最も好きなクリスマスソング


Bob Seger The Little Drummer Boy 1989

数あるクリスマスソングの中で私が最も好きなのは

The Little Drummer Boy』です。

 

 

 

 

 

The Little Drummer Boy

Come they told me
Pa rum pum pum pum
A new born King to see,
Pa rum pum pum pum
Our finest gifts we bring
Pa rum pum pum pum
To lay before the King
Pa rum pum pum pum
Rum pum pum pum
Rum pum pum pum
So to honor Him
Pa rum pum pum pum,
When we come.

Little Baby
Pa rum pum pum pum
I am a poor boy too,
Pa rum pum pum pum
I have no gift to bring
Pa rum pum pum pum
That’s fit to give our King
Pa rum pum pum pum
Rum pum pum pum
Rum pum pum pum
Shall I play for you!
Pa rum pum pum
On my drum.

Mary nodded
Pa rum pum pum pum
The ox and lamb kept time
Pa rum pum pum pum
I played my drum for Him
Pa rum pum pum
I played my best for Him
Pa rum pum pum pum
Rum pum pum pum
Rum pum pum pum
Then He smiled at me
Pa rum pum pum pum
Me and my drum.

イエス・キリストに思うこと

今日はクリスマスですので、イエス・キリストについて思うことを書きます。

イエス・キリストは世界に最も影響を与えた人であることは確かです。

イエス・キリストがこの世に生まれていなかったら、世界はまるで違ったものになっていたでしょう。イエスの誕生によって、人類は高次な宗教意識を持つことができるようになったと思います。もちろん、十字軍や魔女裁判、神父による性的虐待事件などありとあらゆる悪いことも起きたのは事実ですが。

 

 

さて、私には聖書を読んでいて長い間どうしてもわからない箇所が3つありました。

 

1つは、十字架にかけられたときの記述です。

 
三時ごろ、イエスは大声で叫ばれた。「エリ、エリ、レマ、サバクタニ。」これは、「わが神、わが神、なぜわたしをお見捨てになったのですか」という意味である。
                      マタイによる福音書/ 27章 46節
 
 
三時にイエスは大声で叫ばれた。「エロイ、エロイ、レマ、サバクタニ。」これは、「わが神、わが神、なぜわたしをお見捨てになったのですか」という意味である。
                      マルコによる福音書/ 15章 34節
 
これをどう解釈すればいいのか、酷い解釈では、最後の最後に信仰を捨てたなどと言うことを言う人までいます。
 
 
2、エルサレムの神殿で商売していた人を追い払ったこと
 
それから、イエスは神殿の境内に入り、そこで商売をしていた人々を追い出し始めて、 彼らに言われた。「こう書いてある。『わたしの家は、祈りの家でなければならない。』  ところが、あなたたちはそれを強盗の巣にした。」
                     ルカによる福音書/ 19章 45節46節
 
この神殿はユダヤ教の神殿です。イエスは、神殿を自分の肉体の意味に使うこともあり神殿という建物にこだわる必然性もなく、ユダヤ教の神殿の風紀を守る立場でもないのになぜユダヤ教の神殿で商売している人をわざわざ暴力で排除するような行動を取ったのか、疑問でした。
 
 
3、イチジクの木に呪いをかける
 
翌日、一行がベタニアを出るとき、イエスは空腹を覚えられた。そこで、葉の茂ったいちじくの木を遠くから見て、実がなってはいないかと近寄られたが、葉のほかは何もなかった。いちじくの季節ではなかったからである。イエスはその木に向かって、「今から後いつまでも、お前から実を食べる者がないように」と言われた。弟子たちはこれを聞いていた。
 
翌朝早く、一行は通りがかりに、あのいちじくの木が根元から枯れているのを見た。
そこで、ペトロは思い出してイエスに言った。「先生、御覧ください。あなたが呪われたいちじくの木が、枯れています。」
そこで、イエスは言われた。「神を信じなさい。はっきり言っておく。だれでもこの山に向かい、『立ち上がって、海に飛び込め』と言い、少しも疑わず、自分の言うとおりになると信じるならば、そのとおりになる。だから、言っておく。祈り求めるものはすべて既に得られたと信じなさい。そうすれば、そのとおりになる。 また、立って祈るとき、だれかに対して何か恨みに思うことがあれば、赦してあげなさい。そうすれば、あなたがたの天の父も、あなたがたの過ちを赦してくださる。」 
                  マルコによる福音書/ 11章 12節~
 
 
 
この3つの疑問のうち、1と2は、自分の中で解決しました。
1は、旧約聖書の預言を実現させようとして、十字架上で旧約聖書にある言葉を唱えたということだと理解しました。
また、2に関しては、イエス・キリストは決してユダヤ教を否定するために来たわけではなく、むしろその教えを実現するために来たのであり、ゆえに、ユダヤ教の神殿はイエス・キリストにとっても神聖なものであり、旧約聖書にあるように祈りの家であらねばならない、ということなのだと解釈しました。
 
しかしながら、3のイチジクの木の呪いに関しては、未だに理解できないままです。
 
今日はクリスマスなのでもう一度考えてみます。

『コンフィデンスマン』と『きのう何食べた?』

id:owl22  

ショーシャンクさん、 こんばんは。 楽しみにしていた『コンフィデンスマンjp』の映画のdvdが出ていたので、観ました! とても面白くて、心が軽くなりました。 コンフィデンスマンの意味を、「コンフィデンス」=「信用」の意味と考えていて、後で調べたら「マン」がつくだけで全く意味が違っていてびっくり!(笑) 製作費もそれほどかかってなく、肩肘張らずに、ダー子役の長澤まさみの変幻自在の役作りも、竹内結子も、一人ひとりの俳優がとても個性的に演じられていて、楽しくて楽しくて。 現実から離れたファンタジー、でも、ありそうでなさそうなところも快感で、楽しい!『ALWAYS 三丁目の夕日』の脚本を書いた人なんですね。何だか納得しました。 日本映画、字幕でなくて、早口でも日本語だからか、すーっと入ってくるし、いいですね。 良い映画のご紹介本当にありがとうございます。テレビも観てみますね。 『ヘイト・ユー・ギブ』というアメリカ映画も観たのですが、これは重い題材ですが、これも良かったです。今までの黒人白人というただの差別ヘイトだけでなく、黒人社会の中にある「ひずみ」にも目をむけていて凄い熱量を感じました。香港デモを想起させるシーンでは、胸がドキドキしました。 先に『ヘイト・ユー・ギブ』を観て、その後に『コンフィデンスマン』を観た、その順は私にはとてもラッキーでした。 明日はクリスマスイブですね。 今日のうちにチキンやケーキは買っておきましたが、実は美味しそうだったので、少しいただいてしまいました(笑) ショーシャンクさんのお部屋では、ベートーベンの第九が流れているのでしょうか?大きな、私が未だ見たことのない世界を堪能なされていらっしゃるのでしょうね。いつかはそういう大きな世界にいざなわれてみたいです。 良いクリスマスの日でありますように。 また、世界に静謐な時間がどうぞ訪れますように。
 
 
owlさん、おはようございます。
私も、『コンフィデンスマンjp』の映画版、観ました。
映画『スティング』が好きな人には、コンフィデンスマンシリーズはいいですね。
いつも大掛かりな舞台装置で人をイリュージョンに誘い込む手法は見ていてあきないですね。
香港デモの背景まで取り入れて、竹内結子がキャリー・ラムっぽく描かれていました。
テレビドラマの映画化では、力が入りすぎてテレビドラマの洒脱さがなくなって面白くないものになることがよくあります。
踊る大捜査線』や『のだめカンタービレ』なんかは、その典型で、映画ではコメディの要素がなくなって重苦しくなって失敗していると思いますが、『コンフィデンスマンjp』は良くも悪くもテレビドラマの延長線にあって、そういうことはなかったです。
ただ、テレビドラマのほうが面白い回がありますので、おすすめです。
 
テレビドラマといえば、私はリアルタイムでドラマを見ることはなく、前に放送されて話題になったのを一気に見ることが多いです。
正月のスペシャル版に宮沢りえが出演するという記事があった『きのう何食べた?』というドラマをアマゾンプライムで一話だけ見たら面白かったので、全部見てしまいました。
特に第2話は田中美佐子が近所のおばさんの役をしていて、主人公が自分がゲイであることを悟られないようにしようとしてどんどんドツボにはまっていくのがとても笑えます。
音楽もよくて、テーマソングの『帰り道』はほのぼのとしたいい曲ですし、『スーパー中村屋の歌』はやみつきになるインパクトです。サブテーマソングとしても優れています。
料理も本格的で参考になります。
正月にスペシャル版をするくらいですから人気になった作品なのでしょうね。
 
 
マグノリア (219.62.234.179)  
ショーシャンクさん、みなさん こんばんは。 慌ただしく過ごしているうちに、もうクリスマスイブ・・今年もあと1週間ほどになりました。 少し前に戻ってコメントを読ませてもらっていましたが、最新に「きのう何食べた?」が出てきてビックリ(^^;) ドラマのほうは未見ですが、よしながふみさんの原作漫画は好きで、前から楽しんで読んでました。特に毎回シロさんの作る料理~レシピも詳細に書いてあるし、材料のアレンジや代替えになる調味料とかもとても参考になります。 登場人物たちもみんなリアリティがあって面白いですね。 ドラマのほうもいつか纏めて観てみようと思います。 中国の人権侵害(特にウィグル族)についてのアメリカやEUの対応ですが、中国が激しく反発しても、そのイメージの悪化は避けられず、図式としては「悪の中国VS正義のアメリカ」という感じでしょうか。 そのアメリカも中東ではダブルスタンダードユダヤ人は自分たちがナチスから受けたと同じような迫害を数十年に亘ってパレスチナ人に行い続けていますが、アメリカはイスラエルに肩入れしてパレスチナへの非人道行為には知らんぷり。 所詮、内実はどの国も自分の利害関係だけで行動するだけなら、表向きに掲げる美しい言葉は使い捨てのティッシュみたいなものなんだなと虚しさを感じます。 こういう理不尽が蔓延している現実は、人類が存在する世界で消えることは無いのかもしれませんね。 西欧の理性に基づく哲学、東洋の深遠な思索、それらは個人の精神性に安息を齎すのでしょうけど、それは世界が永遠の未完のままということ。。。 Xmasにブルーな気分になるような投稿では興醒めですね。 幸運にも平和な日本に生まれてきた自分の星に、感謝。 シャーシャンクさんに、みなさんに、 メリークリスマス!☆
 
 
マグノリアさん、こんばんは。
『きのう、何食べた?』は、原作もドラマも全く知りませんでしたが、ドラマの方は1話見ると全部見てしまう面白さです。
主人公は弁護士ですが安いスーパーで特売品をきっちり安く買って、足らない食材は工夫して調理します。
主人公のお母さんが一大決心して『お母さんは、シロさんがゲイだろうと犯罪者だろうと受け入れるつもりだから。』と言ったときの主人公の表情とか、けっこうツボの箇所があります。
さて、今日はクリスマスですね。
みなさんにメリークリスマス!
 
 
 
 
 

クラシック音楽の段階

福川 (110.163.11.197)  

こんにちは。
ショーシャンクさんがクラシック音楽について語られる度に、ちょっとした焦りを感じます。

『全ての芸術は音楽に嫉妬する ニーチェ』 みたいな言葉がある通り、音楽が一番偉大な芸術なのはわかります。 何百年間人々を感動させてきたか、という視点で考えれば、そこで言う音楽が、クラシック音楽を指していることも想像できます。 クラシック音楽を真面目に聞いた事がない自分が唯一、これはいいクラシック音楽だな、と理解できるのが、ドヴォルザークの新世界です。これは認識できます。 他はベートーベンとかモーツァルトとか、いわゆる子供の頃に学校の音楽の授業で聞かされたクラシック音楽を聞いても、自分の脳には、その辺のアイドルの歌と同じで、全く響きません。 大多数の人々も同じだとは思いますが、この事は自分の人生にとってとんでもない損失だと思います。道端のいつ1万円札を拾わずに歩いてるようなもんですね。小さい頃からクラシック音楽に慣れ親しんだ脳でなくても、今からでもクラシック音楽に感動できるようになるのであれば、是非そうなりたいですし、多少の訓練で耳を鍛えるというか醒ますだけで、そうなれるのであれば、自分の人生にとってそうすべきだと考えています。 ドヴォルザーク新世界はかろうじて理解できる脳にとって、まずは何から聴けば、音楽脳の効率的な発達に繋がるとお考えでしょうか。

 

福川さん、こんばんは。

すべての学問が数学に嫉妬するように、すべての芸術は音楽に嫉妬しますね。音楽は言語を通さないので直接魂に働きかけると思います。

映画は音楽なしには成り立たないですし音楽を超える作品は生まれないでしょう。文学も言語の壁があります。

音楽の中でも、POP音楽は好きか嫌いか、です。ジャズもロックも好きか嫌いか、です。しかし、クラシック音楽は、わかるかわからないか、だと思います。

私も、高校の時まではクラシック音楽がわかりませんでした。商売人の家庭で周囲にクラシックを聴く人は誰もいませんでした。

ただ、そういうときでも、かろうじて3つの曲だけは好きでした。

それは、ドヴォルザーク『新世界交響曲』、スメタナモルダウ』、ムソルグスキー展覧会の絵』です。

ただ、これは、感動というものではなく、メロディが好きだというレベルでした。

大学に入って、モーツァルト交響曲40番やピアノ協奏曲20番などを聴いてみたのですが、繰り返し聴くとメロディには慣れたり親しみを覚えたりして『まあ、いいんじゃない?』とは思うのです。

クラシック音楽を聴くという人の多くはこの、メロディを聴き慣れて覚えていて『きれいだし、いいんじゃない?』という感じだと思います。

しかし、今思うと、それは『わかる』ということでは全くないということです。

そこには、自分の精神と音楽の間に薄皮のようなものが存在していて、決して触れ合うことがない状態だとわかります。

私の場合は、精神世界の本を読み漁って思索して、意識が広がった気になっていたころ、ベートーヴェンの運命交響曲を聴いたときに、薄皮が破れて、本当に『わかった』と思いました。そのひと夏中、『運命』を聴いていました。それによって、ロマン派の音楽家シューベルトブラームスチャイコフスキーなど)はすべて『わかる』ようになりました。ただ、ロマン派でもマーラーは『巨人』『大地の歌』を除いてはわかりませんでした。マーラー第九番などがわかるようになるのはそれからずいぶん後です。そして、バッハだけはいまだに薄皮があります。死ぬまでにわかるかどうかわかりません。

おすすめしたいのは、親しみやすい『新世界』『モルダウ』などで慣れ親しんで、それからベートーヴェンの奇数交響曲つまり、3番、5番、7番、9番のどれかを集中的に聴いていればいつか薄皮が破れる時が来るような気がします。

バッハやモーツァルトの音楽は天で響いていて地とは接触しませんが、ベートーヴェンの音楽は地から天に上昇しようとする音楽ですから、とっかかりがあります。

私も、クラシック音楽とは縁のない環境に育ちましたが、哲学的な思索や瞑想などで薄皮が取れて音楽が分かるようになりました。波長が合ったということかもわかりません。

人類の至宝たるクラシック音楽がわからないのは、人生の大損失だとは思います。

ぜひ『わかる』ようになっていただきたいと思います。

 

 

福川 (121.112.44.57)  

