映画についてのひとりごと 99

coohさん
おはようございます。

『JFK』のケビン・コスナーはかっこよかったですね。
CIA犯行説や軍需産業犯行説など、ケネディ暗殺については様々な憶測が流れました。

しかし、私は、1年前くらいに放映された『カルロス・マルセロ犯行説』で納得しました。

カルロス・マルセロは、アメリカ南部のマフィアのボスです。
 ケネディ大統領を狙撃した実行犯はオズワルドで、そのオズワルドの祖父はマルセロの下で賭博の胴元をしていました。 
 つまり、オズワルドの一家はマルセロの支配下にありました。
 オズワルドはキューバカストロに惹かれる思想性の持ち主でしたから、思想信条でケネディを殺したことにできるメリットもありました。
 口封じのためにオズワルドを殺したジャック・ルビーはナイトクラブを経営しており、裏社会とも繋がりがあり、特にマルセロとは深い関係でした。
 つまり、マフィアのボス、カルロス・マルセロは、自分の支配下にあるオズワルドにケネディを暗殺させて、口封じのために同じく支配下にあるジャック・ルビーにオズワルドを殺させた、というわけです。

 その当時、ケネディの弟ロバートは司法長官になりマフィア壊滅を目標に掲げ、連日大物マフィアを起訴していたためマフィアから憎悪の目で見られていました。
 マルセロは1961年にマフィア一掃政策により国外追放になりました。
 数週間後にはマフィア仲間の助けで密かに帰国しましたが、マルセロにとってものすごい屈辱だったようで、自分に恥をかかせたケネディ兄弟を恨み報復を考えたということです。
 マルセロは司法長官のロバートを殺しても、頭である兄の大統領が報復してくるでしょうから、兄弟ともに殺そうとした、というわけです。

 カルロス・マルセロは、その後、別の罪で服役しますが、獄中で同部屋のものに、『自分が自分の子分を使って暗殺した』と白状します。


そのころマフィア全盛時代で、CIAからパレードの情報が洩れてたこともあるでしょうけど
暗殺に関しては、CIAが積極的に絡んでいることはないように思えます。

私は、このカルロス・マルセロ犯行説が真実だと思っています。

 

 

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リッチポンタさん
こんばんは。

オズワルド単独犯では成り立たないことも、カルロス・マルセロ犯行説を裏付けるものだと思っています。
私の推理では、
マルセロがオズワルドを使ったのは、オズワルドを単独犯にしたてるためです。
狙撃の素人のオズワルドが動いている的相手に成功するなどとはマルセロは最初から思ってもないでしょう。
マフィアボスのマルセロは当然凄腕のスナイパーを多く抱えていたはずです。
ですから、ダラスの現場にも複数配置していたはずです。
実際には、オズワルド以外のスナイパーの銃弾が貫通したと思っています。
ソ連キューバ寄りのオズワルドを思想信条からの単独犯に仕立て上げ
すぐ口封じのために殺す計画だったのでしょう。
それは大成功に終わりました。

映画『JFK』では、CIAなどの大きな国家権力が背景にあることをにおわしていましたが
私の中では、マフィアの恨みからの犯行という、急にしょぼくれた結論になってしまって
少し『JFK』の魅力が削がれました。

私の中では、もう、ケネディ暗殺に関しては、謎はなくなりました。

 

 

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owlさん
こんばんは。

グラン・トリノ』は名作ですね。
駄作がないクリント・イーストウッド監督作品の中でも好きな作品です。
グラントリノは古き良きアメリカの象徴ですね。
日本車が世界を席巻していた時代、アジア人を嫌っていた老アメリカ人が
隣に越してきたアジア人に徐々に心を開き友人となり、最後は・・・というあらすじですね。
最初越してきたアジア人の女性が『何か私たちにできることがあれば言ってください』と挨拶したときの
『どうか、俺のペットのこの犬を食べないでほしい』というセリフには笑いましたが。

私は、『JFK』をもう一度確認したくなって、観ました。
ケネディ暗殺事件の目撃証言などの確認のためだったのですが
最後には、そういうことは関係なく、泣けました。
やはり、アメリカのあの精神はいいですね。
最近特に、私を含めアジア人の理念や哲学のなさに嫌気がしているので余計感動しました。

 

 

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グラン・トリノ』のエンディングテーマ曲ありがとうございます。
グラン・トリノで晴れた街をゆっくりとドライブするシーンはよく覚えています。

CIAのカストロ暗殺計画ですか。
しかし、アメリカから贈られたダイビングスーツをカストロが着るとは思えませんが(笑)
ただ、戦争になったら何百万人も死にますから、手っ取り早くそのトップを排除しようとするのもアメリカのよくやるやり方ですね。
今もその機会を狙っているような気もします。
ロシアから贈られたキャビアなら、安心して食べてくれるかもしれません(笑)
しかし、本当に戦争の危機は迫っているような気がしますね。

 

 

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coohさん
おはようございます。

NHKの番組は見逃しました。いい時間帯にあれば見たいと思います。
ただ、私は東京裁判自体、意味のないものと思っています。
裁判という名前がついていますから、日本人はみな『裁判』なのだろうと思っていますが
東京裁判には何の法的根拠もありませんね。
戦争犯罪とは、非戦闘員つまり武装していない民間人を殺戮したり、捕虜を虐待したりすることですね。
独立国である限り、交戦権は認められていますから、国際法上も交戦したこと自体を裁くのはおかしいですね。
もし、本当の裁判であれば、国際法に則って判決を出さないといけません。
戦争犯罪でいえば、広島や長崎への原爆投下こそ、史上例を見ない民間人大量殺戮ですからまず裁かれるべきなのですが。

 

 

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まりさん
おはようございます。

ケネディ大統領暗殺の悲劇の衝撃があまりにも大きく
キャロラインはアメリカ国民から最も愛された女性になりましたね。
その人が駐日大使だったのですから、日本人としてはちょっとうれしかったですね。

私も持っている『JFK』のディスクをもう一度見直しましたが
オズワルドはやはりマフィアに単独犯に仕立てるために使われたと見て間違いないですね。
柵のところから銃撃した2人組は、ジャック・ルビーとつながりがあった者ですし
そのジャック・ルビーもオズワルトと頻繁に会っていました。
主人公の地方検事は、大統領になったジョンソン副大統領も首謀者のように考えていて
副大統領、FBI、CIA、軍需産業、マフィアが全部黒幕としてしまったため
ちょっとピエロのようになってしまいました。
テレビ番組に出演した時、この地方検事は司会者に
『あなたのいうことによると、ケネディを暗殺した犯人でない人は、オズワルド以外には誰がいるのでしょう?』とからかわれていましたね。
ただ、ああいう理念と信念を貫く人がいるアメリカはやはり大したものです。

 

 

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『ウォーキング・デット』は、Amazonプライムビデオで見ようとしましたが
最初からゾンビが出てきてちょっと挫折してしまいました。
また、気を取り直して見てみます。

ダラボン監督も、『ミスト』のときからそちらの方面に行ってるようですね。
私としては、『ショーシャンク』や『マジェスティック』、ぎりぎり『グリーンマイル』あたりの作品を出してほしいところです。

 

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