本来は平和であろうイスラム教の中で、過激になった一派というイメージです。

『原理』という言葉にあまりにも色が付きすぎているのです。

『イスラム原理主義』を過激に暴力に走った極端な一派という理解では、中東は読み解けないと思われます。

本来なら、イスラム根本主義という言葉を当てた方がいいのですが、要は、政治も含めて、イスラムの教えを遵守した社会を目指すということです。

実は、イスラム教信者としては当たり前のことで、コーランに書かれている通りを守っていこうということです。

ですから、どのイスラム教国にも、イスラム原理主義を支持する民衆がいるのです。

 

例えば、エジプトはイスラム教国ですが、スフィンクスがあります。

エジプトの大切な観光資源です。

しかし、これはイスラム教が禁止する偶像崇拝です。

しかし、これを壊しては、貴重な国の財源がなくなりますから、エジプト政府は壊したりしません。

これは、イスラム原理主義からすると、利得のためにイスラム教の教えをないがしろにする『なんちゃってイスラム教』なのです。

もちろん、欧米にすり寄るサウジアラビアもそのように見えています。

 

イスラム原理主義のハマスの理念は、第一段階としてイスラエルを消し去ること、第二段階として『なんちゃってイスラム教国』をすべてイスラム原理主義に変えること、第三段階として世界中をイスラム原理主義にすること、です。

これはハマスだけでなく、イスラム原理主義はすべてそうです。

 

パレスチナのもうひとつの地区を自治するファタハは、欧米に妥協して富を得ているために欧米からはよく思われていますが、パレスチナ住民からは不人気です。

 

もちろん、ハマスが民衆の支持を得ていると言っているわけではありません。

ハマスは選挙で多くの議席を獲得し、ファタハと連立政権を組んだことは確かです。

しかし、その翌年、武力によって、ファタハを排除して、ガザ地区を実効支配します。

これが経緯ですから、民衆がファタハの代わりにハマスを選挙で選んだわけではありません。

 

ただ、イスラム原理主義がイスラム教の中の異端ということではないことを理解しないと、中東情勢を見誤ることになります。

 

 

イスラム教によると、死後の世界は、生きてるときにおこなった善の行為と悪の行為を神様が記録していてそれにしたがって決められる、というもののようです。

その善悪の判断は人間が決められるものではなく、死んだ後に神様が決めるものですから、どの人間も生きている間はとても不安定な状態です。

ところが、はっきりと天国に行くことが決定する行為が一つだけあります。

それが、ジハード(聖戦)で死ぬことです。

この死生観が根本にありますから、ジハードがなくなることはありません。

 

 

 

 

 

 

世界が一気に危険に

ハマスのイスラエル攻撃の報復として、近いうちにイスラエルはガザ地区に地上部隊を侵攻させます。

これに合わせ、アメリカの2つの空母打撃群がイスラエル沿岸に置かれます。

もちろん、それはヒズボラそしてイランをけん制するのが目的ですが、これにより一気に世界中が危険な状況に入ってしまいました。

アメリカの1つの空母打撃群でも、1国の海軍相当の軍事力と言われています。

それを2つも投入です。

これにより、アメリカの軍事力は、ウクライナとイスラエルの2方面に分散しました。

アメリカといえども2方面同時は無理です。

相手が、ロシアとイランです。

あまりにも強大な軍事力の国2国です。

ここで、中国が台湾に侵攻し、北朝鮮が韓国に侵攻したら、もうアメリカには余力はありません。

ハマスーヒズボラーイランーロシアー中国ー北朝鮮は、緊密に連絡とり合っていますから、仕掛けてくる可能性が高く、今後数か月以内は極めて危険です。

その時、イランは、海上封鎖などで、原油の価格を高騰させてくるはずです。

原油が暴騰すればするほど、イランやロシアという産油国には有利ですし、西側に大ダメージを与えることができます。

アメリカの経済も、ここで再び原油価格が暴騰すれば、インフレが加速してしまいますので、大きなクラッシュとなります。

 

いま、世界は極めて危険な領域にあります。

 

やはりイランが乗り出してきた

第5次中東戦争の危機に進むのか?:イランがイスラエル地上戦開始に「対応」を警告。米ネットメディア報道

川上泰徳中東ジャーナリスト
13日、テヘランで星条旗を燃やす、パレスチナ支持の民衆のデモ(写真:ロイター/アフロ)

 米国のネットメディア「Axios(アクシオス)」が15日、「特報:イランがイスラエルに国連を通じてガザでの地上侵攻に警告」と報じた。イランのアブドラヒアン外相が15日レバノンで国連の中東問題担当と会見し、ガザ情勢のこれ以上の悪化を望まず、イスラエルが地上戦に入れば、イランは対応しなければならないと伝えたと複数の外交筋の情報として報じた。

 