とても有意義かつ実践的なアドバイスを、どうもありがとうございます。 ショーシャンクさんも、クラシック音楽を10代20代の時からわかっていたわけではない、という事実には勇気づけられます。 まずは、新世界とモルダウのCDをアマゾンで発注しました。 果たして自分が、クラシック音楽を『わかる』ようになれるのか、楽しみでもありますし、不安でもあります。仮に自分がお金持ちになっても、豪邸に住んで美食家になったり、高級車を乗り回したり、世界各地の歴史遺産、文化遺産を旅して回ったり、てのは全然興味ないですが、死ぬまでにクラシック音楽だけは多少でもわかりたい、と真摯に願っています。
 
 
私もまだバッハは本当にはわかりません。ブランデンブルグ協奏曲などはとても好きで何百回聴いたかわからないくらいですが、それでもバッハの音楽との間には薄皮があります。バッハが『わかった』とはとても言えません。
私の人生の目標の一つはバッハの『マタイ受難曲』が本当にわかるようになることです。死ぬまでわからないかもしれませんが。
 
渡部昇一の『知的生活の方法』では、『わからない』ことを怖れないこと、不全感があるうちに安易に『わかった』と思わないこと、が書かれています。
これは本当に素晴らしい指標でした。
もしまだ読まれていないようでしたらぜひ読まれることをお薦めします。

 

 

福川 (121.112.44.57)  

ご返信ありがとうこざいます。 クラシック音楽とは、メロディが好きだからとか、聞いてて心地よいリズムだからとかいう理由で聴くものではなく、まさに、人類史上の天才たちが遺した至宝を拝聴し、数百年後の異国の地に産まれた平民の自分にも果たしてわかる事ができるのか、と挑戦してゆくものだと理解いたしました。何年かかるかわかりませんが、いつかショーシャンクさんに報告させていただきます。 渡辺昇一、アマゾンで発注しました。 最近、一流知識人の著作を読んでいなかったので、楽しみにしておきます。
 
音楽の楽しみ方は、人それぞれでしょうね。クラシック音楽だからと言ってPOPと何も変わらない、好きなメロディを楽しめばいいだけ、という人も非常に多いです。
逆に、クラシック音楽は知識階級のものだから、わからないと恥ずかしい、あるいはわかったふりするとかっこいい、と思って無理に聴く人もいるでしょう。
人に『クラシックとか聴かないの?』と聞かれて『聴きますよ。好きな曲も多いですよ。』と答える人は多いでしょうね。
これが『ジャズとか聴かないの?』『ロックとか聴かないの?』『演歌とか聴かないの?』と聞かれたら『嫌いだから聴かない』と言える人でも、クラシックになると『嫌いだから聴かない』と言う人は少ないですね。
 
そのような世間の意識とは全く別に、やはり音楽には波動の上下があると思います。
ベートーヴェンの運命交響曲を聴いて薄皮が破れたと同時に、ロマン派のほとんどの音楽がわかったように、しかし、マーラーやバッハはわからなかったように、上下があるのではないかと思います。 
                         
 表面的にメロディが気に入っているというだけで自分はクラシック音楽も好きだという人が多いですが、それはちょうど、映画のあらすじだけ見て面白かったというようなものでしょう。同じ映画を100人の人が見たらその理解度は100通りです。『「ショーシャンクの空に」は面白い脱獄劇だったよね』と言う人も多いです。
 
曲が『わかった』ときの喜びは大きいですから、ぜひ聴いてみてください。

 

 

ベルリンの第九

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ショーシャンクさん、 こんばんは。 第九はこの時期に良く聴くものと思っていましたが、これを逆にたどり、シラーの詩までたどり着く人は少ないと思います。良い機会を与えていただきました。 シラーが天から降りてくるものを詩に書き留め、ベートーベンが楽譜に起こし、最後の章では、人の体を通し声になり、それを聴衆が体全体で歓喜を持って受け止める、という流れを感じます。 youtubeで1942年のフルトヴェングラーを聴いたのですが、クラシックの詳しくもない私なのに、涙が自然とながれます。心の奥底からです。 以前観た「敬愛なるベートーベン」の中でしきりに語られていた「神への声」を聞いたからでしょうか?それとも友情や愛に感動したからでしょうか? この音楽を聴いていると過去の人々の無限大の功績が、現在の私に力を与え前に進むように力をくれるような気がします。 また、その無限大の存在(神なのか自分自身なのか)を感じたのか、暖かい気持ちにもなりました。 今年も残り少なくなりましたね。教えていただいた生姜で、生姜紅茶(ジンジャーティ)に蜂蜜をいれて飲んでいました。新しいご投稿どおりこれからは甘酒に挑戦して自分の体も大切にします。いつもありがとうございます。
 
 
owlさん、こんばんは。
1942年は『ベルリンの第九』ですね。
いま、私もさかんに聴いていますが、この第九は凄いです。
第一楽章、バイロイト盤であれば、星空がきらきらと降ってくるイメージなのですが、このベルリン盤はそんな生やさしいものではなく宇宙が雪崩を起こしてくる感じです。
第4楽章のラスト、バイロイト盤ではあまりのハイスピードにオケがついてこれないところがあるのですが、ベルリン盤はさすがベルリンフィルでしっかりとすべての音を出しています。
ベルリン盤は、ある意味、バイロイト盤を超えているところがありますね。第3楽章の瞑想の深まりはバイロイト盤が優れているような気がしますが。
ベルリン盤がもう少し録音がよければ、と本当に残念です。
今の録音技術で録音できていたら、聴く人の世界観が変わるくらい凄い演奏です。
他の盤も聴き比べています。
 
生姜紅茶、いいですね。
身体を温めるものを食べること、そして腸活を考えること、私もこれを重視してます。
ご自愛ください。

朝は甘酒

今まで、朝食抜きで、昼食はヨーグルトにココアときな粉と黒ごまをかけて焼きリンゴ(リンゴに蜂蜜とシナモンをかけてレンジでチンしたもの)といっしょに食べ、夜は何を食べてもいいということにしていましたが、

今日から、朝、甘酒を500ml飲むことにしました。朝食は甘酒だけです。

甘酒には酒粕甘酒と米麹甘酒があります。

酒粕で作る甘酒は必ず砂糖が入ります。砂糖は体に悪いので、米麹甘酒にしました。

米と米麹だけから作るのに、自然な甘さがあっておいしいです。

これで、朝食と昼食は、身近なスーパーフードばかりですので、最強の健康食だと思っています。

試しに、『甘酒 効能』で検索してみてください。とともに、『ヨーグルト 効能』 『ココア 効能』『きな粉 効能』『黒ごま 効能』『りんご 効能』『はちみつ 効能』『シナモン 効能』でGoogle検索してみてください。これらがスーパーフードであることがわかります。

 

 

id:mariy22  

ショーシャンクさん こんばんは。 甘酒飲む点滴と言われてます。 発酵食品で直接ブドウ糖に変換され朝摂取されると元気が出ますね。 私甘酒には生姜を入れて飲むのが大好きです。 ショーシャンクさんが、りんごを焼きりんごにしてと紹介してくださってから私もりんごだけレンジをかけて食してます。 ジャムが入りません。 砂糖も何も加えてないのにレンジで加熱するだけで甘いんですね。 リンゴが赤くなると医者は青くななると言う格言があるそうです。 毎日の焼きりんごは赤いリンゴで生のリンゴは種類を変えて食べ比べてます。 トキ シナノスイート 秋月が私の好みです。 ヨーグルト ゴマ きな粉 ココア とても体に良い食品ばかり腸内細菌を増やし ゴマ きな粉はカルシウム豊富で抗酸化作用もありココアはポリヒェノールが多くて動脈硬化予防に。 食事は毎日の積み重ねが生活習慣病になったりしますし だからこそ健康に繋がる食事療法は大事だとおもいます。 明日は12月12日一年って早いです。 良い日になりますように。
 
 
まりさん、おはようございます。
始めたばかりですが、朝の甘酒は最高です。
紙パック入りの甘酒(1ℓ入り)を冷蔵庫で冷やして、コップで飲んでいます。
500mlは多すぎたので、300mlくらいにしようと思います。
米麹甘酒と酒粕甘酒では、身体にすっと入ってくるのは米麹甘酒の方ですね。
飲むと身体が喜んでいるような気がします。
風邪の時は生の生姜をすって甘酒に入れてレンジでチンして飲もうと思います。
それ以外は、冬でも冷たい甘酒が本当においしく感じます。この身体に浸透するような感じは米麹甘酒だからでしょうか。朝食は米麹甘酒に決まりです。
 
りんごも本当に身体にいいです。生で食べるなら、トキりんごが最高です。いつもは赤りんごを焼りんごにして食べていますが、生で食べたいとき用にトキりんごをいつも置いています。
 
この朝食、昼食だと、まりさんおっしゃるように、腸活には最高なものばかりです。
 
寒い日が続きますが、今日もいい日でありますように。

ウイグル人権法案 可決!

Police officers patrolling in Kashgar, in China’s western Xinjiang.

Police officers patrolling in Kashgar, in China’s western Xinjiang.

 

米下院本会議は3日、中国・新疆ウイグル自治区の少数派イスラム教徒に対する人権侵害を巡り中国政府当局者に制裁を科す法案を賛成407、反対1の圧倒的多数で可決した。これを受け、中国外務省はさらなる対抗措置を講じるとの声明を発表した。詳細は示していない。

  同法案は9月に全会一致で上院を通過したウイグル族人権法案を修正したもの。採決前に中国共産党機関紙・人民日報系の新聞、環球時報は、中国政府は米企業の制裁につながり得る「信頼できないエンティティー」のリストを公表する可能性があると警告していた。先週には、トランプ大統領の署名により香港人権法が成立している。

   環球時報の胡錫進編集長は3日のツイートで、米当局者へのビザ(査証)発給が制約されたり、新興ウイグル自治区への立ち入りが禁止されたりする可能性があると指摘した。
        中国は香港人権法への報復措置として、米国の非政府組織(NGO)の一部に制裁を科し、米海軍艦船の香港寄港を当面禁止した。
       人権侵害で中国政府当局者を制裁対象にする法案は議会で超党派の支持を得ている。超党派の支持を得る法案はまれであり、このためトランプ大統領はジレンマに直面する。議会に反対して有権者の支持を失うこともできないが、署名をすれば年内の中国との第1段階合意の可能性がさらに後退する可能性があるからだ。

  下院法案には、ウイグル族抑圧の責任を負う中国当局者への制裁を米大統領に義務付ける条項のほか、ウイグル族や中国市民の通信や動向を制限したり偵察するのに使われ得る機器の輸出規制などが加えられた。

                         ブルームバーグ

 

 

香港に続いて、ウイグル自治区での人権蹂躙についても、アメリカ下院で、ウイグル人権法案が可決されました。

トランプが署名すれば成立します。

アメリカの議会は素晴らしいですね。日本の議会とは大違いです。

 

 

id:owl22  

ショーシャンクさん、こんばんは。 「賛成407、反対1」という凄い数字でしたね。 中国は人の精神や命を何と思っているのでしょうね。臓器売買の発想だけでもおぞましいのに、内政干渉だなんて反発するなんて、なんだかとっても恥ずかしい。 何度も書いてしまいますが、日本の「桜を見る…」の話、ニュースでやる価値もないですよね。オーストラリアで話題になっている中国のスパイによる情報操作の一つでしょうか?映画の見過ぎでしょうか? 今日は、アフガニスタンで希望の光となっていた一つの命が天に召されました。医師の中村哲さん。今日記事を検索していたら2001年10月22日号ですが、「我々の活動については、タリバンは圧力を加えるどころか、むしろ守ってくれる。」とありました。犯人はだれかわかりませんが、彼の死が政治利用されませんように。 寒くなってきました。私は少し熱を出してしまいました。ショーシャンクさんのように もう少し健康に気をつけなければ。外は寒いですが、でも、ここ、日本の冬空は、凛としていて美しいですね
 
 
owlさん、おはようございます。
香港人権法案もウイグル人権法案も反対票がたったの1票という圧倒的な支持でした。
こうなると、反対票1票を入れた人は誰かが気になります。
ケンタッキー州選出共和党議員のトーマス・マッシー議員らしいです。
反対する理由は、「マッシー議員はTV取材に、法案の90%に賛成していると強調し、残りの10%、つまり他国への制裁については一貫して反対する姿勢であるため、今回も例外ではないと述べた。」とあります。
ですから実質的には全会一致のようです。
アメリカの民主党は、人権問題に関しては厳しく、世界で人権蹂躙が起きているときには共和党と力を合わせますね。ちゃんと理念があるからでしょう。
日本の旧民主党を主体とする野党は、骨太の理念など全くなく、ただ、どんな些細なことでも延々と取り上げて首相を引きずり下ろしたいだけですので、日本を悪くしています。
中国の人権蹂躙に対して、声を挙げる野党議員が一人もいないのがそのニセモノさを暴露してます。
自民党公明党も全く中国の人権蹂躙に対して何も言いません。
習近平国賓で招こうとしているのですから、もうどうしようもありません。
野党はこういうときにこそ、「酷い人権蹂躙をしている習近平国賓で招くとはどういうことだ。そのような安倍首相は退陣せよ。」となぜ言わないのでしょうか。
そのように言ってくれる党があれば応援しますが、全くないですね。
日本の政治には絶望している状態です。
 
寒い日が続きます。
生の生姜や、甘酒、ココアなどを積極的に取るようにされるといいですよ。
ご自愛ください。
 

シラーの詩

第九の第4楽章は、シラーの詩に曲を付けたものです。ベートーヴェンはどうしてもこのシラーの詩をもとに曲を書きたかったようです。

しかし、第4楽章のシラーの詩は、ほんの一部分にしか過ぎません。

その詩の全文を知らなければ、詩の意味は分かりません。

そして、このシラーの詩の意味が分からなければ、第九の第4楽章に魂の底から感動することはできません。

音楽性で言えば、第九は、第1楽章第2楽章第3楽章が飛び抜けて凄まじい音楽です。私は、あらゆる音楽の中で、第九の第1楽章が最も好きかもしれません。第1楽章を聴いていると宇宙の神秘が明かされるような気がしてきます。

しかし、第4楽章はシラーの詩がメインでありシラーの詩がなければ音楽性では第1楽章第2楽章第3楽章の方が優れています。つまり、シラーの詩の深い理解を伴わなければ、その真価がわからない楽章なのです。

 

シラーの詩の全文を貼ります。他にいい訳があればまた貼ります。

 

 

 

歓喜に寄す (フリードリッヒ・フォン・シラー)

 

1.
喜びよ、美しい神々の閃光よ
楽園の世界の娘よ
私たちは足を踏み入れる、炎に酔い痴れつつ
天なるものよ、そなたの聖所へと
そなたの魔力の力は再び結びつける
世の中の時流の剣が分け隔てていたものを
乞食が王公の兄弟になるのだ
そなたのその柔らかな翼が憩うところで

抱き合おう、幾百万の人々よ!
このキスを全世界に!
兄弟たちよ、星の輝く天幕の彼方に
慈愛に満ちた父が絶対に居るに違いない

 

2.
大きな幸せを得たもの、
ひとりの友の友となり
優しい妻を得たものは
その喜びを共にしよう!
そうだ、たとえたったひとつの魂であっても
自分のものと呼べるものが世界の中にあるのならば!
そしてそれができないものは、そっと出て行くしかない
涙しながらこの集まりの外へ!

