映画版とテレビ版の折衷でしょうか

owl22 (106.156.113.172)  

ショーシャンクさん、こんばんは。
『ドクター・スリープ』を観ました。
『シャイニング』そのままを彷彿させるシーン:カーペットや三輪車、双子やホテルなどなど、見ているうちに記憶と合わせることが楽しみになっていきました。
 
以前ショーシャンクさんから、「シャイニング」は映画版とテレビ版があると教えていただきました。
この続編は、映画版かテレビ版からかということで、今回もう一度見直してみました。
 
因みに部屋の番号は、シャイニング(映画)237の方でしたね。テレビ版は217号だったのですが。
両方とも見直してみるととてもいい映画でした。
 
シャイニング(映画)は、狂気に焦点を合わせ、導入からホラーに徹し、どこをとっても構図が見事で、一枚一枚の絵画のようで、圧巻でしたね。
 
テレビ版はエピソード3もあり(レンタルで3枚)と、4時間半にも及びましたが、あっという間で本を読んでいるかのようでした。
エピソード3で、一気にホラー全開で、狂気と正気のはざまで揺れ動きつつ、一瞬父に戻る時のそのシーンでは、夜中に一人で号泣しました。
今思い出してもヒューマンな所が随所に見られ切な過ぎるラストです。
 
『ドクター・スリープ』は、野球少年の場面で、中国のウイグル問題や、臓器売買の場面を連想してしまい、あの、Hi,there.の女性が早く捕まればいいのにと、最後までずっと引きずってしまいました。
 
私は3作ともとてもとても楽しめました。ご紹介ありがとうございます!!
 
今年に入り空がきれいですね。先日まで金木犀の甘い香りがしていました。
少し異常な程、雲も多彩になりました。
ショーシャンクさんの山荘の木々はもう色づきましたか?今年は時が過ぎ行くのが、早く感じられてしまいます。

 

owlさん、おはようございます。

 

『ドクター・スリープ』観られたのですね。

映画『シャイニング』は、天才キューブリックが監督でしたのでとにかく『凄い』映画でしたが、やはり『ドクター・スリープ』は平凡な作品にはなっていました。

しかし、キューブリックの『シャイニング』をオマージュしていて、後半、あのホテルが舞台になってからは楽しめました。

しかし、原作者のスティーブン・キングがあの『シャイニング』を激怒していますから、その顔色をうかがいながら映画『シャイニング』を引き継がなくてはいけない難しさはあったでしょうね。

スティーブン・キングお気に入りのテレビ版『シャイニング』は、原作に忠実で、本当はこういうことを描きたかったんだとよく分かります。

そして、スティーブン・キングがなぜキューブリックの映画『シャイニング』に激怒したかもよく分かります。

しかし、原作の意図とは全く違うことを描きながら、映画『シャイニング』は本当に名作です。これを超えるホラーは観たことがありません。

『ドクター・スリープ』は『シャイニング』の有名な場面の一つ一つを思い出させてくれて懐かしい感じがしました。

 

秋も深まってきましたね。

山荘の庭には葉っぱが色づく樹が少なく、常緑樹か、桜のように葉がなくなるか、どちらかです。

イチョウの黄色がとても好きなので、そういう色づく樹があればいいなと思いますが。

 

今日もいい日でありますように。