 この報道の後、国連のイラン代表部はXサイトで、「もし、イスラエルがガザでの戦争と大虐殺を直ちに停止しなければ、状況はコントロールを失い、遥かに広範な影響をもたらす」として国連安保理の責任を非難するポストを上げた。

 

 Axiosによると、イランは直接または間接的に介入を示唆したが、アブドラヒアン外相の言葉として「ヒズボラが動けば(イスラエルへの)大地震となる」と語ったと伝えている。

 

 イスラエルの地上戦開始が秒読みとなり、イランが警告したことで、地域の緊張は極度に高まり、ガザ戦争が引き金となって、第5次中東戦争の危機さえ見えてきた。

 

 米軍はすでに米軍は既に、イスラエル沖に空母「ジェラルド・フォード」を展開し、さらに14日にオースティン国防長官は米海軍空母「ドワイト・アイゼンハワー」をイスラエル沖の東地中海への派遣を指示した。これはヒズボラやイランからのイスラエルに対する攻撃を抑止する狙いと見られるが、湾岸での米軍とイランの関係が高まることも必至だ。

 

 イランはイラク戦争の後、イラクのシーア派政権の後ろ盾となり、さらにシリア内戦ではレバノンのヒズボラを送ってアサド政権を支援し、同国で強力な影響力を確保した。これでイランはテヘランからヒズボラが支配する南部レバノン国境まで「シーア派ベルト」を押さえて、イスラエルと対峙する形となっている。

 

 一方でイランはガザのハマスを経済的、軍事的に支援しており、ヒズボラとハマスの関係も90年代初めから続いている。シリア内戦にはイランの革命防衛隊の指揮下で、ヒズボラだけでなく、イラクやアフガニスタンのシーア派民兵も参戦している。それらの民兵勢力がイランの指令の下で、本格敵なイスラエル攻撃を始めれば、イスラエルはガザ攻撃どころではない重大な危機に直面する。

 

 イランはヒズボラが支配するレバノン南部の国境地帯に膨大なミサイルや口ケツトを運び、いつでもイスラエルに向けて大規模攻撃ができる態勢を取っているとされる。

 

 ワシントンの戦略国際問題研究所 (CSIS)のミサイル防衛プロジェクトによると、ヒズボラは対イスラエル向けに13万発のミサイルを所有しているとの見方が出でいた。その多くは人が運んで発射できる携帯式のロケットだが、中には「ファテフ110」と呼ばれるイラン製の短距離弾道ミサイルも数百発あり、射程は250キロから300キロで、レバノン南部やゴラン高原からテルアビブやエルサレムを射程に入れることができ、 450キロから500キロの爆発物を搭載する。

 

 イランはこのミサイルをシリア内戦に本格的に介入した2014年からヒズボラに提供し始めたとされる。イスラエルが最後にレバノン侵攻したのは 2006年夏の34日間であるが、その時点ではヒズボラは 1万5000発のロケット・ミサイルを所有し、 4000発をイスラエルに向けて発射した。その時に比べると、量的に10倍近いミサイルが蓄積・配備されていることになる。

 

 イランのミサイル技術も急速に進化している。2020年4月イラン革命防衛隊は同国初の軍事衛星「ヌール (光 )」を打ち上げ、軌道に乗せることに成功したと発表した。「この成功はイランの防衛力を新たな段階に進化させる」と革命防衛隊司令官はコメントした。イランはそれまで人工衛星の開発は民生用であり軍事目的はないと主張していたが、軍事衛星であることを宣伝した。イランが大陸間弾道弾ミサイルの開発にも転用可能な技術を開発しようとしていることに米国は「安保理決議違反」と反発した。

 

 イスラエルにとってより直接的な脅威は、2019年7月、イランが中距離弾道ミサイル「シャハブ3」の発射実験を行い、成功したというニュースである。イラン南部から首都テヘラン近郊まで約千キロ飛行したと報じられている。シャハブ3は射程1300キロで、車両に積んで移動できる形で、機動性がある。イスラエルや湾岸を含めて中東東部をすべて射程に収めることができる。

 

 CSISによると、シャハブ3は1990年代半ばにイランが北朝鮮から購入したノドンミサイルを改良して、イスラエルやサウジ西部を標的とすることができるように改良されたという。

 

 イランはトランプ政権時代に、繰り返し緊張の高まりや危機を経て、大統領も議会も保守派が占め、常時、戦争体制を維持している。一方、バイデン政権はイランとの緊張緩和を探って、話し合いを続けてきた。9月中旬、イランが拘束していた米国人5人、米国が訴追していたイラン人5人が共に解放され、米国はイラン凍結資産の一部を凍結解除した。今後、さらに緊張緩和が進むと見られたところへ、今回のパレスチナ危機が始まった。

 