この大きな環に住むものらは
共感を尊びはぐくめ!
それは我々を星の世界に導く
あの未知なるもの(主)が君臨しているところへ

 

3.
喜びを飲む、全ての生きとし生けるものは
自然の乳房から
全ての善きもの、全ての悪しきものも
その薔薇の道を追い求めて行く
喜びは私たちにキスと葡萄(酒)とを与えた、
そして死の試練を乗り越えた友を
快楽は虫に(も)与えてしまい(与えられ)
そして天使ケルビムは立っている、神の前に

お前たちはひざまづくことはないのか、幾百万の人々よ?
創造主を感じられるか、世界よ?
彼を星の輝く天幕の彼方に探せ!
星の彼方に彼は必ずや居るに違いない

 

4.
喜びは力強いバネだ
久遠の自然の中において
喜びよ、喜びこそが歯車を回す
その巨大な宇宙時計において
それは花々をつぼみから誘い出し
恒星たちを天空から(誘い出し)
天球を空間で回転させる
予言者の遠眼鏡が知らぬところで

朗らかに、創造主の恒星たちが飛び回るように
壮大な天空を駆け抜けて
進め、兄弟よ、お前たちの行く道を
喜びに満ちて、勝利に向かう英雄のように!

 

5.
真理の炎の鏡の中から
それは探究するものに微笑みかける
美徳の険しい丘に
それは耐え忍ぶものの道を導く
信仰の輝ける山々の頂には
その旗が風にひるがえるのが見え
砕かれた柩の裂け目からは
それが天使の合唱の中に立っているのが(見える)

耐え忍べ、勇気を持って、幾百万の人々よ!
耐え忍べ、より良い世界のために!
星の輝く天幕の彼方の天国で
大いなる神が報いてくれるだろう

 

6.
人が神々に報いることはできない
しかし神々に倣うのは素晴らしいことだ
悲嘆にくれるものも貧しいものも出てこい
朗らかなものと一緒に喜べ
怒りも復讐も忘れてしまえ
不倶戴天の敵も許すのだ
彼に涙を強要するな
悔恨が彼を苦しめるようにと願うな

貸し借りの帳簿は破り捨ててしまえ!
世界全てが和解しよう!
兄弟よ 星の輝く天幕の彼方では
神が裁く、我々がどう裁いたかを

 

7.
喜びは杯に湧きかえる
葡萄の黄金の血のうちに
残忍なものは優しい心を飲み込み
絶望は勇気を(飲み込む)
兄弟よ、お前たちの席から飛び立て
なみなみと満たされた大杯が座を巡ったら
その泡を天にほとばしらせよう
このグラスを善き精霊に!

星の渦が褒め称えているもの
セラフィムの聖歌が賛美するもの
このグラスをその善き精霊に
星の輝く天幕の彼方にまで!

 

8.
重い苦悩には不屈の勇気を
無実のものが泣いているところには救いを
固い誓いには永遠を
友にも敵にも真実を
王座の前では男子の誇りを
兄弟よ、たとえ財産と生命をかけてでも
功績には栄冠を
偽りのやからには没落を!

神聖なる環をより固く閉じよ
この黄金の酒にかけて誓え
誓約に忠実であることを
これをあの星空の審判者にかけて誓え!

 

9.
暴君の鎖からの救出を
悪人にもまた寛大さを
死の床で希望を
処刑台で慈悲を!
死者もまた生きるのだ!
兄弟よ、飲み、そして調子を合わせよ
全ての罪人は赦され
そして地獄はもはやどこにもない

朗らかな別れの時!
棺衣にくるまれた甘美な眠り!
兄弟よ 優しい判決を
死の時の審判者の口から!

 

 

 

 

 

 

id:mariy22  

ショーシャンクさん こんばんは 木曜日から京都 奈良に紅葉狩りに今日帰ってきました。 京都では円山応挙展を観て奈良は春日大社に行ってきました。 今日から師走ですね。 1年経つの早いです。一年の締めくくりは  やはり第九歓喜の歌を聴かないと新年を迎えらレません。 ベートーベンはこの曲を完成したときは、殆ど耳が聞こえなかったのに、あれだけの大曲を作曲した事に神業的な才能を感じます。 第九の第4楽章がシラーの詩に曲をつけた作品だとは知りませんでした。 ご教授ありがとうございます。 又一つ博学になりました。 私的には第九も好きですが月光も好きで実家に帰った時は弾いたりしてます。 今年もタイムリミットに入りました。 明日はお天気が悪そうですが良い日になりますように。
 
 
まりさん、こんばんは。
CDについていた解説の訳では、私の一番好きな部分は
 
歓喜をすべてのものは
自然の乳房から飲む。
すべての良きもの、すべての悪しきものは
その薔薇吹く道をゆく。
それは、われらに接吻と酒をあたえ
死の試練をへた友をあたえる。
虫けらにも快楽はあたえられ
そして天の使いは神の前に立つ!
 
となっています。この訳の方が断然いいですね。
 
この詩の、
folgen  ihre  Rosenspur   を
薔薇には棘があり、茨の道つまり艱難の道を行く、と訳す人もいますが全く違います。
これはやはり、『すべての良きものもすべての悪しきものも、その薔薇咲く道を行く』と訳さなければいけないでしょう。
『虫けらにも快楽は与えられ』を『虫けらには快楽というくだらないものを与えられるが、神の教えを守る天使は神の前に立つのだ』というような解説がありますが、これも全く違いますね。
例えば、こういう解説があります。
『前段の、「自然(歓喜)はキスと葡萄酒と、死の試練を経た友人を与えた」は、純粋に与えられるもの(キスと葡萄酒)と、簡単には手に入らないもの(死の試練を経た友人)という対比の関係があると言える。これと同様に、セミコロンでつながれる、つまり言い換えとしての後半は、「誰にでも与えられる快楽と、畏怖すべき神の世界」という対比が提示されていると見てもよいだろう。これを受けて、シラーの原詩ではこのあとにIhr stürzt nieder(ひざまづくのか?)という表現が続くのだ。ベートーベンがCherubにfsfをつけて強調しているのは、ここを「自然の恵みを受け、地上での幸せは(虫けらも含め万人に)与えられるが、天上の神の前には門を守る天使ケルブが立っており、神の喜びを感じながらもそう簡単にはたどり着けない」と捉えているからではないか。このあとでvor Gottが繰り返されるのは、神にたどり着けない、だが何とかしてそこに行きたいという強い願望の表現ともいえるだろう。』
 
このように解釈しては絶対にいけないと思います。全く分かっていません。
対比とは真逆です。
Wurmは、虫は虫でも蛆虫や毛虫のような軟体の虫のことです。もっとも嫌がられる虫ですね。
これと天使ケルビムを対比しているのではなく、虫けらに与えられた快楽も、神の前に立つ天使の喜びも、宇宙的な歓喜の中では何も変わらないと言っています。
このシラーの詩は、究極のところを歌っているのです。
 
 
 
 
マグノリア (219.62.234.179)  
ショーシャンクさん、みなさん こんばんは。
シラーの詩のアップ、ありがとうございます! 第九はクリムトの「ベートーヴェン・フリーズ」で体感したときの印象が強くて、 これまで詩の全文までは特に注意をはらってこなかったのです。 (そのときに会場に聴こえていたのはフルトヴェングラーによる〈バイロイトの第九〉でした)
 
>対比とは真逆 >宇宙的な歓喜の中では何も変わらないと言っています。 >このシラーの詩は、究極のところを歌っているのです。
ショーシャンクさんによる解釈で、今、自分の内で未完のまま引き摺っていた「ベートーヴェン・フリーズ」の 大きなサークルが完結したように感じます・・
アフガンからの中村哲さん訃報で、気持ちが萎んでいくようだったけど、 少し経ち帰れそうです。 ありがとうございます。
 
 
マグノリアさん、おはようございます。
ベートーヴェンがシラーの詩に強く惹かれていきこの詩に曲をつけたいと思ったのはごく若い時であり、その構想を人生をかけてあたため、晩年に結実したのが第九です。
ベートーヴェンとシラーの詩の出会いにはこのような解説があります。
ベートーヴェンは、「第九」を作曲する際にシラーの詩に出会ったわけではない。もっと若い心を持っていた青年期に、非常に強いイメージで刻まれていたに違いない。また1804年レオノーレのスケッチにシラーの詩「歓喜に寄す」の一節とそっくりの言葉と、「歓喜のメロディー」とが結びついたのはただ偶然にそうなったということではない。
1787年シラーのこの詩がシラーの自費出版の雑誌「ラインニッシェ・ターリア(ラインの美の女神)」第2号に発表された。ベートーヴェンは1789年5月、ボン大学ドイツ文学科の聴講生となり、フランスのバスチーユ占領のニュースがボンに入ったとき有名なシュナイダー教授の熱烈な詩を聞く。そしてシラーのこの詩を読み感動する。
それまでもシラーの書いた劇作はボンでは発表されたその年か、おそくも翌年には必ずといっていいくらい上演されていた。ベートーヴェンはボンのフライマウレルのメンバーとも親しかったので、ほとんど確実に印刷になる前に読んでいたに違いない。
それ以上確かなことは、1792年ベートーヴェンはボンを離れる前に、「この詩の全篇に音楽をつけたい」と言っていたことがシラーの友人でありボン大学の教授となって赴任してきていたフィシェーニッヒがシラー夫人シャルロッテにあてた手紙に書かれている。シラーの発出の詩をベートーヴェンがボン時代に読んでいたということは『第九』の作曲の精神がどこにあったかを考える上できわめて重要なことである。』
 
シラーの詩との出会いから30年かけて第九が完成したということのようです。
それほどまでにシラーの詩に惹かれるものを感じていたのでしょう。
第九は特に第1楽章の音楽性が群を抜いており、第2楽章第3楽章も同じ最高レベルにあるのに、第4楽章のはじめで、第1楽章第2楽章第3楽章と順番に否定していきます。そして、『おお友よ。これらの旋律ではない。もっと心地よい歌を!』とまで言って第4楽章の旋律が始まります。
それだけ、シラーの詩への思い入れが大きいということでしょう。
 
 

フルトヴェングラー 4種の『第九』

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今年もまた、第九の季節がやってきました。

学生の時に、フルトヴェングラーバイロイト盤に魅了されてから、ずっと、バイロイト盤ばかり聴いてきました。CDとしては他の指揮者の第九も何枚か持っていますが、ほとんど聴きません。あまりにもバイロイト盤が凄すぎて、生の第九のコンサートを聴いてもどうしても物足りないというか、批判的に見てしまったりします。

最近、『フルトヴェングラーの4種の第九』というCDが発売されているのを発見しました。バイロイト盤以外の4つの第九演奏のCDです。早速、注文してみました。

商品紹介によると

フルトヴェングラーが指揮したベートーヴェンの第9交響曲は、1937年から亡くなる1954年までの17年間に演奏された全曲演奏で13種類の録音がCD化されています。その中でも特筆すべき演奏はつぎの4種。
『ベルリンの第九』として知られる1942年3月のベルリン・フィルとの公演、これは大戦中の緊迫感に満ちた劇的な爆演として有名です。
ストックホルムの第九』は同じく大戦中にストックホルム・フィルに客演、巨匠の手腕を証明する凄演です。
『1952年ウィーンの第九』はムジークフェラインでのウィーン・フィルとの公演、これは宇野功芳氏が『部分的には「バイロイトの第九」よりも上、彼のベストではないか』と評したように、第3楽章など至高絶美の演奏といっても過言ではありません。ターラが夫人所蔵のオリジナルテープから正規盤を発売して有名になりました。2012年には新マスタリングして、開始前の拍手から終演後の拍手まで臨場感たっぷりとCDに収録しています。
そして1954年のルツェルン音楽祭公演、これはフルトヴェングラー最晩年の深い思索と境地を感じさせる感動的名演。夫人所蔵のテープから正規盤を発売、1995年英グラモフォン賞を受賞したターラ栄光の名盤です。
これら4つの演奏が、音質面の評判が高いターラの原盤からCD4枚組のセットになって発売されます。しかもキング関口台スタジオで、全点新たなリマスターが行われており音質にいっそう磨きをかけています。

ということです。

確かに、昔読んだ宇野功芳氏の本には、1942年の『ベルリンの第九』と1952年の『ウィーンの第九』のことが書かれてあったような気がします。それにはウィーンの第九をベストと書いてあったような気がします。

他の音楽評論家の中にも、バイロイトのおとなしい第九よりも『ベルリンの第九』が真にフルトヴェングラーの第九だというようなことを言っていた人がいました。

しかし、なかなか、バイロイト盤以外のCDを聴く機会がありませんでした。

このような4枚組のCDが手に入りましたので、これからの1ヶ月間、たっぷり4種(バイロイト盤を合わせると5種)のフルトヴェングラーの第九を堪能できます。楽しみです。

 

香港人権法成立!

【ワシントン=永沢毅】トランプ米大統領は27日、香港での人権尊重や民主主義の確立を支援する「香港人権・民主主義法」に署名し、同法は成立した。ホワイトハウスが発表した。香港に高度な自治を認める「一国二制度」が機能しているかどうか米政府に毎年の検証を義務付けるのが柱。中国が猛反発するのは確実だ。

トランプ氏は声明で「中国の習近平(シー・ジンピン)国家主席と香港市民への敬意をもって法律に署名した」と説明。「中国と香港の指導者と代議員が友好的に隔たりを埋め、長きにわたって全ての人の平和と繁栄につながるよう希望している」と表明した。

香港人権法は香港で人権弾圧などがあれば、中国政府関係者らに制裁を科せるようにする。米国が香港に提供してきた関税・ビザ発給における優遇措置の見直しにつながる可能性もある。デモ隊への強硬姿勢を強めている中国政府と香港政府をけん制する狙いがある。

トランプ氏が署名すれば中国側が態度を硬化させて米中貿易交渉が漂流するリスクもあり、同氏の対応が焦点となっていた。米中は中国による農産品購入の拡大などを盛った「第1段階の合意」の早期決着に向けて交渉を続けており、トランプ氏は2020年大統領選をにらんだ成果として期待している。

同法は19、20両日に上下両院で圧倒的な賛成多数で可決され、米議会の超党派議員はトランプ氏に署名するよう要求していた。上院外交委員会は成立を受けたトランプ氏の署名を歓迎する声明を出した。マルコ・ルビオ上院議員共和党)は「(民主派が圧勝した)香港区議会議員選挙に続き、これ以上ないタイミングで米国が香港の自由を強く支持していることを示した」と表明した。

中国はかねて同法を「中国の内政に干渉する法案は1枚の紙くず」(機関紙の人民日報)と位置づけ、報復措置をとると警告している。「一切の悪い結果は米国が負うことになる」として米中貿易協議に悪影響を及ぼす考えを示唆している。

                          (日本経済新聞

 

香港人権法が成立しましたね。

トランプが署名したようです。

 

 

id:owl22  

ショーシャンクさん、 署名しましたね!! 日本も、せめてコメント位ないのでしょうか?  習近平、中国にべったりの二階氏、あきれてしまいます。 ウイグル人弾圧(臓器狩り、おそろしい言葉!)も、知れ渡ってきましたね。 少しほっとしました。
 
owlさん、トランプ、署名しましたね!
これで世界はいい方向に行ってくれるかもしれません。
ウイグル人への弾圧の実態も資料が流出したりしてきましたので、世界が声を上げ始めてくれました。
日本は相変わらず中国べったりで、どうしようもありません。
二階はもう呆けてきているのですから、早く政界引退してくれないと害になっていますね。
天安門事件のときに世界から孤立化していた中国を日本が全面的に助けたように、今回も、中国べったりの日本が手を差し伸べるようになるでしょう。
もう、日本にはうんざりです。
安倍であっても誰であっても、中国で儲けている企業が影響力を持ていますから、日本が声を上げるときは来ないでしょう。
欧米に期待するしかない状況です。
中国は早速反発しています。
 ↓↓

