映画についてのひとりごと 28

映画『聯合艦隊司令長官 山本五十六 -太平洋戦争70年目の真実-』を
観られるのをお勧めします。
私はこの映画はテレビ放映されていたのを録画して
暇なときに見るとはなく見ていたのですが
この映画によりはっきりと
『なぜミッドウエー海戦は惨敗してしまったのか?』がわかりました。
太平洋戦争についてはほとんど知識がなかったのですが
この映画により、負けるべくして負けたことがわかりました。

 

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できれば、『坂の上の雲』での東郷平八郎のふるまいと
太平洋戦争のときの山本五十六のふるまいを対比していただければ
なぜ日露戦争で大国ロシアに勝ったのか
なぜ太平洋戦争でアメリカに負けたのか、がはっきりするのではないでしょうか。

日露戦争のときのロシアとの国力の差は甚大でした。
日本は明治維新の何もない状態から30数年しか経っていませんでした。
日本には戦争をするお金もなく、借り入れも断られ続けました。

たぶん、太平洋戦争のときのアメリカとの国力の差より大きかったのではないでしょうか。

 

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坂の上の雲』は原作でも、乃木希典を凡将に書いてましたからね。
それ以上に伊地知などの参謀が無能だと書かれていますね。

それでも、日露戦争のときの日本人のふるまいは凄いと思います。
やはり、太平洋戦争時代が『異胎』から生まれた時代だったのでしょうか。

 

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ロシアへの内部工作をする人ですね。
ドラマに出てきますよ。
やはりすぐれた人は人と違ったエピソードを持ってるんですね。

 

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ショーシャンクの空に』観られたのですね。

人生において行き当たりばったりはよくあることですが
こと株については、とても危険ですね。
株は非日常的な金額をやり取りします。
気分や感情に流されて売買していてはとんでもないことになります。
アンディを見習って、『刑務所の中でも公園を散歩しているように』
飄々と取引してください。

 

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確かに日本では同調圧力が強いですね。

日露戦争までの日本人と太平洋戦争のときの日本人は
どうしてここまで変わってしまったのか、
司馬遼太郎はその問題提起により作家になったようです。

 

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坂の上の雲』、私の中では別格の作品です。
今回は、第3部の日露戦争に注目ですが
私が最も好きなのは第1部の正岡子規の家族3人の場面です。
3人とも凄い俳優さんなのでいつも泣けてきます。
1年目の第1部は本当に感動しました。

 

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『シャイニング』出ましたね!
ホラー映画の中で最も好きな作品です。
ホラーで何十回も観たのは『シャイニング』だけです。
(『アザーズ』も映画館含め5回くらいは観てますが)

『シャイニング』はスティーブンキング原作、キューブリック監督ですが
ティーブンキングはこの映画を観て激怒しました。
何故でしょうか。
この映画はまさしく傑作中の傑作です。
しかし、その後、スティーブンキングの作品がキューブリックによって映画化されることはありませんでした。
もっと観たかったところですね。

なぜ、スティーブンキングはあれほどまで『シャイニング』に怒ったのでしょうか。
テレビドラマ版『シャイニング』を観て、はっきりとわかりました。
確かに、これでは怒るのは無理ないと納得しました。
映画『シャイニング』が名作中の名作なのは揺るぎませんが。

 

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そういえば『ブラック・スワン』もそうでしたか。
ブラック・スワン』は面白い映画でしたね。
こういう筋の面白さ、展開の面白さを楽しむ映画もいいものですね。

 

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