 もし、イスラエルによる地上戦開始を受けて、ヒズボラからイスラエルへの本格的なミサイル攻撃が始まれば、米軍も対ヒズボラで介入する可能性が高く、イランと米国の間の緊張も極度に高まるだろう。今回のイランの警告は、イスラエルのガザへの地上戦突入に対して、事実上のヒズボラ参戦を通告するものであり、米国を巻き込む中東戦争という最悪の事態が見えてきたと言えよう。

 

※※※※※

 

 

怖れていた最悪の事態になりそうです。

私は10月10日の前回の投稿で、『イランとアメリカの代理戦争ですが、現在関与を否定しているイランが本格的に戦争に乗り出して来たら、世界はかなり深刻な状況になります。』と書きました。

今日、10月15日、イランが態度を表明しました。

これははっきり言って、非常にまずい事態です。

イランは『ガザ情勢のこれ以上の悪化を望まず、イスラエルが地上戦に入れば、イランは対応しなければならないと伝えた』とあります。

イスラエルがガザ地区への地上戦を実行するのは決定事項です。

イランが警告したからと言って中止することは絶対にありません。

イランとしても、『対応しなければならない』と断言した以上、必ず軍事行動をします。

最初はヒズボラ、そしてその後のイラン本国からの攻撃の可能性も出てきました。

第五次中東戦争で収まればまだましな状況です。

ロシア・ウクライナ戦争が起きており、ここで第五次中東戦争が起きれば、台湾有事もあり得ることになります。

そうなると、もう地球規模の第三次世界大戦となる怖れさえ出てきたということです。

 

 

 

 

10月13日金曜日が危ない


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ハマスの公式Twitterで、全世界のイスラム教徒に向けて、今週の金曜日に立ち上がるようにメッセージが出されているようです。

私たち日本人は、当然アメリカの目線でしか世界情勢を見ることがないのですが、

実は全世界では、今回のハマスのイスラエルに対する攻撃に歓喜している人たちが多くいるという事実は知らないといけないでしょう。

 

今回、イスラエルのモサドが本当に事前に察知できてなかったのかどうかも疑わしいような気がします。

モサドは、世界最高の諜報機関です。

そして、エジプトなど複数の国が『ハマスに不審な動きがある』とイスラエルに知らせていたということです。

 

いずれにせよ、世界はかなりまずい状況になってしまった感じです。

今週13日の金曜日には世界中でテロが起きる可能性があります。

特に『13日の金曜日』というのが、偶然なのかそれを狙ったのか、ちょっと嫌な感じしますね。

 

イランとアメリカの代理戦争ですが、現在関与を否定しているイランが本格的に戦争に乗り出して来たら、世界はかなり深刻な状況になります。

焦点は、イスラエルがイランに攻撃をするかどうか、ですね。

 

予想通りの展開

 id:tKenji  
こんにちは。今日も大幅な下落だったようです。
VIXは大きく上昇、購入していないのですごいなと眺めています。
銘柄探しています。 〇〇〇はどうご覧になりますか。
高配当から引っかかりました。
今年は特別配当だったのですが、来年も配当悪くありません。
PBRも1倍以下です。 PERも低いです。 中国にも支店はありますが比率は難しく… 春先に少し株価が動いたのは△△との提携のようです。
こちらは続報待ちです。
こちらの掲示板は承認制ですか?
銘柄を伏せていただくことは可能でしょうか。
無理でしたらそのままで結構です。
お時間ある時にお返事いただけたら幸いです。

 

 

こんにちは。

今日も、日経平均711円安と大幅安です。

暴落を心待ちにしていた私には、毎日、ウキウキでいます。

もう売り一色の様相ですね。

主力株も新興株も大型株も小型株も投げ売られています。

私は、今日は、何銘柄か買い始めました。

どれも投げ売られていたからです。

もちろん、これから更に本格的な大暴落があるだろうとは思っています。

しかし、1552VIX短期などベアばかり仕込んでいたので、そろそろブルも買っていきます。

それでもまだベアの割合が圧倒的に大きいので、今大暴落が来ても大きく利益が出ます。

明日以降も、徐々に投げ売りされている銘柄を買い集めていきます。

 

VIX短期、今日も10%くらい上がっていますね。

1週間前にここで書いたときに買ってるかと思いましたが。

今から買うのはお薦めできませんが、リスクヘッジは必要です。

 

〇〇〇という銘柄は確かに、低PER、低PBR、高配当ですね。

業績の伸びも悪くはありません。

ただ、卸売業はもともと低PERな業種です。

また、1日の売買高が少なく、暴落時に成り行きで売って逃げようとした場合、売れないリスクがあります。

いま、主力株でも、投げ売りされて割安な銘柄がたくさん出てきている中で、どうしても買いたい魅力を私は感じません。

何か、こういうストーリーがあるという銘柄が私は好きです。

そのストーリーが感じられません。あるのかもしれませんが。

 

これで、2回ほど、銘柄相談には答えましたが、私はコンサルタントではないので、今回が最後にさせてください。