【ワシントン=永沢毅、北京=羽田野主】トランプ米大統領は27日、香港での人権尊重や民主主義の確立を支援する「香港人権・民主主義法」に署名し、同法は成立した。ホワイトハウスが発表した。香港に高度な自治を認める「一国二制度」が機能しているかどうか米政府に毎年の検証を義務付けるのが柱。成立を受け、中国政府は28日に発表した声明で「重大な内政干渉だ」と反発。報復措置を発動する考えを示した。

 

トランプ氏は声明で「中国の習近平(シー・ジンピン)国家主席と香港市民への敬意をもって法律に署名した」と説明。「中国と香港の指導者と代議員が友好的に隔たりを埋め、長きにわたって全ての人の平和と繁栄につながるよう希望している」と表明した。

香港人権法では、香港で人権弾圧などがあれば、それに関わった中国政府関係者への制裁を科すことができるようになる。米国が香港に提供してきた関税・ビザ発給における優遇措置の見直しにつながる可能性もある。デモ隊への強硬姿勢を強めている中国政府と香港政府をけん制する狙いだ。

中国外務省は28日、同法が成立したことについて「中国政府と人民は断固反対する」とする声明を出した。「重大な内政干渉で、あからさまな覇権の行使だ」と米国を非難。「米国が独断専行をやめなければ中国は必ず報復措置をとる。一切の悪い結果は米国が負うことになる」と強調した。

香港政府も「香港と米国の関係や利益を損なう」との声明を発表した。「デモ参加者に間違ったメッセージを送り、香港の状況改善にもつながらない」とも言及した。香港では28日も学生ら20人以上が大学に籠城し、当局が投降を呼びかけている。

同法を巡っては、トランプ氏が署名すれば中国側が態度を硬化させて米中貿易交渉が漂流するリスクもあり、同氏の対応が焦点となっていた。米中は中国による農産品購入の拡大などを盛った「第1段階の合意」の早期決着に向けて交渉を続けており、トランプ氏は2020年大統領選をにらんだ成果として期待している。

同法は19、20両日に上下両院で圧倒的な賛成多数で可決され、米議会の超党派議員はトランプ氏に署名するよう要求していた。成立を受け、上院外交委員会はトランプ氏の署名を歓迎する声明を出し、同法のとりまとめを主導したマルコ・ルビオ上院議員共和党)は「(民主派が圧勝した)香港区議会議員選挙に続き、これ以上ないタイミングで米国による香港の自由への強い支持を示した」と表明した。

トランプ氏が署名を拒んで拒否権を行使したとしても、上下両院がそれぞれ3分の2以上の賛成で再可決すれば法案は成立することになっていた。ただ、トランプ氏を支える与党の共和からも署名を求める声は強かったため、政権を揺るがす「ウクライナ疑惑」を抱えるトランプ氏は共和の反発を引き起こす事態は避けたい思惑があり、署名したとみられる。

中国はかねて同法を「中国の内政に干渉する法案は1枚の紙くず」(中国共産党機関紙の人民日報)と見なしてきた。成立すれば報復措置として米中貿易協議に悪影響を及ぼす考えも示唆していた。

                         (日本経済新聞

 

 

マグノリア (219.62.234.179)  

ショーシャンクさん、みなさん こんにちは。 香港の区議会議員の選挙は民主派が多数派となり、 香港人権法もトランプが署名して成立、香港の人たちに明るいニューズです。 ただ、中国は当然猛反発していますし、この先どうなることか、、、 逮捕されたままの学生や市民たちも、とても心配です。 ウィグルへの弾圧その恐ろしい実態が、日本のTVでもようやく流れはじめましたね。 netでの拡散で、これまでのように無視しきれないと判断したのでしょう。 イギリスや欧米が人権侵害を止めるようもっと積極的になってくれるのを願うばかりです。 日本政府の反応なんて、バカらしくて何も言う気もしません。 >民主と言う言葉は、民が主権を持つということで、その反対は 君主です 共和制はどうでしょうか。 これには選挙によって状況を変える手段があります。 例をとれば、ヴェネツィア共和国はその制度の欠点を改革繰り返しながら1000年繁栄をつづけました。 現代でも改革の参考にできるところは多いと思うのですが、 現実的に考えれば、民主主義制度の綻びを修正しながらいくしかありませんね。 何にしても、国民が政治に関心を持って、政治の失敗が為政者だけでなく国民も大きな負債を負うことに気付くことですよね。

 

マグノリアさん、こんばんは。

共和制は、日本の天皇やイギリスの女王のような君主がいない制度ですね。

共和制の方が民主主義の徹底したものでしょう。ただ、日本にしてもイギリスにしても、君主は権力を持たず象徴として存在しますので、実質的には違いはないと思います。

唯一の問題は、『事実上』民主主義が行なわれているシステムかどうかですね。

中国の正式名は『中華人民共和国』、北朝鮮の正式名は『朝鮮民主主義人民共和国』です。民主主義がどこにあるのだろう、という感じですね。

民主主義は維持するのが難しいのでしょうし、国民が常に修正していかないとすぐダメになって行くのだと思います。

パンとサーカス

マグノリア (219.62.234.179)  

ショーシャンクさん、みなさん こんばんは。 今日22日は暦に「小雪」と記されていますね。旧暦の農耕に添った時節感どんどん遠のいて、街も人もいつもセカセカトゲトゲした苛立った空気が蔓延してるようで、悲しくなります。 クリスマスシーズンの華やかなイルミネーションでも闇の気配が隠しきれない、、、 香港の酷い状態、日米FTA、日本政府の底なしの浅ましさ、、、このひと月ほどで思うのは、何もかも悪い方へと流されて行くような無力感です。 令和の時代は歴史からどんな審判を受けるでしょうか。それは、令和を生きている自分たち世代の責任ですが・・ パンとサーカスさえあれば満足しているような民族は自滅するのが自然なのかもしれません。 ネガティヴな思いにとらわれそうになる時と、それじゃダメだといういう思いとが反復運動する日々です。 SNSを視てると、今なんとかしなくては、という気持ちある人も多いことにも気づきます、諦めて無関心になってしまうことは人間ではなくなってしまうことですね。 久しぶりの投稿なのに、暗い内容ばかりですね。。お許しください。
 
 
マグノリアさん、おはようございます。
私も全く同じ気持ちです。
日本人はこの70年あまり、パンとサーカスに興味を集中していくように飼いならされてきました。
サーカスの中身は、3Sと呼ばれる、Screen、Sex、Sport を中心とした娯楽ですね。
そして、見事に、世界第一位のグルメ大国、娯楽大国になりました。
その時々で作られたブームに殺到していき没頭してしまうありさまをみて、ちょっと虚無感しかないですね。最近では、タピオカブームやラグビーへの国民あげての熱中、来年は東京オリンピック一色でしょうし、そうやって、その時々のブームに熱中しては捨て去りまた新しいブームに熱中することが延々と繰り返されることでしょう。
 
米国は、香港人権法案を超党派で推し進め、共和党民主党すべての全会一致で可決しました。このように党を超えて実現しなければいけない理念というものがあるのが米国で、ないのが日本です。法案をはじめすべてのことが政局、足の引っ張り合いの道具とされます。理念がない国の悲哀で、結局、日本には(アジアにはといった方がいいでしょうけど)本当の民主主義の理念は根付かなかったということです。
 
ラグビーやタピオカが過ぎ去ったこれからも、新しい熱中できる対象がどんどん作り出されて行き、人々は我を忘れて殺到するでしょう。そして、政治の世界での最大のテーマは相変わらず『桜を見る会』です。情けないですね。
 
私はニュースも含めテレビを全く見なくなってから久しいです。テレビ番組のほとんどは、とりあえずお笑い芸人をたくさん出しておいてワイワイ言わせておけば1時間くらいはもつだろうという安易な企画ばかりです。
 
日本の将来の現象は、いま日本人が出している想念の総和によって創り出されますから、どうなりそうかわかるような気がします。
 
 
 
マグノリア (219.62.234.179)  
ショーシャンクさん、こんばんは、 お返事、ありがとうございます。 >理念がない国の悲哀 >本当の民主主義の理念は根付かなかった そうかも知れません・・ただ個人的な考えですが、 「民主主義」は選択肢のひとつではあってもベストの制度とは言い切れないとも思えるのです。 歴史をみれば、ヒトラーだって民主的な選挙で選ばれたのですし、ポピュリズムの危険が常に内包していますよね。 日本は過去には上杉 鷹山のような英明な指導者も存在していましたし、無名の市民にも高邁な精神の人々がいました。 明治以後にひたすら西洋化をめざし、捨て去ってきたアイデンティティを取り戻す時期が巡ってきたのではないでしょうか。。。
 
 
マグノリアさん、おはようございます。
おっしゃるように、民主主義は完全なものではありません。
その国の民衆のレベルになりますから、衆愚政治となることも数多いです。
 
ただ、民主と言う言葉は、民が主権を持つということで、その反対は
君主です。
君主政治の場合、君主が賢君であればいいのですが、自分勝手に国民を虐殺していく君主であれば最悪です。
民主主義であれば選挙によって替えることができますが、君主政治の場合、民衆が状況を変える手段がありません。
 
確かに、ヒトラーも民主的な選挙によって選ばれました。
民主主義が完璧でない証拠です。
しかし、今の香港を見てください。何の権限もない区議会議員の選挙でも、香港唯一の民主的な選挙なので、香港の民衆には大きな希望となったのです。
やはり、民主主義はこの世の仕組みでは必要なものと思われます。
 
 

香港デモの惨状

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ショーシャンクさん、おはようございます。 香港情勢、デモ隊のネット配信の様子をみると、きっと天安門事件も酷かったのだと推察しています。(恥ずかしいのですが良く知らりませんでした)とっても恐ろしいです。 あの林鄭 月娥という長官は、どういう気持ちで見ているのでしょうか?自国の若者が蹂躙される様子を。 習金平が、日本に国賓というニュースは、ヒトラーを歓迎すると同じだと思います。日本の政治家「桜を観る会」の批判なんて、どうでもいいようなことばかり。恥ずかしくなります。どうにかならないのでしょうか? 同じアジア圏で、助けられないもどかしさや中国との経済優先という憤りととてつもない怒りと恥ずかしさを感じてしまいます。
 
 
owlさん、こんにちは。
いま、香港デモは大変な事態になっているようです。
香港警察による、デモ参加者の女性への集団性暴力が横行していて、あろうことか、16歳の女子学生が逮捕拘留中に香港警察によって集団レイプされて妊娠し中絶手術を受けたとか。
もう、おぞましいの一言です。
これが中国の正体です。チベットでもウイグル自治区でもしてきたことです。
中国が世界の覇権を握ったら、本当にこの地球は暗黒の星になります。
しかし、日本の政治家で声を上げる人はいません。
経団連などの実業家も中国ベッタリです。
香港出身のタレントで人権活動家もどきのアグネス・チャンなどは自分の故郷の香港の人たちの人権がここまで酷く蹂躙されているのに、中国の性暴力に対して何も言いません。全くのニセモノです。
 
香港の人たちがいま唯一頼みにしているのは、アメリカの『香港人権法案』成立なのですが、下院は超党派で可決したものの、まさかの上院で廃案になりそうな雲行きです。
このようなときに、トランプも中国と安易な妥協をしてしまうし、日本は習近平国賓で招くとは、もう絶望しかありません。
 
この流れは非常にまずいです。世界が悪い方向へと向かっていっています。
日本は何の力にもならないと初めから思っていましたが、唯一の頼りのアメリカもへたれてきています。
最近、私は、もう、世界に絶望しつつあります。
もう、中国が世界を支配するのは止められないかもしれないと思い始めています。
ほとんどの日本人にはそのような危機感が全くなく、政治家も実業家も一般人も中国と仲良くしたい人が大多数なので、そういう未来を引き寄せるしかないのかもしれません。
 
私には、アメリカで香港人権法案が成立し、イギリスもブレグジット後に立ち上がってくれて声を上げ、世界中の力を結集して香港に自由がもたらされることを祈るしかできません。
 
もし、それがかなわず、中国によって世界が支配され自由が奪われ拷問による統治がなされる方向に行くのであれば、できればそうなる前にこの世界を去っていきたいものです。
 
ただ、まだどこかで、『世界は自由に向かって流れている』と信じているところがありますので、思いもかけない展開で大逆転があることに一縷の望みをかけます。
 
 
 
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ショーシャンクさん、 こんばんは。 香港の情勢が逼迫していてきました。胸がいっぱいで苦しくなります。今後どうなるのでしょうか?チベットのようになるのでしょうか? 日本の学生が香港のディスにーランドの帰りに見物していて逮捕とか馬鹿らしくて、NHKのニュースも、警察寄りで、やるせないです。 ガスマスクをつけた学生がインタビューで「怖い、最前線で泣いた、仲間を捨て駒にしてはいけない。歴史が見届けてくれる、僕たちは光栄である。。」 ショーシャンクさんが天安門事件を覚えていらっしゃるように、私は、同じ今を生きている彼らの歴史の証人として、彼らがいかに自由を守ろうとしているか、決して忘れません。 大きな虹を見ました。下を向くと黄色く色づいたイチョウの葉が道で風に舞っていました。季節が移り、いつか全世界で平和が取り戻せますように。明日は好日でありますように。
 
 
owlさん、おはようございます。
香港の情勢は、とんでもなく酷くなっています。
これは大変なことになるかもしれません。
中国政府は本気で香港の学生たちを『潰しに』かかっているような気がします。
 
香港の学生たちは死ぬ気で闘っていますね。
今は最悪な状況にありますます戦争状態に突入していっている様相を呈していますが
香港の学生たちを見ていると、死活の書のように、ひょっとすると中国が香港を飲み込むのではなく香港の民主化パワーが中国本土を一大変革するきっかけになるかもしれないとも思っています。
 
一番肝心なトランプは、自分の選挙のことばかり頭にあって、中国と合意したがっていますから本当に辞めてほしいですね。アメリカ大統領は世界唯一の超大国として、世界の行く末を考えなければならない立場です。トランプにはその意識がなさすぎるので、早く辞任してペンスになってほしいです。
日本はもう『桜を見る会』問題ばかりで、ほんとうにおめでたい国ですね。私は、もうすでに安倍首相にも期待してないですし、期待する後継者もいません。
 
イギリスと、トランプ以外のアメリカに期待するしかないようです。
 
今日もいい日でありますように。
 
 
 
まり (180.49.159.229)    
ショーシャンクさん こんばんは 寒くなりました。街ではイルミネーションが寒空にひときわ輝き行き交う人々を癒しています。 香港情勢益々激しく香港の大学は戦場化して収束の兆しが見えません こんな記事見つけました 米上院共和党が香港の抗議運動参加者に対する支持を進めようとしている中、トランプ米大統領は沈黙を続けている。米中貿易合意の初期段階の成立を目指すトランプ氏は、中国から怒りを買いかねない超党派の法案に署名するかどうかの意思はまだ示していない。 大統領選挙を意識してますね。 日本はと言うと安倍首相の桜を観る会で又政治が低迷しそうで、なんだか消化不良になりそうです。
 
 
まりさん、おはようございます。
香港警察は、大学に学生を閉じ込めて、水も食料もなくしているようですし、中国本土に向かう列車に連行したという記事もあるようです。
中国引き渡し条例を撤回したと宣言したにもかかわらず、そのようなことが起きているとすれば、法治国家でないということです。
日本は『桜を見る会』で大騒ぎで、本当にどうでもいいことによくこれだけのエネルギーを浪費させるなという印象です。
今日で、安倍晋三氏は憲政史上最長在任の首相となったわけですから、歴史には名を残せたので、もう辞任でもいいと思いますよ。
習近平国賓として招くなど論外です。
トランプも安倍首相も辞任してもらって、とにかく今は人権蹂躙している中国にどう
対抗するかを打ち出せる人に替わってもらいたいです。
 
世界がいい方向に行きますように。
 
 
id:owl22  
ショーシャンクさん、 アメリカの『香港人権法案』成立、上院でもとうとう可決しました!!! ショーシャンクさんは、私の悲観的な投稿にいつも解決の糸口を提示して下さっています。今ルビオ議員の働きでそれが実現しようとしています。今後も前途多難でしょうが、苦しい時もどこかでhope,希望を見出すようにということ、と思いました。これからも 香港情勢を見守っていきたいと思います。 いつもありがとうございます。
 
 
owlさん、こんばんは。
 
香港人権法案』、可決しましたね。
あと最大の関門は、トランプの署名ですね。
中国との合意を優先したいトランプは署名しないのではないかという記事もありましたが、下のブルームバーグの記事では、もしトランプが拒否した場合も議会は覆すことができるように書かれていましたので、期待したいと思います。
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   米上院本会議は19日、香港人権法案を全会一致で可決した。同法案はデモ参加者らを支援し、デモを暴力的に制圧しないよう中国に警告するのが目的。法案可決の数時間後、中国と香港は反発する声明を出した。

  中国外務省の耿爽報道官は20日香港人権法案が成立すれば報復するとウェブサイトであらためて警告。米国に対し、香港への介入をやめるよう求めた。一方、香港政府は同法案について、「不要」で「根拠がなく」、米国と香港との関係や米国の利益に悪影響を及ぼすだろうと非難、「極めて強い遺憾」を表明した。

 同法案の策定を主導したルビオ上院議員(共和)は本会議で、「米国は対香港と対中国本土の通商活動を異なる扱いにしている」とした上で、「しかしこの数年間、中国当局による香港の自治と自由を損なおうとする一貫した取り組みが見られる」と指摘した。
   ペンス副大統領はこの日、香港のデモ参加者らに暴力が行使されれば対中貿易協定に米国が署名するのは難しいだろうとの見解を示していた。
  マコネル共和党上院院内総務は18日、デモ参加者に自ら支持を表明するようトランプ大統領に呼び掛けた。だが、大統領はこれまで香港を巡りほぼ沈黙したままだ。デモへの支持を明言しておらず、香港人権法案に署名するかどうかも明らかにしていない。

  下院は先月、同様の法案をやはり全会一致で可決済み。両院の法案には若干の違いがあるため、トランプ大統領に署名のため送付するには、上院を通過した法案を下院がそのまま受け入れるか、両院で法案の一本化作業を進めるかいずれかになる。

 
 
 
 
owlさん、こんばんは。
次の記事では、トランプが署名を拒否しても、両議会の3分の2の賛成で成立するようです。
拒否しても成立する可能性が高いなら、トランプは署名するでしょうね。ぜひ、成立してほしいですね。
 ⇓⇓
 【ワシントン時事】米下院は20日、香港の自治と人権の擁護を目的とする「香港人権・民主主義法案」について、賛成417反対1で可決した。下院は先月、同様の法案を可決したが、今月19日に採決された内容の一部異なる上院案を改めて可決したことで、議会を通過した。成立には大統領の署名が必要になる。
 また、下院は香港への催涙ガスやゴム弾などの輸出を禁止する法案についても可決した。両法案が成立すれば、中国の反発は必至だ。
20日、政府に抗議するデモ隊と警官隊の衝突が続いた香港の香港理工大で救護されるデモ隊員(写真中央)(EPA時事)

20日、政府に抗議するデモ隊と警官隊の衝突が続いた香港の香港理工大で救護されるデモ隊員(写真中央)(EPA時事)

 トランプ氏はこれらの法案の是非について判断を示していないが、ロイター通信は、消息筋の話として、「法案に署名する見込みだ」と報じた。
 トランプ氏は2020年の大統領選での再選に向けた「成果」として中国との貿易協議を重視してきた。このため中国の反発が予想される署名には消極的とされる。だがトランプ氏が法案に拒否権を発動しても、上下両院はそれぞれで3分の2以上の賛成で覆し、成立させることができる。議会との対立を避けるため署名を選ぶ可能性がある。

 

 

 

ただ、中国も阻止しようと必死です。

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【北京=羽田野主】中国共産党の機関紙、人民日報は21日、1面の評論記事で米議会で可決した「香港人権・民主主義法案」について「中国の内政に干渉する法案は1枚の紙くずだ」と非難した。習指導部は香港の過激な抗議活動の裏に「外国勢力」の存在があると主張してきた。この法案を機に米国の関与を印象づけ、国内の結束を促す戦略を描いているようだ。

人民日報の評論記事は、米議会で可決した香港人権法案を「紙くず」と非難した

人民日報の評論記事は、米議会で可決した香港人権法案を「紙くず」と非難した

この日の人民日報の評論は人民解放軍の機関紙、解放軍報の1面にも掲載された。中国国営中央テレビ(CCTV)もトップ級の扱いで伝えた。法案を巡っては20日から中国外務省や中国の国会に相当する全国人民代表大会などが一斉に反対する声明を出す異例の事態となっていた。

極めて強い表現で米側を批判した背景には、国内向けに政権の求心力を高める思惑がある。中国共産党習近平(シー・ジンピン)指導部は今年の夏に香港で「逃亡犯条例」を巡る反対デモが広がって以降、外国勢力が背後で関与していると一貫して主張してきた。

中国の王毅外相は10月下旬に「香港の人々は外部勢力のあくどい下心をはっきりと見分けるべきだ」と発言。習氏も11月14日、外遊先のブラジルの首都ブラジリアで「外部勢力による香港問題への干渉に反対する決意が揺らぐことはない」と述べた。

習指導部は今回の法案を「米国関与の動かぬ証拠」として国内向けの宣伝活動を強化している。景気減速などを背景に国内でたまる市民の不満のはけ口を指導部からそらし「外敵」である米国に向ける狙いが透ける。

評論記事のもう一つの狙いは、トランプ政権が重視する米中貿易協議に悪影響が及ぶと改めて警告することにある。記事では、法案が成立するなら報復措置をとる考えを強調し「一切の悪い結果は米国が負うことになる」と指摘した。「国家の主権と安全を守る決心は決して変わることはない。香港カードを切っても必ず失敗する」とも強調した。

トランプ政権内には香港への対応が中国との貿易交渉を優位に進めるためのカードになるとみる向きもあった。記事で「香港カード」の文言を使って批判したのは、習指導部が譲歩できない「核心的利益」の一つと位置づける香港問題は、取り引きの対象にはできないと米側に伝える意図がある。

一方、海外向けの報道では微妙に対米批判の表現ぶりを和らげている。たとえば、同じ日の人民日報国際版の1面には同法案の内容を批判しつつも「紙くず」という表現は避けた。中国政府系の英字紙にもこの表現は載せていない。

北京市政治学者は「習指導部がトランプ米政権との全面対決は避けたいとの思惑の表れだ」と指摘する。同法案の成立にはトランプ米大統領の署名が必要で、中国との貿易交渉への影響などを考慮して最終判断を下す見通しだ。米中の貿易協議の状況もにらみ、トランプ氏を過度に刺激するのは避けたいと判断している可能性がある。

                          (日本経済新聞

 

 

トランプは苦しい立場のようですが

 ⇓⇓⇓

 

【ワシントン時事】米上院は19日、香港の自治と人権の擁護を目的とする「香港人権・民主主義法案」を満場一致で可決した。トランプ大統領が署名し、成立するかどうかが今後の焦点だが、2020年の大統領選再選に向け、中国との貿易協議の合意を実績にしたいトランプ氏は人権問題で中国を刺激したくないのが本音だ。対中強硬姿勢を強め、署名を迫る議会と、猛反発する交渉相手の中国の間で苦境に立たされている。
 香港人権法案は10月中旬に下院を通過した後、上院の採決が遅れていた。年内を目指す米中貿易協議の「第1段階」合意への影響を懸念するホワイトハウスが議会幹部に採決を遅らせるよう求めたからとされる。だが香港でデモ隊と警官隊の衝突が激化する中、「今こそ米国は中国に明確なメッセージを送らなければならない」(ルビオ上院議員)と、法案の早期可決を求める議会超党派の声が勝り、採決に至った。
 法案は「一国二制度」に基づく香港の自治が機能しているかどうかを検証するため国務省に年次報告書作成を義務付ける。香港で人権侵害に関わった中国当局者らへの制裁も可能にした。中国外務省は20日、法案が成立すれば「断固反撃する」と報復を示唆した。
 法案の成立には、上下両院がそれぞれの法案の内容を調整し、大統領の署名が必要になるが、トランプ氏は現時点で、署名するかどうかを明らかにしていない。ただ法案は両院とも超党派の圧倒的支持を得ており、トランプ氏が拒否権を行使するのは困難との見方もある。
 米紙ワシントン・ポスト(電子版)は「トランプ氏は人権問題が貿易協議に影響しないよう配慮してきた」と指摘。だが、トランプ氏はウクライナ疑惑をめぐる下院の弾劾調査の渦中にあり、弾劾阻止のカギを握る与党共和党との対立を避ける必要もある。香港人権法案をめぐり、中国の反発と米議会の突き上げの間で厳しい判断を迫られている。

 

 

トランプは、10日以内に署名するか、拒否権を発動するか、の決断をしなければなりません。

窮余の策として、10日間トランプは無視するという手はあります。

そうすると自動的に法案は成立するようです。

そういう姑息な手は使ってほしくないですが。

 

映画『マグダラのマリア』

 


【予告編#1】マグダラのマリア (2017) - ルーニー・マーラ,ホアキン・フェニックス,キウェテル・イジョフォー 原題:MARY MAGDALENE

id:owl22  

ショーシャンクさん、 こんばんは。 寒くなってきましたね。温かい鍋物が恋しいです。 オリンピックマラソン開催地ですが、今年「北海道佐呂間町で5月に39・5度を記録」とありましたので、マラソン当日札幌の方が東京より暑くなるかも。。。と考えたりもします。自然災害でもそうですが、知恵を出し合うことで 暑さ対策を万全にして乗り越えてみせる、みせた、という意味で東京開催であってほしかったと思っています。 ところで、ショーシャンクさん、最近映画はご覧になりましたか? 冬休みになったらまとめて以前ご紹介されていた『コンフィデンスマン』を観ようと思っていて今からとても楽しみです。面白そうですね。 私はクリントイーストウッドの「運び屋」や『ボーダーライン』などなど、観ていました。トランプの言うとおりメキシコ国境は、麻薬取引で、危険なラインなのだ、とよくわかりました。 あと、『万引き家族』を観ました。 タイトルやその行為の場面がどうしてもが好きになれなかったのですが、でも、映画の中で、時が前に前に流れていき、その日暮らしの日常が、最後の別れの場面にまで流れ着きあっという間に終わりました。過去が複雑な人たちの集まりで家族の形をとっているのですが、その過去が映像として出てこなくて良かったと思います。現在に至る一人ひとりの過去を考えたりこれが意外にも楽しくて本を読んだ後の感覚と少し似ていました。久しぶりの感覚で、それが面白かったです。 現在と過去の人物が様々な場面で出てきて、混在してきて筋を追うだけで必死なものもあるので、そこがないだけ映画一つ一つの場面に集中できたのでしょうか? 明日は立冬ですね。暖かくしてお過ごしください。良い一日でありますように。
 
 
owlさん、こんばんは。
最近も映画は何本か観ているのですが、どれもこれも印象に残らないというか、映画における名作というのはほとんどないものだな、という感想の作品ばかりです。
『万引き家族』も、私には観るのが苦痛でした。
その心象風景は私には相容れないものでした。
カンヌ国際映画祭で最高賞のパルムドールを取ったということで、過剰評価されている感じがします。
いい映画と言わなくてはいけない雰囲気が醸成されているほど、やはり日本人はまだ海外の賞に弱いのでしょう。
私には最低の映画でした。
 
最近特に心がけているのは、自分の『feel good』に従おうということです。
どんなに世界の評価が高くても、自分にとって『feel good』でなければ、どんどん捨てていこうと思っています。
逆にどんなに世界が駄作とけなしても、自分が『feel good』なものは、自分にとってかけがえのない名作なのだということです。
最近観る映画がどれもこれも面白くないので、観てもこのブログに書かないことが多いです。
この週末は、2年前くらいの映画『マグダラのマリア』を観ようと思っています。面白ければこのブログに書こうと思いますが、どうでしょうか。期待外れの映画があまりにも多いので、これもあまり期待していません。
 
寒くなりましたね。そろそろ鍋もいいかも知れませんね。明日もいい日でありますように。
 
 

 

 

 

映画『マグダラのマリア』観ました。
何から何まで、期待外れでした。
イエスの人物像に全く魅力がなく、その言動も聖書と違いますし、ペテロがなぜか黒人で、ユダの描き方も意味不明で、主人公のマグダラのマリアもイエスに対する愛情などが細かに描けているとは思えませんでした。
マグダラのマリアを、その当時の虐げられ社会的に大きな束縛を受けていた女性たちを解放する社会活動家のように描いているのは監督独自の視点であり斬新といえば斬新なのですが、やはり根本から違うといわざるを得ません。
映画に名作は本当に少ないものですね。
 
ただ、この映画の予告編は非常に感動的ですね。
映画を全部観るより、この予告編だけ観たほうが何倍も感動します(笑)
 
 
 
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ショーシャンクさん こんばんは 今日は即位のパレードを見ようと思い赤坂見附に行きましたが人の多さと護衛の物々しさに圧倒され諦めてショッピングdayの日になりました。 マグダラのマリア私も観たのですが途中で飽きてしまい最後まで観てません。 最近観た映画で感動した作品は「グリーン・ブック バイス 記者たち」の三作品 バイスはブッシュ大統領時代副大統領であったディック・チェイニーがイラク戦争に導いていったストーリー、 ブッシュ大統領の無能さが今になって分かりました。 「記者たち」もバイスと被るのですがイラク戦争でイラクは大量破壊兵器を保有していない、だから戦争をしてはいけないと主張してましたが結果は戦争してしまいました。。 今になって真実が色々出てくるんですね。 秋深し・・なんとなく人恋しくなるのは私だけ? 素直になれない意地っ張りの私、秋の季節のせいです。。笑
 
 
まりさん、おはようございます。
昨日は即位パレードで、快晴でしたから、東京に住んでいる人は観に行った人は多いでしょうね。
映像を見ると、特に雅子さんは本当によかったと思いますね。
平成時代には相当な苦しみでしたでしょうけど、新しい時代になった象徴のような気がします。
 
「グリーン・ブック バイス 記者たち」、社会派の映画のようですので、どれか見てみますね。
 
今日もいい日でありますように。
 
 
id:owl22  
ショーシャンクさん、 おはようございます。 インド映画Bollywood3作品を観ました。。 ・『パッドマン 5億人の女性を救った男』バッドでなく、パッドです(笑) ・『マダム・イン・ニューヨーク』女性の目力が強くて、ハッとします。 ・『ダンガル きっと、つよくなる』父親役は、「きっと、うまくいく」主演の アーミル・カーンが体を相当を鍛えていました。 どれも話の流れは同じですが、インドの女性の立場の低さや蔑視が根底にあり3作品とも最後のスピーチや子を説得する語りでは感動の涙でした。 『きっとつよくなる』では、父親の子を思う気持ちもそうですが、あの目力を持って全てのインド女性に語りかける言葉は、とても力強く感じました。 以前ショーシャンクさんが教えて下さった映画 きっとうまくいく」all is wellの中の「自分がなりたいものは心が教えてくれる」、というメッセーを思い出しています。 今年もカレンダーを見たら、あと1カ月と半月近く。私も強い人になりたい! 今日も良い一日でありますように。
 
 
owlさん、こんにちは。
インド映画ですか。
『きっと、うまくいく』を観てからは、インド映画は観ていませんが、『きっと、うまくいく』はいい映画でしたので、期待できる作品もありそうですね。
挙げていただいた3作品、週末でも観ることができれば観たいと思います。
観たらまた感想を書かせてください。
いつもありがとうございます。
 
 
 
 

五輪の開催季節

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ショーシャンクさん こんばんは 秋ですね。紅葉の便りが届くようになりました。 ショーシャンクさんの山荘も木々が色づいているのではないでしょうか。
秋はりんごが美味しくなると時期と思い色々の種類を買い込んでみました。 ふじ ジョナゴールド シナノスイート 秋映え トキどれが私好みか今から楽しみです。
 
オリンピック マラソン 競歩札幌に決まりましたね。 私的には残念な、でもアスリートの事考えると札幌が敵地だと思いますが、そもそもどうして暑い夏にオリンピック開催しなくてはならないのでしょう。 開催国のベストシーズンにオリンピックをと思いますが、それでは4年毎の開催がおかしくなりますね。
今年も後2ヶ月きりました。 1年経つのは早いですね。
 
 
 
まりさん、おはようございます。
待ちに待ったトキりんごが10月初めに出ましたので早速10キロ箱で買いましたが、なぜか今年は去年ほど感動しませんでした。
去年、トキりんごを初めて食べたときはびっくりするくらいおいしくて、それから1日1個りんごを食べるようになりました。
ただ、りんごペクチンが10倍近くになると聞いてから焼きリンゴにすることが多いのです。半分に切って電子レンジでチンするだけですが、これがココアきな粉黒ゴマヨーグルトに非常に合うのでそうしています。
面白いことに、生で食べるとトキりんごは最高においしいのですが、焼きリンゴにするとむしろ安くて酸っぱい赤リンゴの方がおいしくなるような気がします。
焼きリンゴとココアきな粉黒ゴマヨーグルトを食べ始めてから、腸活は絶好調です。
この食べ方はおすすめです。
相変わらず、飴代わりに、新ビオフェルミン錠を気が付いた時には2,3個ずつ口に入れていますが、これも効果抜群です。飴のように舐めることで口内に乳酸菌が広がって口内環境がよくなりますし、腸内環境もよくなるはずです。
 
呼吸も空気を吸うより吐くほうを意識したほうがうまくいくのと同様、食事も食べるより消化排せつの方が重要です。
近年、腸活の重要性がますます明らかになってきています。昔、ヨガの先生が言っていたとおりになっているなという印象です。
腸活、おすすめです。
 
 
 
東京オリンピックのマラソン開催地が札幌になりましたね。
ラソンはオリンピックの最後を飾る華ですし、開催地にとっては、街並みが世界中に放映されるので絶対に外せない競技ですね。
私も、オリンピックは春か秋にすればいいと思います。
特に、桜が満開の季節に合わせてマラソンを世界に向けて放映できれば、日本の美しさを発信できるのに、と思いますね。
8月の日本でマラソンなど地獄ですね。
日本の春休み期間に東京オリンピックを開催すれば、観客にとってもアスリートにとっても最高だと思います。
 
ただ、五輪も興行ですし、興行収入を最大にしなければなりません。
五輪の興行収入で最大なのはアメリカでの放映権収入でしょうから、いろいろな要素からそれが最大になるのが夏なのでしょう。
もともと時差の関係で、東アジアでの開催は、放映権収入的には非常に不利です。
リアルタイムが、アメリカでは真夜中だったり未明だったりして放映権が高くならないのです。
少しでも高くなるように競技時間をずらすでしょうけど、そうなると、口ではアスリートファーストといいながら、結局お金かという部分が見えてきますね。
 
こういう記事がありました。
 ↓↓
アメリカの放送局NBCは、2014年ソチ大会から、開催地が決まっていない2032年夏季までの10大会分のアメリカ向け放送権を、約120億ドルで落札したのです。
1大会あたりおよそ1200億円。
ちなみに、NHKと日本の民放が合同で支払う金額は、平昌五輪〜2024年パリの4大会分で、約1100億円。1大会分で計算すると275億円。
 
 
上の記事では、アメリカの放送局が支払う放映権料は日本と比べ物になりません。
国際オリンピック委員会IOC)にとって最大の収入源となるのが、アメリカの放映権料ですから、  結局、多額の放映権料を支払うNBCが、開催時期や開催時間を決めているということでしょう。
 

ペンス副大統領の演説

id:owl22  
ショーシャンクさん、 こんばんは。 昨日ペンス米副大統領が「米中関係の将来」について演説をした、とニュースにありました。尖閣諸島南シナ海のことも話してくれたそうですが、これは日本がきちんと世界に向けて発言すべきことなのに、日本政府は、強く言いませんね。 ショーシャンクさんがペンスさんを推す理由が良く分かりました。
 
 
 
 
owlさん、こんばんは。
ペンス副大統領、今年も演説してくれましたね。
去年の演説は、世界に衝撃を与えました。
今年と去年の演説を載せます。
ペンス副大統領は本当に重要なことを言ってくれています。
日本政府は、中国が日本に擦り寄ってきている今、全く何も言おうとしません。
大企業の団体である経団連のメンバーが、中国で儲けているためにその意向を優先しているのです。
天安門事件のときもそうですが、いつも日本は中国の人権蹂躙に対して糾弾せず日本の企業の儲けを優先して中国の覇権、横暴を助長させてきました。
今回もそうです。
既に私は、安倍政権やトランプには期待していません。
今は、ペンスだけが希望です。
マティスがいない今、もし、ペンスも挫折してしまったら
間違いなく地球の未来は暗いものになるでしょう。
中国が覇権を握ってしまいます。
中国が世界の覇権を握ったときに来る世界がいかに悲惨なものになるか、日本の誰もわかっていないのです。
この先、もし、ペンスが挫折してしまったら、私はもう世界に期待しません。
日本人の誰も中国が覇権を握ったときの怖さをわからずに目の前の享楽ばかり追っています。
それはそれで、それが日本人たちの『意思』であり、その意思が自分たちの未来を造っていくのですから仕方ないことです。
 
ペンスの演説を知れば、中国がお金の力でいかに世界から自由をなくそうとしているかがわかります。
いま、世界は大きな分岐点にあります。
自由に向かうか、拷問により統治される暗黒社会に向かうか、です。
 
こう言ってもわからない人が大多数でしょうけど。
 
中国は早速反論しています。『中国外務省の華春瑩報道官は北京で開いた25日の定例記者会見で、ペンス副大統領の演説は「うそ」であり「傲慢(ごうまん)」だと反論。人権批判を展開したペンス氏は人種差別と貧富の格差という米国の問題を無視していると主張した。華報道官は同副大統領が「中国の統一と国内安定の破壊」を狙っていると批判し、香港と台湾、新疆ウイグル自治区は「内政問題」だと語った。』
 
 
これから、中国によるペンスの追い落としが熾烈を極めるでしょう。
中国は、いろいろなところに圧力をかけ、そしてスキャンダルを捏造してでもペンスを追い落とそうとするでしょうね。
この先、ペンスが挫折させられたら、もう中国の暴走は止められません。
 
 
 
 
 
 
 
24日、対中国政策で演説するペンス米副大統領(ワシントン)=AP
 
ペンス米副大統領は24日、対中国政策についてワシントン市内で演説した。演説の要旨は以下の通り。

私は本日、21世紀の運命の多くを左右する主題である米中関係について話すためにここに来た。トランプ米大統領は政権初期から、より公正で安全、平和な世界を達成するため、率直で公正かつ相互尊重に基づく関係の構築を決意してきた。

 

 

1年前、米国の国益と価値観に最も有害な多くの中国の政策について話した。債務外交や軍拡主義、信仰の抑圧、監視国家の建設、為替操作、自由で公正な貿易と矛盾する貿易政策、強制的な技術移転や産業への補助金などだ。過去の米政権はこれらの乱用を知りながら何もしなかった。

わずか20年未満の間に世界史上最大の富の移転がみられた。過去17年間で中国の国内総生産GDP)は9倍以上成長し、世界第2位の経済大国になった。この成功の多くは米国から中国への投資によるものだ。我々は過去25年間で中国を再建したが、そうした日々は終わった。トランプ氏が3年未満でその物語を永遠に変えた。

米国は現在、中国を戦略的かつ経済的なライバルと認識している。この1年、大統領は過去の失敗を修正し、米中関係をより公正で安定した建設的な針路に定めるために大胆かつ断固とした行動を取った。米国は世界の歴史で最も強い経済を保持している。

数百万人に上る少数民族と宗教的少数派の人々が、彼らの宗教的、文化的なアイデンティティーを根絶しようとする中国共産党の行いに苦しんでいる。

中国にはよりよい未来を望んでいる。だからこそ、この数十年間で初めて米国は中国の指導者に大国の指導者として接している。敬意を持って、しかし一貫性と率直さも持って対応している。

私のハドソン研究所でのスピーチから1年が経過した今、中国は米中の経済関係改善のための意味のある行動をまだ取っていない。その他の多くの問題では、中国の行動はさらに攻撃的でかく乱的になった。貿易面で5月には、数カ月に及ぶ交渉の後にできあがった150ページの合意書を最後になって拒絶した。

■中国、南シナ海で挑発一段と

トランプ大統領は、依然として中国が取引を望んでいると信じている。チリで開くアジア太平洋経済協力会議APEC)首脳会議で第1段階の合意書に署名できることを望んでいる。

しかし、知的財産侵害を止めると2015年に約束したにもかかわらず、中国政府は米国の知的財産の侵害を支援し続けている。麻薬入り医療用鎮痛剤「フェンタニル」を巡っても約束を守らず、何千人もの米国民が毎月命を落としている。中国はかつてない監視国家を構築している。その技術をアフリカ、南米や中東に輸出している。

この1年間で中国の行動は隣国に対してさらに挑発的になってきた。中国は南シナ海を軍事化するつもりはないと言う一方、対艦ミサイルなどを人工島に配置している。東シナ海では、同盟国である日本は中国の挑発に対する緊急発進(スクランブル)の回数が19年は過去最多となる見通しだ。また中国は日本に施政権がある尖閣諸島の周辺水域に60日以上連続で艦船を送り込んだ。中国は広域経済圏構想「一帯一路」を使って世界中の港に足場を築いている。

我が政権はこれからも「1つの中国」政策を尊重していくが、札束外交を使って中国はさらに2カ国も台北から北京に外交的承認を乗り換えさせ、台湾の民主主義への圧力を強化している。国際社会は、台湾への関与は台湾と地域の平和を守るものだということを忘れてはいけない。

中国共産党による自由への嫌悪を最も示したのは、香港の情勢だ。トランプ大統領は米国が自由を支持すると明言してきた。当局が香港の抗議する人たちへの暴力に訴えれば、貿易交渉を妥結するのは一段と困難になると繰り返し明言してきた。米国は引き続き中国に抑制を促す。

■ナイキ、香港問題でビジネス優先

中国共産党は米国の世論に影響を与えようと、米国の企業や映画産業、大学、シンクタンク、研究者、報道関係者、そして自治体や州、連邦政府の役人に見返りを与え、威圧を続けている。中国は米国に不公正な貿易で何千億ドル分もの製品を輸出するばかりでなく、最近は企業の欲を悪用して検閲をも輸出しようとしている。

ナイキは、いわゆる社会正義の擁護者だと自己宣伝している。しかし香港の問題では、その社会的良心を捨てることを選んでいる。中国にあるナイキの店は、中国政府によるヒューストン・ロケッツの幹部のツイッター投稿への抗議に参加し、ロケッツの商品を撤去した。故意に人権侵害を無視する企業文化は進歩的ではなく、抑圧的だ。

米企業やプロスポーツ、プロ選手が検閲を甘受するならば、それは単に誤りではなく非米国的だ。米国の企業は、国内と世界で米国の価値観のために立ち上がるべきだ。

中国の経済的・戦略的行動と、米国の世論を形成しようとする企ては、私が1年前に言った通りになっている。中国は違う米大統領を欲している。それはトランプ大統領指導力が効果を上げていることの究極的な証明だ。米経済は日ごと力強く成長し、中国経済はその代償を支払っている。大統領の戦略は正しい。

大統領は米国は中国との対立を求めているわけではない。我々は公平な競争の場、開かれた市場、公平な貿易、そして我々の価値観の尊重を求めている。我々は中国の発展を抑え込むつもりはない。建設的な関係を望んでいる。

トランプ政権が中国からのデカップリング(分離)を求めているのかと問う人がいる。答えは明確なノーだ。米国は中国への関与と、中国の世界への関与を求めている。しかし、公正さ、相互尊重、国際的な通商ルールに一致した関与だ。

多くの問題にもかかわらず、米国はこれらの問題が中国との実質的な協力を妨げるようなことは許さない。米中の経済関係で長年の懸案である構造改革実現のため、中国と誠意を持って交渉を続ける。トランプ大統領は引き続き合意に楽観的だ。

米中は北朝鮮の非核化実現に向けて協力を継続し、軍縮ペルシャ湾における制裁執行でもさらなる協力があるだろう。米国は引き続き中国とのより良好な関係を求める。米国は対中関係の抜本的な再構築を引き続き追求する。

トランプ大統領習近平国家主席と強い個人的関係を築いてきた。それを基盤に、我々は両国の国民に恩恵を与える関係強化の道の追求を続ける。我々は、米国と中国が平和と繁栄の未来を共有するために協力できる、協力しなければならないと熱烈に信じている。しかし、そうした未来は、率直な対話と誠実な交渉でしか実現できない。

【質疑での応答】

知的財産権の侵害は深刻な問題だ。ある試算によると、米経済は知的財産権侵害で貿易赤字と同じくらいの損失を出している。これらの問題に大統領は引き続き強い姿勢で臨もうとしている。ただ、我々は、経済関係を正すことができれは、それは他の問題に取り組む上での土台を作ることになると信じている。大統領は、この経済関係を正す機会は、米中関係の終わりではなく、新しい関係の始まりであると心から信じている。

 

 

2018年10月4日、米国のシンクタンク、ハドソン研究所にて

 

ペンス副大統領の中国政策に関するコメント
(2018年10月4日ハドソン研究所にて)

Kenさん、温かいご紹介の言葉をありがとうございました。理事会のメンバー、マイケル・ピルスベリー博士、ご来賓の皆様、そして「自由な方法で未来を考える」という使命に忠実である全ての皆様、ハドソン研究所にまた来ることが出来て光栄に思います。

この研究所は、半世紀以上にわたり、「世界の安全保障、繁栄、自由の育成」に貢献してきました。ハドソンの故郷は長年もかけて変化してきましたが、ひとつ変わらなかったことがあります。皆さんは常にその重要な真実を前進させてきましたし、米国のリーダーシップは道を切り開いてきました。

そして本日、国内外におけるリーダーシップの代表である第45代アメリカ大統領、ドナルド・トランプ大統領からの挨拶の言葉から始めましょう。(拍手)

トランプ大統領は政権初期から中国や習近平国家主席との関係を重視してきました。昨年4月6日、トランプ大統領習近平国家主席をマーアーラゴ(訳注:フロリダ州パームビーチにあるトランプ大統領の別荘)に迎えました。昨年11月8日には、トランプ大統領が北京を訪れ、中国の指導者が温かく迎えてくださいました。

過去2年間にわたり、我々の大統領は中国の国家主席と強固な個人的関係を築き、両国は共通の関心事項、最も重要な朝鮮半島の非核化について緊密に協力してきました。

しかし、米国国民が知っておくべきことがあり、そのことをお伝えするために私はここに来ました。それは、中国政府が、政治、経済、軍事的手段とプロパガンダを用いて、米国に対する影響力を高め、米国国内での利益を得るために政府全体にアプローチをかけているということです。

中国はまた、かつてないほど積極的にこの権力を利用して影響力を及ぼし、我が国の国内政策や政治活動に干渉しています。

トランプ大統領のリーダーシップの下、長い間アメリカの指導者たちが提唱してきた原則や政策を生かし、アメリカの指導力をもって中国に対応するための断固たる行動を取ってきました。


昨年12月に発表した「国家安全保障戦略」で、トランプ大統領は「大きな権力競争」の新たな時代について述べました。前述に書いたとおり、諸外国は「地域的にも世界的にもその影響力を再び主張」し、「[米国の]地政学的な優位性に異議を唱え、[本質的に]国際秩序を有利に変えようと」しています。

この戦略でトランプ大統領は、米国が中国に対して新たな対外姿勢を取ることを明らかにしました。我々は、公平、相互主義及び主権の尊重に基づく関係を求め、そのための強力かつ迅速な行動をとってきました。

昨年の中国訪問の際に大統領が述べたように、大統領の言葉を借りれば、「両国の関係を強化し、国民生活を向上させる機会がある」という事です。我々の未来のビジョンは、米国と中国が開放性と友好の精神でお互いに手を結んだ過去の最良の部分に基づいて築かれます。

アメリカ革命戦争時、我々新興国が輸出のための新しい市場を探索した時、中国人は朝鮮人参と毛皮を積んだアメリカ人貿易業者を歓迎しました。

中国がいわゆる「屈辱の世紀」の最中に憤りと搾取に苦しんでいた時、アメリカは参加を拒否し、「自由貿易」政策を提唱しました。それは、中国との貿易を自由化し、中国の主権を守るためです。

アメリカ人宣教師たちが中国に福音(神の言葉)を伝えたとき、彼らはいにしえの豊かな文化と活気ある人々に感動しました。そして彼らは信仰を広めただけでなく、同じ宣教師たちが中国初の一流大学をいくつか設立しました。

第二次世界大戦が勃発したとき、我々は帝国主義との戦いで同盟国として団結しました。そしてその戦争の余波の中で、アメリカは中国が国連の設立メンバーとなり、戦後世界に大きな変化を確実にもたらしました。

しかし、1949年に中国共産党が政権を握った直後から、共産党は独裁主義の拡張政策を追求し始めました。
共に戦ってからわずか5年後、朝鮮半島の山谷で、我々がお互いに(敵として)戦ったことを考えると驚くべきことです。

悲惨な朝鮮戦争でさえ、長い間、両国民を結びつけてきた絆を取り戻そうという相互の願望を少しでも失うことはできませんでした。中国と米国の疎遠な関係は1972年に終わり、その直後に我々は外交関係を再構築し、両国の経済の開放を始めました。米国の大学は、新世代の中国人技術者、ビジネスリーダー、学者、官僚の研修を開始しました。

ソ連の崩壊後、我々は中国の自由化が避けられないものと想定しました。21世紀に入ると、分別のある楽観主義をもって中国に米国経済への自由なアクセスを与えることに合意し、世界貿易機関に加盟させました。


これまでの政権は、中国での自由が経済的だけでなく政治的にも、伝統的な自由主義の原則、私有財産、個人の自由、宗教の自由、全家族に関する人権を新たに尊重する形で、あらゆる形で拡大することを期待してこの選択を行ってきました。しかしその希望は達成されませんでした。

自由への夢は、中国人にとっては未だ現実的ではありません。中国政府はいまだに「改革開放」と口先だけの賛同をしている一方で、鄧小平氏の有名なこの政策はむなしいものとなっています。

過去17年間、中国のGDPは9倍に成長し、世界で2番目に大きな経済となりました。この成功の大部分は、アメリカの中国への投資によってもたらされました。また、中国共産党は、関税、割当、通貨操作、強制的な技術移転、知的財産の窃盗、外国人投資家にまるでキャンディーのように手渡される産業界の補助金など自由で公正な貿易とは相容れない政策を大量に使ってきました。

中国の行為が米貿易赤字の一因となっており、昨年の対中貿易赤字は3,750億ドルで、世界との貿易赤字の半分近くを占めています。トランプ大統領が今週述べたように、大統領の言葉を借りれば、過去25年間にわたって「我々は中国を再建した」というわけです。

現在、共産党は「メイド・イン・チャイナ(Made in China)2025 」計画を通じて、ロボット工学、バイオテクノロジー人工知能など世界の最先端産業の90%を支配することを目指しています。中国政府は、21世紀の経済の圧倒的なシェアを占めるために、官僚や企業に対し、米国の経済的リーダーシップの基礎である知的財産を、あらゆる必要な手段を用いて取得するよう指示してきました。

中国政府は現在、多くの米国企業に対し、中国で事業を行うための対価として、企業秘密を提出することを要求しています。また、米国企業の創造物の所有権を得るために、米国企業の買収を調整し、出資しています。最悪なことに、中国の安全保障機関が、最先端の軍事計画を含む米国の技術の大規模な窃盗の黒幕です。そして、中国共産党は盗んだ技術を使って大規模に民間技術を軍事技術に転用しています。

中国は現在、アジアの他の地域を合わせた軍事費とほぼ同額の資金を投じており、中国は米国の陸、海、空、宇宙における軍事的優位を脅かす能力を第一目標としています。中国は、米国を西太平洋から追い出し、米国が同盟国の援助を受けることをまさしく阻止しようとしています。しかし、彼らは失敗します。

中国もかつてないほど権力を行使しています。中国の船舶が、日本の施政下にある尖閣諸島周辺を定期的に巡回しています。そして、中国の指導者は2015年にホワイトハウスのローズガーデン(での記者会見)で、中国は南シナ海を「軍国主義化する意図はない」と発言した一方で、中国は今日、人工島に建設された軍事基地の列島上に、高度な対艦ミサイルと対空ミサイルを配備しました。


今週、南シナ海で「航行の自由作戦」を実施していた米海軍のイージス駆逐艦「ディケーター」は、45ヤード以内の距離までに中国海軍の艦艇が異常接近するという中国の攻撃的操縦がみられ、衝突回避の操縦を強いられる事態となりました。このような無謀な嫌がらせにもかかわらず、米国海軍は、国際法の範囲で、また米国の国益が要求するところであればどこでも、飛行、航海、作戦行動を続けていきます。我々は威圧されたり、撤退したりすることはありません。(拍手)

アメリカは、経済の自由化が中国を我々と世界とのより大きなパートナーシップに導くことを期待していました。それどころか、中国は経済的な攻撃を選択し、その結果、拡大する軍事力を勢いづかせました。

我々が望んでいたように、中国は自国の人々の自由を拡大する方向に進んでいません。しばらくの間、中国政府はより大きな自由と人権の尊重に少しずつ歩み寄っていました。しかし、ここ数年、中国は自国民に対して、統制と抑圧に向けて急激な転換をしました。

今日、中国は他に類を見ない監視国家を築いており、時に米国の技術の助けを借りて、ますます拡大し、侵略的になっています。彼らが「グレートファイアウォール(インターネット検閲)」と呼ぶものも同様に厳しくなり、中国人への情報の自由なアクセスを大幅に制限しています。

そして2020年までに、中国の支配者たちは、人間の生活の事実上すべての面を支配することを前提とした、いわゆる 「社会的信用スコア」 と呼ばれるジョージ・オーウェル式のシステムを実施することを目指しています。
同プログラムの公式青写真によれば、「信用できない者が一歩も踏み出せないようにしながら、信用できる者が天下を歩き回ることを許可する」というものです。


宗教の自由に関して言えば、中国のキリスト教徒、仏教徒イスラム教徒に対する新たな迫害の波が押し寄せています。

中国政府は先月、中国最大級の地下教会を閉鎖しました。全国的に、当局は十字架を取り壊し、聖書を燃やし、信者を投獄していています。そして、中国政府は、明白な無神論者である共産党カトリック司教任命という直接的な関与についてバチカンと合意に達しました。中国のクリスチャンにとって、これらは絶望的な時代です。

中国はまた、仏教も厳しく取り締まっています。過去10年間で、150人以上のチベットの僧侶が、中国による信仰と文化への弾圧に抗議するために焼身自殺しました。そして新疆ウイグル自治区では、共産党が政府の収容所に100万人ものイスラム教徒のウイグル人を投獄し、24時間体制で思想改造を行っています。その収容所の生存者たちは自らの体験を、中国政府がウイグル文化を破壊し、イスラム教徒の信仰を根絶しようとする意図的な試みだったと説明しています。

しかし、歴史が証明するように、自国民を抑圧する国がそこにとどまることはほとんどありません。そして、中国政府もまた、より広い世界に範囲を広げることを目指しています。ハドソンのマイケル・ピルスベリー博士が書いたように、 「中国は米国政府の行動と目標に反対してきました。確かに、中国は米国の同盟国や敵と独自の関係を築きつつあり、それは中国のいかなる平和的、生産的意図とも矛盾しています」。

実際、中国はいわゆる「借金漬け外交」を利用してその影響を拡大しています。今日、中国は、アジアからアフリカ、ヨーロッパ、さらにはラテンアメリカ政府へのインフラローンに何十億ドルもの資金を提供しています。しかし、これらの融資条件は良くても不透明であり、常にその利益は中国に圧倒的に流れています。

スリランカに聞いてみてください。同国は、商業的価値があるかどうか疑問の余地のある港を中国の国営企業が建設するために巨額の負債を負いました。2年前、その国はもはや支払いの余裕がなく、中国政府はスリランカに新しい港を中国の手に直接引き渡すよう圧力をかけました。それはまもなく、中国の成長する遠洋海軍の将来的な軍事基地になるかもしれません。


西半球で、中国政府は、自国の人々を抑圧してきたベネズエラの腐敗した無能なマドゥロ政権の生命線を拡張しました。彼らは、石油で返済するという疑問の残るローンに50億ドルを約束しました。中国はまた、同国最大の債権国でもあり、同国の民主主義が消滅しても、500億ドル以上の債務を抱えるベネズエラ国民を苦しめています。中国はまた、中国の戦略目標に対応することを約束する政党や候補者を直接的に支援することによって、一部の国の政治に影響を与えています。

中国共産党は昨年から、中南米3カ国に対し、台湾との関係を断ち切り、中国を承認するよう説得しています。これらの行動は台湾海峡の安定を脅かすものであり、米国はこれを非難します。米国政府は、3つの共同声明や台湾関係法に反映されているように、 「一つの中国政策」 を尊重し続ける一方で、台湾の民主主義への支持は、全中国人にとってより良い道であると常に信じています。(拍手)

現在では、中国が世界中で戦略的利益を推進しようとしている方法のほんの一部にすぎず、その勢いと洗練度は増しています。しかし、歴代政権は中国の行動をほとんど無視してきました。そして、多くの場合、中国に有利に導いてきました。しかし、そうした日々は終わりです。

トランプ大統領のリーダーシップの下、米国は新たな国力で我が国の利益守ってきました。

我々は世界史上最強の軍隊をさらに強化してきました。今年初め、トランプ大統領は、ロナルド・レーガン以来最大の国防費の増額する法案に署名し、7160億ドルを投じて米軍の兵力をすべての領域に拡大しました。

我々は核兵器の近代化を進めています。我々は、新たに最先端の戦闘機や爆撃機を配備し、開発しています。新世代の航空母艦と軍艦を建造中です。我々はかつてないほど我々軍隊に投資しています。これには、宇宙における米国の優位性を維持するために米国宇宙軍を設立するプロセスを開始することも含まれています。また、敵に対する抑止力を構築するために、サイバー世界における能力を向上させるための措置を講じています。

トランプ大統領の指示により、我々は中国製品への2500億ドルの関税も実施していますが、最も高い関税は、特に中国政府がキャプチャーし、コントロールしようとしている先進産業を対象としています。また、大統領も明らかにしているように、公正かつ互恵的な合意がなされない限り、我々はさらに多くの関税を課し、その数を実質的に2倍以上増やす可能性があります。(拍手)

これらの行動―米国の強さの行使―は大きな影響を与えました。中国最大の証券取引所は今年の最初の9カ月で25%減少しましたが、これは主に我々の政権が中国の貿易慣行に強く立ち向かったためです。


トランプ大統領が明らかにしたように、我々は中国の市場が苦しむことを望んでいません。実際、我々は彼らが繁栄してほしいです。しかし米国は、中国が自由で公正かつ互恵的な貿易政策を追求することを望んでいます。そして我々は彼らがそうすることを要求し続けるでしょう。(拍手)

悲しいことに、中国の支配者たちはこれまでその道を踏み出すことを拒否してきました。中国政府は、トランプ大統領の強硬な姿勢を受けて、包括的かつ組織的なキャンペーンを展開し、大統領への支持、米国のアジェンダ、米国の最も大切な理想を損ねているということを米国国民は知っておくべきです。

本日は、中国の国内での行動について、我々が知っていることをお伝えしたいと思います。そのうちのいくつかは諜報活動の評価から得たもので、一部は公開されています。しかし、これらはすべて事実であります。先ほど話したように、中国は影響力を高め、利益を得るために政府全体へのアプローチを採用しています。米国の国内政策と米国の政治に干渉するために、より積極的かつ強制的な方法でこの権力を活用しています。

中国共産党は、米国企業、映画会社、大学、シンクタンク、学者、ジャーナリスト、地方、州、連邦当局者に見返りの報酬を与えたり、支配したりしています。

最悪なことに、中国はアメリカの世論、2018年の選挙、そして2020年の大統領選挙につながる情勢に影響を与えようとする前例のない取り組みを始めました。率直に言って、トランプ大統領のリーダーシップは機能しています。中国は別のアメリカ大統領を望んでいます。

中国が米国の民主主義に干渉していることは間違いありません。トランプ大統領が先週述べたように、我々は大統領の言葉を借りれば、「中国が今度の[中間]選挙に介入しようとしていることがわかった」ということです。

我が国の情報機関は、「中国は米国の州や地方政府、政府関係者を標的にして、連邦政府と地方政府の間のあらゆるレベルの政策を利用しようとしている。中国の政治的影響力を高めるために、貿易関税のような分裂させる問題を利用している」と述べています。

6月には、中国自身が「プロパガンダと検閲通知」と題する機密文書を回覧しました。戦略を示したのです。それには、彼らの言葉で、中国はアメリカ合衆国で「正確かつ慎重にストライキを行い、異なる国内グループを分裂させなければならない」と述べていました。

そのために、中国政府は、米国人の対中政策認識を変えるために、秘密工作やフロントグループを動員し、プロパガンダ放送を流しました。我が国の情報機関の上級職員が今週私に語ったところによると、中国が米国内でやっていることに比べればロシア人が行っていることはたいしたことではないとしています。そして、アメリカ人はそのことを知っておくべきです。


中国政府高官もまた、中国での事業を維持したいという彼らの願望を利用して、我々の通商措置を非難するようビジネスリーダーに働きかけています。最近の例では、米国の大企業が米国政府の政策に反対する発言をしなければ、中国はその企業の事業許可を認めないと脅しました。

また、中間選挙に与える影響については、我々の関税に反応した中国の関税を見るだけでよいでしょう。これまでに中国が課した関税は、2018年の選挙において重要な役割を果たす産業と州を特に対象としていました。ある推計によると、中国がターゲットとした米国の郡の80%以上が2016年にはトランプ大統領と私に投票しました。現在、中国はこれらの有権者を我々の政権に反対させようとしています。

中国は米国の有権者にも直接訴えています。先週、中国政府は、駐中米国大使の故郷の州の地元紙デモイン・レジスターに複数ページのPR記事を挿入するために代金を支払いました。この州は、2018年(中間選挙)と2020年(大統領選)に重要な州です。この付録記事はニュース記事のように見えるようにデザインされており、我々の貿易政策をアイオワ州の人にとって無謀であり有害であるとしています。

幸いなことに、米国人はそのことを信じていません。例えば、米国の農民はこの大統領を支持し、彼が取った強い姿勢からの実際の結果を見ています。その中には、今週の米国-メキシコ-カナダ協定(USMCA)が含まれています。この協定では、北米市場を米国製品に実質的に開放しています。USMCAは米国の農家と米国の製造業者にとって大きな勝利です。(拍手)

しかし、中国の行動は、我が国の政策と政治に影響を及ぼすことだけに集中しているわけではありません。中国政府はまた、米国企業への影響力を高めるために、その経済的影響力と巨大市場の魅力を利用する措置を講じています。

中国政府は現在、中国で事業を展開する米国のジョイントベンチャーに対し、彼らが言うところの「党組織」を自社内に設置することを要求しており、その結果、共産党に雇用や投資に関する決定に対して発言権を与えるとともに、おそらく拒否権を与えることになります。


中国当局はまた、台湾を明確な地理的実体として描いたり、中国のチベット政策から外れていたりする米国企業を脅しています。中国政府はデルタ航空に対し、同社のウェブサイトで台湾を「中華人民共和国の省」と呼んでいないことを公式に謝罪するよう強要しました。そして、チベットに関するツイートを単に好んでいただけの米国人従業員を解雇するようマリオットに圧力をかけました。

そして中国政府は、ハリウッドが中国を絶対的に肯定的に描くよう、いつも要求しています。応じないスタジオやプロデューサーは罰せられます。中国政府の検閲は、中国を批判する映画をすぐに編集したり違法としたりします。映画「World War Z」では、中国原産のウイルスという部分についての台本をカットしなければなりませんでした。映画「レッド・ドーン」は、悪党を中国人ではなく北朝鮮人にするためにデジタル編集されました。

しかし、ビジネスやエンターテイメントだけでなく、中国共産党はまた、米国率直に言って世界中のプロパガンダ機関にも数十億ドルを費やしていいます。

China Radio Internationalは現在、米国の主要都市を中心に30以上の店舗で北京向け番組を放送しています。China Global Television Networkは7500万人以上のアメリカ人にリーチしており、その進軍命令を共産党の指導者から直接受けています。中国の最高指導者がネットワークの本部を訪問した際に述べたことを引用します。
「党と政府が運営するメディアはプロパガンダの前線であり、党の名前を持たなければならない」

このような理由と、先月司法省がそのネットワークを外国の工作機関として登録するよう命じたという事実があります。

共産党はまた、深く詮索しすぎた米国人ジャーナリストの中国人家族を脅し、拘禁しました。また、米国のメディア機関のウェブサイトを遮断し、ジャーナリストビザを取得するのを困難にしました。これは、ニューヨーク・タイムズ紙が一部の中国指導部の富に関する調査レポートを掲載した後に起きました。

しかし、中国共産党が検閲文化を助長しようとしているのはメディアだけではありません。同じことが学界全体にも当てはまります。

アメリカのキャンパスに150以上の支部がある中国人の学生と学者協会を見てください。これらの団体は、米国に留学している43万人以上の中国人の一部のために、社会的なイベントの開催を支援しています。彼らはまた、中国人の学生や米国の学校が共産党の路線から外れた場合、中国の領事館や大使館に警告します。

メリーランド大学で最近、中国人学生が、自分の卒業式でこう言ったのです。アメリカの「言論の自由の新鮮な空気」と。
共産党機関紙は、すぐに彼女を非難しました。彼女は、中国の厳格に管理されたソーシャルメディアで猛烈な批判の犠牲者となり、故郷の家族は嫌がらせを受けました。大学自体は、中国との交流プログラムが大量にあったものがわずかなものに急激に変化しました。

中国は他の方法で研究機関への圧力をかけています。中国政府は、大学、シンクタンク、学者に寛大な資金を提供しており、共産党が危険だと感じたり、不快だと感じたりするような考えを避けることを理解しています。特に、中国の専門家たちは、彼らの研究結果が中国政府の主張と矛盾している場合、ビザ発給が遅れたり拒否されたりすることを知っています。

また、ハドソン研究所が直接発見したように、中国からの資金提供を避けている学者やグループでさえ、中国の標的にされています。中国政府が好まない講演者を招待すると申し出た後、みなさんのウェブサイトは上海からの大規模なサイバー攻撃を受けました。ハドソン研究所は、中国共産党が今日の米国での学問の自由と言論の自由を破壊しようとしていることを、多くの人より良く知っています。

これらの行動やその他の行動は、全体として、米国の世論や政策をドナルド・トランプ大統領主導の「アメリカファースト」から切り離そうとしているものです。

しかし、中国の支配者に対する我々のメッセージはこうです:この大統領は引き下がることはありません。(拍手)アメリカ国民は惑わされません。我々は、中国との関係改善を期待しつつも、我々の安全保障と経済のために引き続き強い態度を維持します。


現政権は、米国の利益、米国の雇用、米国の安全保障を守るため、断固とした行動をとり続けていきます。

米軍の再建に伴い、インド太平洋全域で米国の利益を主張し続けます。

我々は、中国の貿易慣行に対応しつつ、自由で公正かつ互恵的な中国との経済関係を引き続き要求していきます。我々は、我が国の経済を開放したのと同様に、中国が貿易障壁を撤廃し、その義務を果たし、経済を完全に開放することを要求します。

我々は、米国の知的財産の窃盗が完全に終了するまで、中国政府に対して行動を続けるつもりです。そして、中国政府が強制的な技術移転という略奪的な慣行を止めるまで、引き続き断固とした態度をとるでしょう。我々は米国企業の私有財産権を保護します。(拍手)

そして、自由で開かれたインド太平洋というビジョンを前進させるために、インドからサモアに至るまで、地域全体で価値観を共有する国々との間に、新たなより強固な絆を築いています。我々の関係は支配ではなく、パートナーシップの上に築かれた尊敬の精神から生まれています。

先週トランプ大統領が韓国との貿易協定の改善に署名したように、我々は二国間ベースで新たな貿易協定を締結しています。日本との自由貿易協定の歴史的な交渉をまもなく開始します。(拍手)

また、国際開発・金融プログラムの合理化を進めていることを報告します。我々は、中国の借金漬け外交に代わる公正で透明な選択肢を外国に与えるでしょう。実際、トランプ大統領は今週、BUILD Act (建設法) に署名する予定です。

来月、シンガポールASEANAPECパプアニューギニアで米国を代表することを名誉に思います。そこで私たちは、インド太平洋地域を支援するための自由でオープンな新しい対策とプログラムを発表する予定です。そして大統領の代理として、インド太平洋へのアメリカのコミットメントがこれまでにないくらい強いものであったというメッセージを伝えます。(拍手)

より身近なところでは、つい最近、我が国の利益を守るために、我々は外国投資委員会であるCFIUSを強化し、国家安全保障を中国の略奪行為から守るために、米国への中国の投資に対する我々の監視を強化しました。

そして、米国の政治・政策に対する中国政府の悪意ある影響力と干渉については、それがどのような形であろうと、引き続き暴露していくつもりです。我々は、社会のあらゆるレベルの指導者と協力して、国益と最も大切にされている理想を守ります。米国国民が決定的な役割を果たすでしょう。

我々がここに集まっているように、アメリカ中に新しいコンセンサスが生まれています。知的所有権を放棄したり、中国の抑圧を助長したりすることを意味するのであれば、さらに多くの企業家たちが、次の四半期以降を考え、中国市場に参入することについてためらっています。しかし、もっと多くの人がこの後に続かなくてはなりません。例えば、Googleは、共産党による検閲を強化し、中国の顧客のプライバシーを侵害する「Dragonfly」アプリの開発を直ちに終了すべきです。(拍手)

さらに多くのジャーナリストが、我々の社会の中で、中国がどこで干渉しているのか、またその理由を深く掘り下げ、恐怖や好意を持たずに真実を報道することは素晴らしいことです。そして、米国や世界の報道機関がこの取り組みにより一層加わることを期待しています。

また、より多くの学者が強硬に発言し、学問の自由を守り、より多くの大学やシンクタンクが全ての金には要求が伴うことを認識し、楽に手に入る中国の金を拒絶する勇気を奮い起こしています。そして、彼らの地位が向上することを確信しています。

そして米国全土で、米国国民は警戒心を強めており、米国政府の行動と、中国との経済・戦略的関係をリセットする大統領のリーダーシップに対する新たな感謝の意を表しています。アメリカ人は、アメリカファーストを掲げる大統領を強く支持しています。

そして、トランプ大統領のリーダーシップの下、アメリカは最後までやり遂げると断言します。中国は、米国民と両党に選出された当局が解決されたことを知るべきです。


米国の国家安全保障戦略は次のように述べています。
「競争は必ずしも敵意を意味するものではない」ということを忘れてはならないし、そうする必要もないと。
大統領は、我々の繁栄と安全が共に成長する中国との建設的な関係を望んでいることを明確にしました。中国はこのビジョンからさらに遠ざかっていますが、中国の支配者たちが、方針を変更し、数十年前のこの関係の始まりを特徴づけた改革と開放の精神にまだ戻ることはできます。アメリカ人はこれ以上何も望みません:中国国民には計り知れない価値があります。

中国の偉大な作家である魯迅は、自分の国を嘆いて「外国人を卑下するか聖人としてみなすか」と書きましたが、「同等だ」とは決して書きませんでした。今日、米国は中国に手を差し伸べています。そして、中国政府がすぐに、米国に対する新たな敬意で言葉ではなく行動してくれることを望んでいます。しかし、安心してください。中国との関係が公平、相互、そして主権の尊重が基礎となるまで、我々は態度を弱めません。(拍手)

「人間は現在しか見ないが、天は未来を見る」という古代中国の諺があります。将来に向け、我々は決意と信仰を持って平和と繁栄の未来を追求しましょう。トランプ大統領のリーダーシップとビジョン、そして彼が中国の最高指導者と築いた関係への信頼、アメリカ人と中国人と変わらぬ友情への信頼、そして、天が未来を見るという信仰、そして神のお恵みによって、アメリカと中国はともにその未来を満たすでしょう。

ありがとう。神のご加護がありますように。

アメリカ合衆国に神のご加護がありますように。(拍手)

 

 

 

 

 

 

id:owl22  

ショーシャンクさん、こんばんは。 たくさんの情報をありがとうございます。 今年の演説は香港や「フェンタニル」の問題も加えられていましたが、去年の演説は出た時は、とても衝撃的だったのでしょうね。私は、まったく知りませんでした。(本当に恥ずかしいです) 全部的を得ていて、「知的財産の窃盗」とかハリウッド・学会などを「検閲文化」、「中国安全保障期間が窃盗の黒幕」など、言葉も躊躇なく、驚きました。 一番驚いたのは、バチカンとのカトリック司教任命の合意でした。こんなことあったのですね。中国はバベルの塔を建てられると思っていると思っているのかもしれないし、民族への行為はいつもナチスを彷彿させます。 日本の政治、籠池息子が森友事件が安倍政権破壊目的だったと暴露しているのに、今国会も一大臣の香典費で国会の重要議題審議時間を潰し、情けなくなります。ODAがやっと終わったのに、恩をあだで返すような南シナ海問題。ペンス副大統領やBBCのキャスターのような人材が日本にも必要だと思いますが、本当に日本の未来、心配です。天は日本にどんな未来を見ているのでしょう?
 
 
owlさん、おはようございます。
日本にはペンスのような政治家は出てこないでしょうね。
理念や哲学がなく、自由への希求や人権という意識がほとんどないからです。
香港の人たちがあれほど危険なデモをしているのは、自由への希求です。
香港がこのまま中国に飲み込まれたら、拷問による統治となってしまうからです。
また、日本人は歴史に疎いのです。
ヒトラーが悪いと思う人はほとんどのようですが、びっくりすることに、中国の文化大革命を文化を奨励した運動だと思っている人も多いのです。
実はヒトラーどころではないのに。
 
中国は大きな市場になりましたので、中国で儲けている会社は非常に多いのです。
ですから、日本では、ペンスのような政治家は出てこないでしょう。
 
トランプも同盟国を軽視しています。マティスはそれで離れていきました。
トランプには人権意識は希薄で、金正恩とウマが合う性格なのです。
 
もうトランプには期待しません。
ウクライナゲートでトランプ辞任で、ペンスが大統領というシナリオでいいと思っています。
 
安倍政権にも期待しません。結局、経団連財務省の言いなりの政策ですので。
これではまた、オバマ時代のように中国が覇権へと突き進む手助けをするようになります。
 
さいわい、イギリスのボリス・ジョンソン首相が、自由貿易協定ができるブレグジットにかなり近づいていっています。
これには期待します。
 
 
id:mariy22  
ショーシャンクさん こんばんは 昨日トランプさんが重大な発表があると言う事で、なんだろうと思ってました。 ISの指導者バクダディが米の急襲を受け自爆したとのアナウンス。 これでイスラム過激派全体が勢いが失せるでしょうか? トランプさんは世界安全になると言ってますが指導者を失った事で残党の報復がないのか危惧してます。 アナウンス発表のトランプさんの御満悦な顔、コメントが大人げない発言ガッカリです。 丸で映画を観てるようだったとか・・。 ショーシャンクさんがペンス副大統領を推される事わかります。ペンス副大統領に次期大統領として私も期待したいです。
 
まりさん、おはようございます。
トランプは理念がなく、好き嫌いが激しく称賛が欲しいだけの人間のように思えます。
自分の自慢話にしか興味のない人間なのでしょう。
そして、いまは、来年の大統領選のことしか考えていません。
中国と安易な妥協をしてしまったのも選挙対策です。
ウクライナゲートも、ライバルの民主党候補ジョー・バイデンをやっつけるためです。
自分の選挙対策のために、国として他国に圧力をかけたのですから、トランプの本質がよくわかる出来事です。
トランプは自分の選挙対策に、国の政策を使いすぎです。
中国との安易な妥協も裏で何か取引があったのではないかと思えてしまいます。
ウクライナゲートで辞任してくれることを願います。